株山人の投資徒然草

大手運用会社をリタイアし、八ヶ岳に住む株山人の日記

大手運用会社をリタイアし、八ヶ岳に住む株山人の日記

株を職業にして38年、株式投資の楽しさを個人投資家に伝えたい。
Kindle版の「株式需給の達人(おもしろ相場格言編)」を出版しました。
既刊の「株式需給の達人(実践的バリュエーション編)」「チャートの達人」「個人投資家の最強運用」「株式需給の達人(基礎編)」「株式需給の達人(投資家編)」とともに一読をおすすめします。

相場雑感

AI ディスラプションはホント?(1)ARK インベストメント

スクリーンショット 2026-02-13 8.20.17




















disruption ・・革新的な技術やビジネスモデルが既存のビジネスを破壊し構造的な変化をもたらす現象。
AIディスラプションがサーズ(SaaS)の死をもたらすのか? ソフトウェアは死ぬのか?
過激なタイトルの文章が多く見られる。

そんな簡単なもんじゃないだろう?とも思う。

多くの意見が交錯しているが、これも市場の得意技だぐらいに考えた方がいい。
むかし「破壊的イノベーション」という魅力的な言葉で世界からお金をかき集めた運用会社(ARK Investment)があった。
この破壊的イノベーションは「Disruptive Innovation」を日本語訳したもので、やっぱりディストラプションの形容詞を使っている。

ETFなども上場していたが、日本では日興アセット(今は社名変更)が複数の公募投信を作り、アークに運用委託した。
今でもグローバル・プロスペクティブ・ファンド、グローバル・エクスポネンシャル・ファンドなどが存在している。
一時は合計1兆円を越えた大型ファンドとして注目されたが、基準価額が半分以下に下落すると、どんどん資金が流出してしまった。
このファンドが現在保有してるのが、①テスラ、②ロビンフッド、③スポティファイの3銘柄だ。

破壊的イノベーションは難しい。
例えば、ARKの保有第一位、イーロンマスクのテスラ。
ロボタクシーやAIを使った自動運転を開発、それで「破壊的イノベーション」というわけだが・・・
でも、ロボタクシーは未来を破壊的に変えるのだろうか?

まず考えらるのは、タクシーの運転手が不要になり人件費が下がる。
その人件費分とロボット運転手のメンテ費用、その差額分を利益とするか、料金の引き下げに使う。
これでタクシー料金を劇的に下げれば、お客さんも劇的に増えると期待しているのかもしれない。

でも、そもそもタクシーのお客さんには人間タクシーかロボタクシーかはあまり関係ない、目的地まで速く安全に行きたいだけだ。
全部のタクシーがロボタクシーになると各社の差別化が難しいので、料金引き下げたとしてもお客さんが増えるとは限らない。
ロボタクシー間の競争が激しくなり料金は下がるかもしれないが、それで利用者が増えるわけではない。
タクシーを利用する人たちの人数もおおよそ決まっているだろうし、その人たちが使う予算もあらかじめ決まっているからだ。
これを「破壊的イノベーション」というのだろうか?

ARKインベストメントの運用者キャシー・ウッド氏は、①AIエージェント、②ビットコイン、③ロボタクシー、④ロボティクス(フィジカルAI)などを今後の投資領域として挙げている。
「破壊的イノベーション」の提唱者でプロの運用者でもパフォーマンスを上げるのが簡単ではない。
このファンドは1年+4.8%、2年+38%、5年−53%と上下に激しいパフォーマンスでタイミング次第では大きな損失を出す難しいファンドだ。
AI ディスラプションは市場のボラティリティを拡大するのだろう。

目下、破壊的イノベーション、AIディスラプションにはいろんな考え方、いろんな意見が交錯している。
株山人的に考えてみたい。




PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本
実戦的バリュエーション

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S

過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本
チャートの達人

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5


正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本
個人投資家の最強運用
https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0



ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本
株式需給の達人 (投資家編))

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD


需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本
株式需給の達人(基礎編)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM




にほんブログ村   

高市さん「ガラスの崖」を一掃(5)鉄の女・サナエ

スクリーンショット 2026-02-15 10.54.03












高市さんは英国の首相で鉄の女と呼ばれたマーガレット・サッチャーの自伝を読んだらしい。
この英国首相サッチャー氏は、英国病といわれた過剰な福祉政策で疲弊してしまった英国経済に大きな変革をもたらした。
小さな政府を断行し厳しい財政を回復させた強い意志は、当時ロンドンに住んでいた外国人であった筆者も驚き感動した。
以前の汚い街路、ゴミだらけの公園、娼婦がたむろす一角、燻んだロンドンの街が一変したからだ。

