
「節分天井ー彼岸底」の新しい仮説を検討してみたい。
第一のポイント・・・強い季節性を持っていたインフルエンザウィルスと同様に、新型コロナも季節性を持っているという仮説だ。
初冬に感染が始まり、2~3月にウィルスの拡散がピークに達する、そして暖かくなると減少するというインフルエンザ・サイクルが新型コロナでもいえるのかどうか?
しかもインフルエンザと同様に素早い変異・・・すでに武漢型から始まり、欧州型、英国型、南アフリカ型、ブラジル型と相当なスピードで変異した。
さらに、インフルエンザと同様に絶対的に有効なワクチンができないかもしれないことだ・・・変異が早いウィルスは変異株ごとにワクチンを変えなければならないかもしれない。
第二のポイント・・・このウィルスの季節性に合わせて経済指標の季節変動が起こるかもしれないという仮説だ。
19年10-12月期はトランプ政策で株高、そして、20年1~3月期には反動とともに新型コロナによる景気悪化で株価が調整した。
20年10-12月期はバイデン新大統領への期待で株高・・・21年の春は新型コロナ感染拡大やオリンピックの中止懸念で日本の景気は弱含みになる・・・株価も調整しやすい状態になるかもしれない。
その後は夏から秋にかけて新たな政策期待とともに景気回復期待が生じ株高となる・・・政策期待の変化でこうした株価サイクルを作るかもしれない。
簡単にウィルス・サイクルの新しい仮説を示すと・・・
10-12月期に株高が始まり・・・新春にグローバル資金が活発化し上昇相場・・・その需給の反動とウィルス・サイクルによって「節分天井ー彼岸底」・・・そして4月から再び財政政策への期待で上昇する・・・夏場の夏枯れを経て景気回復で年末に上昇する。
第一の関門が東京オリンピックの開催の是非だろう・・・オリンピックが開催できないとなれば、観光業、ホテル業、インバウンド消費関連業、多くのサービス産業が景気の足を引っ張る。
場合によっては大量の倒産が起こる可能性もある。
このウィルス・サイクルは仮説にすぎない。
でも、新仮説ができるとしたら、まずは2~3月の相場で、日本の景気を占うことになるかもしれない。

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