米国REIT指数と200日移動平均

何も考えずに、米国REIT指数のチャートを眺めてみよう。
22年後半から底値圏で行ったり来たりを続けてきたが、ちょっと底離れするのかなという場面に入ってきている。
米国REIT指数には大きな悪材料が二つあった。
①FRBの強烈な引き締め政策、②不動産(特にオフィス市況)市場の悪化。
①FRBの引き締め政策はもう最終コーナーを曲がり、出口に近づいている。
下のグラフは米国REIT指数と10年債利回りを比較したものだが、長期的には逆相関が見られる。
昨年後半に10年金利が5%に達した時に、米国REIT指数は底入れ、その後も10年金利が上昇すると米REIT指数が下落するという関係を続けてきた。
ここにきて米国REIT指数が底値圏から脱しようとしているが、これは10年金利も今後低下するという期待が織り込まれているのかもしれない。
FRBが利下げに転じるのは9月FOMCと期待されているが、まだその間に発表される経済指標によるだろう。
米国REIT指数と10年債利回り

②不動産市況の悪化
CPPI(商業不動産価格指数)

米商業不動産指数は、昨年12月に121で当面の底に達した。
その後数か月はこの安値を割れていないが、反発も小さいので底入れかどうかはまだ確認できていない。
でも少なくとも小康状態にはあるといえるだろう。
という意味では米国REIT指数の二つの悪材料は徐々にこなしつつある。
グローバルREIT指数の約7割を占める米REITの底離れは、グローバルREIT指数全体に好影響を与えるだろう。
当然、Jリートにも好影響が期待される。
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米国REIT指数と10年債利回り

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米商業不動産指数は、昨年12月に121で当面の底に達した。
その後数か月はこの安値を割れていないが、反発も小さいので底入れかどうかはまだ確認できていない。
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