
高市さんの改造内閣が発表された。
高市さんは事前に自民党議員にアンケートを配布し、その回答を読み込んで人事を決めたという。
なんか、サラリーマン時代にあった「自己申告書」に似ていると思った。
この自己申告書はサラリーマンが自己アピール、働きたい部署、やりたい仕事を書いて上司に提出する。
若い頃から、毎年一度は自己申告書を提出してきた。
どう使われている全くわからなかったが、10年程度経ち、自分が上司になり部下の自己申告書を読む立場になるとよく分かった。
その頃、昔の上司とたまたま会った時・・・
筆者「自己申告書ってどう使っています?」
上司「過剰なアピールばかりで使えないな。」
筆者「それでも希望の仕事や部署への異動の参考にしますか?」
上司「全然。むしろ、上司への反感や異論を読むんだ。」
筆者「ネガティブ・チェックですね。」
上司「そう。都合の悪い社員を見つけるにはちょうどいいんだ。」
おそらく、高市さんも同じじゃないかと思う。
自民党議員のアンケートを通じて、個々人の高市さんへの忠誠度を判断したのじゃないか?
そして、考え方が異なる林氏、言うことを聞かない石井氏を外し、都合の良い安倍派の裏金議員を積極的に内閣に入れた。
安倍派がなくなり、自分の派閥を持たない高市さんの、来年の総裁選に向けた戦略のような感じがする。
自民党議員の忠誠心をテストし、その結果、使える人材は裏金議員だろうが他派閥だろが関係なく登用しポストという餌を与える。
そして総裁選で高市支持を増やす。
昔のサラリーマン上司と何も変わらない。
政治家なんてこんなもの・・といえばそれっきりだが。
サラリーマンと違い、国民の税金を使う立場にいる内閣、その責任は重い。
鉄の女、公約を絶対視して「責任ある積極財政」「2年間消費税1%」「副都心構想」「議員定数削減」に取り組む。
公約を実現するのはいいが、政策に矛盾点が多く効果は見込めない。
財政拡張をすると円安要因になり、為替介入で円高を進めても効果は相殺されてしまう。
ベッセント氏も「リフレ政策はやめろ」と怒るほど、矛盾点が大きい。
消費税1%も2年限定では消費者の節約指向は変わらないし、2年後の税率引き上げで大きなマイナス効果が出る。
積極財政で概算要求を青天井にするにしても、140兆円の概算要求は、その中にかなりの金額で無駄がある可能性がある。
税金や補助金をより多く受け取りたい人は中国人だけでなく日本人にも多いから、大きな予算は大きな無駄遣いを誘発する。
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