「積極財政」ではなく「小さな政府」だったが、サッチャー氏が英国の将来を賭けたように高市さんも日本の将来を賭けた政権になると期待している。
評価は早すぎるにしても、高市さんは強い意志で公約を実現していく姿勢が似ている感じもする。


昨年の参院選、今年の衆院選、この2回の選挙に日本の政治が変わる兆候が見える。
それは、今まで政治無関心と言われてきた10代20代の若者たちの変化だ。
参院選ではネットを通じて多くの議論が行われ、国民民主、参政党が躍進した。
そして、この衆院選では彼らの支持が高市さんに集中し、高市さんが躍進した。
政党はいろいろだが、若年層の支持が政治を大きく動かしたのは事実だ。

あと10年しか生きられない老人政治家が何を言っても無駄、30年40年生きる世代が自分たちの将来を考え始めた。
これが一番需要なことだと思う。
中道連合の野田さんが終わったのも、若年層から見れば「自分たちの将来を託せない老人」だったから。
中道連合が変われるとしたら、今後30年40年生きる人物が登場し、未来を語ることだと思う。


高市さんの政策には賛否両論があるにしても、鉄の意志を持って公約を実現するだろう。
少なくともそう期待している。
食品の消費税の減税、ゼロでなくても5%でもいいと思う、実現してほしい。
給付付き税額控除、所得の再分配、貧富差の是正の視点から重要な政策だ。
インテリジェンスを集中した情報組織、今までなかったのが不思議なぐらいだ。
安全保障、米国との連携の強化、アジアでのプレゼンスの向上。
憲法改正、戦争の放棄は軍事不要ではなく、バランス・オブ・パワーの原点に戻り自衛隊を合憲に。

現代の若者が将来を考え始めたことが最大の変化だ。
老人ではなく、若者が日本社会を変える。



PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本
実戦的バリュエーション

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S

過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本
チャートの達人

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5


正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本
個人投資家の最強運用
https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0



ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本
株式需給の達人 (投資家編))

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD


需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本
株式需給の達人(基礎編)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM




にほんブログ村   

高市さん「ガラスの天井」を破り「ガラスの崖」を一掃する(4)鉄の女

スクリーンショット 2025-11-03 17.44.08










ここまで思惑通りに動くものなのだろうか?
選挙情勢では高市さんが単独で過半数を抑えそうな勢い、さらにトランプが高市さんを全面支持というニュースも飛び込んできた。
ここまでくると、ダンディールとまでは言えないけど、高市自民の単独過半数も完全に視野に入ってくるほどの大勝になるかもしれない。

いよいよ、「ガラスの天井」を破った高市さんが、「ガラスの崖」を一掃するつもりだろう。
以前ブログでも指摘したが、麻生・タマキン・吉村各氏を完全に凌駕し自分の政治権力を高めるために選挙をしたと筆者は考えている。

①古い自民党からの決別・・・麻生氏にも相談せずに解散、麻生氏の影響力低下を意図する
②国民民主からの決別・・・年収の壁などの政策を丸飲みしたのに連立に参加しないタマキンに決別する
③維新からの距離・・・大阪副都心とか議員定数ばかりにこだわり過ぎる吉村氏に距離を置くだろう

高市さんが大勝すると自分の主義主張が通る「強い政治」と「強いリーダーシップ」を手にする。
「強い政治=強いリーダーシップ」は、老人化した日本政治・社会を動かし、社会の仕組みを変える必要条件だと思う。
従来の野党が主張した「バラ撒き」をやめるチャンスだ。


第一に無駄な「バラ撒き」をやめ、本来あるべき「給付つき税額控除」に一本化にすることだろう。
政治の役割の一つが所得の再分配、貧富の格差是正だが、「給付つき税額控除」は一番、恒久的に公平な政策だと思うからだ。
チョコチョコと減税したり、現金をバラ撒いても長期的な効果は見込めない。
子育て支援は必要だが過剰なバラ撒きにならないように、少子化に効果がある不妊治療の支援や結婚カップル数を増やすための施策を取り入れるべきじゃないだろうかと思う。

