
インフレは高齢者の敵だ。
インフレで何もかも値上げされるのに、年金は物価スライドがあったとしてもわずかしか増えない。
当然、実際に使えるお金の価値が減少してしまう。
何年か前、老後3000万円問題があった。
これは「老後安心して生活していくには年金以外に3000万円の貯蓄を持つ」必要があるというものだったと記憶しているが、インフレによってこの虎の子3000万円も価値が目減りする。
簡単に試算してみる。
70歳でリタイヤし、その後20年生きるとすると・・・
インフレ2%の前提では20年後の貯金3000万円は2018万円の現在価値しかない、インフレ3%では1661万円の現在価値とインフレの目減りが大きい。
老後3000万円を目標にしている家庭は、インフレ2%を想定すると4000万円以上、インフレ3%なら4400万円以上の貯金を持つ必要が出てくる。
インフレが続く想定では「老後3000万円」では全く足りない。
ではどのぐらい貯金すれば、老後の安心を得られるのだろうか?
仮に3000万円の貯金なら、年150万円づつ取り崩すと20年は大丈夫だが、インフレがあると10年ちょっとで貯金が枯渇する。
4000万円持っている人は、その貯金に合わせて生活レベルも上がているので結局は同じことだろう。
貯金を多く持っていて、ケチケチの貧乏生活に耐えれる家庭だけは大丈夫だ。
でも、筆者は問題解決は別のところにあるように思う。
70歳上のリタイア組も定期的なキャッシュフローを得ることが特に重要になる。
無職の年金生活で貯金を取り崩すタケノコ生活は絶対に避けるべきだ。
簡単なバイトで毎月数万円を稼ぐだけで、年金+バイト代で貯金の取り崩しを相当に防げる。
こうした努力の他に、運用でキャッシュフローを稼ぐ方法もある。
長期的インフレ時代となれば、金利も上昇しているはずで2%〜3%の金利を上手に運用することで老後の安心が得られる。
退職後の年金生活でも運用して金利を得ることがキーになる。
インフレ=高金利であり、借金の利払いが大変になる一方、運用収益も金利上昇で上がる。
このバランスをうまく取ることが解決の糸口になるかもしれない。
次回、「インフレ時代の老後対策」を考えてみたい。
PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S
過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5
正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本

https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0
ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD
需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM
にほんブログ村






















