
証券セールス(以下 S): いや〜今年は年初から凄いことになっているな。いきなり日経平均が2000円高、衆院解散報道で1600円高って??? その後トランプのグリーンランドリスクで急落、また急反発、なんか「波高しは天底の兆し」という格言を思い出す。
日本株価が米国時間で決められている。バブルの頃「株価は夜作られる」という法則があったけど、今は「株価はアメリカで作られる」って?
ファンドマネージャー(以下 F): バブルの頃は政治家や大手投資家が夜の飲み会で翌日何を買うかを決め、その通りに翌日の市場が動くと言われたけど、今はアメリカ時間で決まる。でも、これだから株投資は面白い、全く考えても見なかったことが市場では簡単に起こる。
S: 株価はアメリカで作られる。為替も円債も同じ?
F: ヘッジファンド連中が束になって仕掛けた感じがする。日本株ロング+円ショート+円債ショートも組み合わせなのだろう。彼らは日本株を3%動かせば国内投資家が追随しなければならなくなることを知っている。先に仕掛け、煽り煽って、国内勢が追随したところで大幅利食いをする気なのだろう。
S: 国内投資家はビックリしているだけで、そんなに追随買いをしてるような感じはしないだけど。年初のメモリー価格上昇でレガシー半導体株(昔ながらのDRAM関連)は国内勢も一気に乗ったと思うが、高市トレードはどうかな?
F: 高市トレードはリスクが高い。高市さんの思惑は自分が圧倒的に勝利することで、麻生氏も吉村氏も野田氏も玉木氏も排除したいと考えているはずだ。思惑通り圧倒的勝利が得られば「強い政権」で相場は一段と上がるかもしれないが、思惑通り勝てなければ「弱い政権」で財政赤字の急拡大、日本円の信認の低下がネガティブに捉えられギィクシャクする可能性もある。
S: 強い政権を目指す「鉄の女」高市さんが全面に出てくれるといいけど・・。ヘッジファンドの連中も選挙前に利食いたかっただろうが、トランプが欧州への強行な関税脅しで米株が下落しタイミングを失った。
F: 日経平均の予想PERはすでに大台の20倍に乗せ、配当利回りは1.7%に低下、10年金利が2.1%に比べ40bpも下回っている。利回りを求めるなら債券、特に事業債の方が魅力的だ。とても株に長期投資をできる水準とは思えない。長期投資家のネット買い越しが大きく減ってくる水準だとみている。
S: TOPIX月足は陽線がこの1月で9本連続になる。過去を見ると月足の陽線は9〜12本ぐらいが限界だった。この2月にも限界がくるかもしれない。ちょっとビビるな〜 高所恐怖症が拭えない。でも今は証券会社のストラテジスト全員が強気、どうなのだろう?
F: 昨年9月の高市トレードは海外筋が株価を持ち上げて10月末に株価がピークを打った。その間、わずか1ヶ月。今回1月初の仕掛けがどうなるのか、2月初が急所になる可能性がある。となると、昔ながらの「節分天井」が見られるかもしれない。
S: 節分天井ってもう死語じゃない? 御祝儀相場で年初から株価が持ち上げられると、ちょうど節分の頃、買いが息切れして止まる。こうした昔ながらの季節性だが、今年は年初から半導体上昇、衆院解散の急伸と御祝儀的な爆買いが続いた、この意味では息切れも考えられるね。
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