第二に米国の長期戦略のアジア戦略と連動して中国封じ込めを担う。
米国は習近平と適当な距離感を保つ一方、長期的な中国封じ込めに動いていると思う。
日本の役割は東アジアを抑え、中国が太平洋に自由に侵攻できないように封じ込めることだろう。
高市さんはアジアでの米戦略を担う強い政治家、日本版「鉄の女」になる可能性を秘めている。

第三に成長戦略をリップサービスだけにせず、具体的に時間軸を明確にして行動する。
防衛でもAI技術でもレアメタルでも長期的で具体的なプログラムを実行することだろう。
株式市場は先を夢見ているが、重要なのは長期のプログラムを具体化して着々を遂行していくことだ。

高市政権が初期の安倍政権以来、ここ10年なかった「強い政治」を取り戻すとしたら、日本株にも長期的にプラスに働くはずだ。
それにしても現段階では株式市場の期待が大き過ぎる感じもするし、その分、高市トレードが空中戦になってしまうかもしれない。
しかし、目先の話は置いておいて、日本株の長期トレンドへの国民の信頼感が高まるだろう。


筆者は「鉄の女」が明確な強いリーダーシップで中長期の日本を変えていくことを期待したい。



PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本
実戦的バリュエーション

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S

過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本
チャートの達人

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5


正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本
個人投資家の最強運用
https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0



ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本
株式需給の達人 (投資家編))

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD


需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本
株式需給の達人(基礎編)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM




にほんブログ村  

銀の「剱岳」天井、金銀レシオの底入れ、次に起こる事

金銀レシオ
スクリーンショット 2026-01-31 9.15.11











貴金属価格がこの半年急騰してきた。
しかし、先週末に貴金属市場をリードしてきた銀価格がNY COMEXで31%の急落、金価格も11%下落した。
キッカケとして言われているのが、FRBの次期チェアマンに中立的なケヴィン・ウオルシュ氏が指名されたことで、トランプの息がかった超ハト派を想定していた市場は荒れた。

でも、このトランプ人事の波乱でもドルは1%程度の上昇にとどまっている。
対円で1.1%、対ユーロで0.9%の変動でしかない。

それではなぜ、貴金属が急落したのだろうか?

過去半年の急騰劇で、ドルの長期的な減価、ドル資産からの資金流出、地政学の高まり、これらで貴金属が強く選好されると市場は織り込んできた。
機関投資家ポートフォリオの中でドル資産の比率が下がり、一定比率で貴金属を保有するという期待が生じているが、機関投資家のポートフォリオ決定には時間がかかり、この急騰が機関投資家の買いだとは思えない。

例えば、GPIF。
外貨建て資産(外株と外債)をポートフォリオの50%を組み入れているが、この比率を変更するには多くの時間をかけて議論が行われ、結果が公表された後に比率変更の大きな売買が執行される。
もちろん、GPIFは5%の範囲内でオルタナティブを組み入れることができるので、貴金属のETFをオルタナ枠で組み入れることが可能は可能なのだが・・・
このオルタナティブ資産は私募不動産や太陽光発電などの再生エネ資産に投資するためのものだ。
貴金属を組み入れるかどうかを決めるには相当な時間がかかる。


という意味でディベースメント(ドルの長期的減価)や地政学リスクのシナリオは実際に起こるかもしれない変化を相当前倒しで織り込んできている。
ケヴィン・ウオルシュの件はキッカケに過ぎない、その前にシナリオの織り込み過ぎがあったのではないだろうか?


特に銀価格には歴史的な習性がある。
下のチャートは長期の銀価格だが、1980年のハント兄弟による買い占め、2020年リーマン危機後の貴金属ブームで銀価格は急騰した。
このチャートの特徴は、価格の天井パターンが「剱岳」で突んがった天井になることだ。
銀の天井は一瞬の「剱岳」。

今回の11%の下落で突んがった形が見えてきた。
金銀レシオが歴史的な低水準(銀価格優位)だが、これが反転してくると予想している。
その場合、銀価格よりも金価格が相対的に優位になる、でも、銀価格の下落によって金価格も下がる可能性も否定できない。

ビットコインや暗号通貨なども波乱展開で、投機マインドが後退する可能性を示唆している。
12月19日のブログでビットコインについては分析したので参考にしていただきたいと思う。

NY COMEX銀価格の長期チャート
スクリーンショット 2026-01-31 10.04.47














PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本
実戦的バリュエーション

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S

過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本
チャートの達人

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5


正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本
個人投資家の最強運用
https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0



ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本
株式需給の達人 (投資家編))

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD


需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本
株式需給の達人(基礎編)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM




にほんブログ村  

ドル円相場、日米協調介入の可能性?

