プライム市場売買代金、5日移動平均、25日移動平均

日経ボラティリティインデックス(VI)

上の二つのチャート、売買代金とボラティリティが市場のピーク/ボトムを暗示することがある。
例えば、24年8月5日「令和のブラックマンデー』と呼ばれ、日銀利上げと米景気悪化懸念で日経平均が4451円(12.9%)の急落、この時、日経VIが70.6%に急騰し、売買代金が5日移動平均で7兆1636億円と急拡大した。
また、25年4月7日トランプの「解放の日」だが、この時日経平均が2646円(7.83%)の急落、この時、日経VIが58.39%に急騰し、売買代金6兆1387億円に急増した。
日経VIの急上昇と売買代金の急増は「典型的なセリング・クライマックス」、はっきりとしたトレンド反転になった。
日経VIの上昇と売買代金の増加が同時に起こる場面は気をつける必要がある。
こうした現象は株価のボトムで生じることが多いにしても、高値圏でも現れることもある。
今回のイラン戦争後のAI関連中心の上昇局面では売買代金の急増と日経VIの連続高値が見られた。
何かしら、需給のスパイクが起こっていたと考えられる。
①売買代金5日移動平均は6月に2回のピーク。
1回目は6月4日で10.55兆円、2回目は24日の10.51兆円。
いずれも10兆円を超える歴史的な高水準を記録した。
その後は、徐々に減少し7月6日現在では9.24兆円まで1兆円以上減少した。
半導体株の売買代金を見ると・・・
ピーク売買代金 直近売買代金
キオクシア 4.64兆円(6/24) 3.27兆円(7/6)
ソフトバンクG 1.13兆円(6/2) 1985億円(7/6)
東京エレク 4593億円(6/19) 2052億円(7/6)
一番人気キオクシアはピーク売買代金4.6兆円に対して、現在3.2兆円と3割減少にとどまった。
しかし、SBGの売買代金は8割減少、東京エレクトロンも5割減少。
主力銘柄の売買代金の減少は「高値で買い付いた投資家が売り場を失った」状況を示している。
早めにピーク売買代金を越すような株価上昇がないと、売り場を失った投資家が増え需給が悪化する。
②日経VI(ボラティリティ)のスパイク(急上昇)
基本的に30%水準以上の高止まりが続き、6月29日には43.3%と40%台にスパイクした。
7月6日現在では37.3%と高い水準が続いている。
売買代金の継続的な低下は投資意欲の低下を見ているのだろうし、ボラティリティの高止まりは投資家の警戒感の高まりを意味している。
早いタイミングで主力半導体株の売買代金が回復しないと、投資家の売買回転が効かず、荷持たれ感が強まってしまう。
そんな時に日経VIが急上昇するようなことがあれば、市場の短期的な混乱を引き起こすかもしれない。
日経VIには注目している。
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日経ボラティリティインデックス(VI)

上の二つのチャート、売買代金とボラティリティが市場のピーク/ボトムを暗示することがある。
例えば、24年8月5日「令和のブラックマンデー』と呼ばれ、日銀利上げと米景気悪化懸念で日経平均が4451円(12.9%)の急落、この時、日経VIが70.6%に急騰し、売買代金が5日移動平均で7兆1636億円と急拡大した。
また、25年4月7日トランプの「解放の日」だが、この時日経平均が2646円(7.83%)の急落、この時、日経VIが58.39%に急騰し、売買代金6兆1387億円に急増した。
日経VIの急上昇と売買代金の急増は「典型的なセリング・クライマックス」、はっきりとしたトレンド反転になった。
日経VIの上昇と売買代金の増加が同時に起こる場面は気をつける必要がある。
こうした現象は株価のボトムで生じることが多いにしても、高値圏でも現れることもある。
今回のイラン戦争後のAI関連中心の上昇局面では売買代金の急増と日経VIの連続高値が見られた。
何かしら、需給のスパイクが起こっていたと考えられる。
①売買代金5日移動平均は6月に2回のピーク。
1回目は6月4日で10.55兆円、2回目は24日の10.51兆円。
いずれも10兆円を超える歴史的な高水準を記録した。
その後は、徐々に減少し7月6日現在では9.24兆円まで1兆円以上減少した。
半導体株の売買代金を見ると・・・
ピーク売買代金 直近売買代金
キオクシア 4.64兆円(6/24) 3.27兆円(7/6)
ソフトバンクG 1.13兆円(6/2) 1985億円(7/6)
東京エレク 4593億円(6/19) 2052億円(7/6)
一番人気キオクシアはピーク売買代金4.6兆円に対して、現在3.2兆円と3割減少にとどまった。
しかし、SBGの売買代金は8割減少、東京エレクトロンも5割減少。
主力銘柄の売買代金の減少は「高値で買い付いた投資家が売り場を失った」状況を示している。
早めにピーク売買代金を越すような株価上昇がないと、売り場を失った投資家が増え需給が悪化する。
②日経VI(ボラティリティ)のスパイク(急上昇)
基本的に30%水準以上の高止まりが続き、6月29日には43.3%と40%台にスパイクした。
7月6日現在では37.3%と高い水準が続いている。
売買代金の継続的な低下は投資意欲の低下を見ているのだろうし、ボラティリティの高止まりは投資家の警戒感の高まりを意味している。
早いタイミングで主力半導体株の売買代金が回復しないと、投資家の売買回転が効かず、荷持たれ感が強まってしまう。
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