日米2年金利差とドル円
スクリーンショット 2026-01-26 11.13.04












ドル円相場は158円/ドルから154円/ドルへと急激に変化した。
米財務省がレートチェックしたと報道されたが、日財務省に円安の加速に警戒感を示したので為替介入が入ったのかもしれない。
今回の特徴は、べッセントと片山の両財務相がそろって為替相場への警戒を示したことだ。

日本は円安の行き過ぎによる国内物価物価の影響を、米国は為替のボラティリティ上昇による米債の売却懸念を見ていた。
今後のポイントは・・・
①単なるレートチェックで終わるとしたら、市場への影響は数日にとどまる。
②日本財務省が介入を指示していたら、影響は数週間は見ておく方がいい。
③もし日米の協調介入があるとしたら、為替のトレンドは変わる。
今後のニュースをフォローしていきたい。


基本的な為替状況を数字で確認しておこう。

①短期筋のキャリー収益の源泉である日米2年金利差が縮小している(上のチャート)。
昨年1月に3.7%もあった日米2年金利差が、1年後の今年1月には2.3%まで縮小した。
FRBの利下げと日銀の利上げが影響したわけだが、その間の金利差縮小は1.4%と、政策金利差の変化1.2%以上に金利差が縮小している。

これでキャリートレードの収益が縮小しているはずが、それだけではなく新規にポジションを作る際の将来の期待収益が一段と低下している。
これをヘッジファンドがどう見るか?
一部ポジションを縮小しようと考えるファンドはいる、少なくとも新規のポジション設定は難しくなるだろう。

②IMM先物投機筋ポジションは円売りに大きく変化している。
下の3つのチャートは、ネットポジション、ロングポジション、ショートポジションの推移だ。
まずは差し引きのネットポジションだが、昨年7月には18万枚のネットロングだったが、直近では4万4000枚のネットショートへと大きく変化した。
先物で勝負している投機筋が円高予想から円安予想へと大きく転換した。

IMM先物投機筋のネットポジション
スクリーンショット 2026-01-26 11.13.58












このネットロングからネットショートへの転換のうち、ロングポジションの手仕舞いが10万枚、ショートポジションの積み増しが13万枚だった、この合計22万枚のネットショートが増えたというわけだ。
つまり、半年の投機筋は、円買いを損切りして手仕舞いし、一方で新規の円売りをそれ以上に増やした。
この間に石破政権の退陣、高市内閣の誕生、積極財政への転換などが立て続けに起こった、これらの政治イベントに投機筋が反応してきた様子がよくわかる。


その一方で日米金利差が着実に縮小し、キャリー収益が悪化し続けている。
政治イベントが一巡するかどうかが次のポイントになる。
もし、一連の政治イベントが織り込み済みとなれば、投機筋は一段とキャリートレードを縮小せざるを得なくなる可能性もある。

そのきっかけとなるのが、日米協調介入が行われたかどうか? また、今後も実施されるかどうか?
日本の財務省だけの為替介入はその効果が一時的だが、日米協調介入となれば日米当局がこれ以上のドル高/円安を阻止するという意味で、市場への効果が絶大になる。

IMM先物投機筋ロングポジション
スクリーンショット 2026-01-26 11.14.23











IMM先物投機筋ショートポジション
スクリーンショット 2026-01-26 11.15.09













PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本
実戦的バリュエーション

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S

過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本
チャートの達人

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5


正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本
個人投資家の最強運用
https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0



ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本
株式需給の達人 (投資家編))

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD


需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本
株式需給の達人(基礎編)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM




にほんブログ村   

高市さん「ガラスの天井」を破り「ガラスの崖」を一掃する(3)選挙は?

IMG_0287



















「ガラスの崖」を一掃すると言って衆院解散し、総選挙に突き進む高市さん。
マーガレット・サッチャーのように鉄の意志で日本の政治を変えていく可能性を感じる時がある。
解散理由を「高市を信認するかどうかの選挙」とした高市さん、これは日本の衆院選で初めての総理大臣の信任選挙になるだろう。
議院内閣制では最大の政党の党首が総理大臣になるのだが、総理大臣個人の信任を投票してほしいと衆院を解散したケースは記憶にない。

首相個人の信任投票だとしたら、麻生派も裏金議員も、国民・玉木氏も維新・吉村氏も、ましてや公明党も創価学会も中道連合も他の誰も関係ない。
自分を信任する人は自民党に、それ以外は誰でもいいという感じなのだろう。
これが通じるかどうかは、国民に委ねられた。


この選挙が日本の進む道をを決めるかもしれない。

①弱い政権が財政赤字を垂れ流すのと、強い政権が財政拡大をするのは大きな違いがある。

強い政権ならば財政拡大しても景気を良くして税収を増やすかもしれないし、強い支持率の下で将来の税収増加プランを実行することができる。
弱い政権は何もできないので、安易な財政赤字拡大策を取れば日本円も売られるし、日本国債も売られる、その後は日本株も売られトリプル安も可能性がある。
強い政権を作れるかが最大のポイントだ。
そのために強い政権を作る、信任投票は高市さんがその博打に出たのだと思う。


②反高市を結集する勢力が台頭しどれだけ伸び「擬似二大政党制」形を作れるか。

この中道連合には決定的な弱さがある、というのは本来あるべきリベラルの総結集ではなく、中道に衣替えをしたことだ。
日本のリベラルは瀕死、だから野田さんでさえリベラルの総結集とは言えなかった。
ここに野田さんの弱さがありそう。

トランプ政権ができて以来、世界中でリバラルが後退している。
米民主党はトランプにボロボロにされ、リベラル色が強い欧州やカナダはトランプの直撃にタジタジだ。
日本でもリベラルが瀕死とはいえ、それは全ての政党がある意味リベラルになり、真のリベラルが存在しなくなったからともいえる。
右派と言われる高市さんでさえ、本来の規制緩和して企業活動を自由にする小さな政府ではなく、大きな政府をベースにした積極財政を主張する。

これではリベラル・中道左派は行き場を失ってしまう。
年収の壁を丸呑みされた国民は次の主張がなくなる、維新の会は大阪の地域政党に格下げされ、中道連合は苦し紛れのリベラル左派だ。
野田氏は「食品消費税を恒久的にゼロにする、財源は政府ファンドの収益だ」なんておバカな事を言い出したが、これをおバカな事と理解していないのが最大の問題だ。
政府ファンドで毎年大儲けできるほどの運用者は存在しない、日本のリベラルが付け焼き刃の政策で骨抜きになった証拠だろう。


となると選挙で一番気になるのが安全保障政策だ。
対中関係をどうするのか、韓国や台湾などアジアの国との関係、さらに同盟関係にある米国・豪州関係などなどだが、特に中国との関係をどうしたいかは安全保障の中心課題だ。
強い日本は為替のトレンドを変化させ、日本の物価にも影響していく。
単にバラ撒きで国民生活を守るという無責任よりも、強い政府を作り出す方が余程良い。

この安全保障の課題に答えを出せない、中道連合、国民民主も不要になる。
もちろん、トランプのモンロー主義の中で、アジアの地政学を考え実行するのは簡単なことではない。
でも、これを考え抜いて実行することが日本の生きる道だろう。



PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本
実戦的バリュエーション

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S

過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本
チャートの達人

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5


正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本
個人投資家の最強運用
https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0



ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本
株式需給の達人 (投資家編))

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD


需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本
株式需給の達人(基礎編)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM




にほんブログ村    

高市さん「ガラスの天井」を破り「ガラスの崖」を一掃する(2)

大阪城とツイン21











女性外交官を前にして語った、高市さんの言葉・・・「ガラスの天井」を破り「ガラスの崖」を一掃し結果を出す。
印象的な女性首相の言葉だが、女性の外交官たちを相手に出た本音だと思う。
退路を絶って自分の覚悟を決めた「孤高の政治家」という感じが伝わる。


前回二つの「崖」の話をしたが、今回は三つ目の崖、これは連立する維新の問題だろう。

自民ー維新の連立合意で「国会議員の定数削減」が一丁目一番地に取り上げ、さらに「大阪副都構想」を加えられた。
定数削減の前には、日本の政治体制の方向性、多党制を確立する方向に行くのか、二大政党制を目指すのか、単に政策本意の緩い連合でいいのか、多数派を形成して本格的な政策に取り組んでいくのか、などの前提条件が必要だがこれが全く議論されていない。

もちろん、無駄な税金を減らすのは良いと思うが、なんで「一丁目一番地」なのか理解に苦しむ。

さらに吉村氏は「大阪都構想」の信を問うとして大阪府知事を辞職、大阪では衆院選挙を同時のダブル選挙を実施すると発言した。
この発言に関東圏に住む人たちは「バッカじゃないの?」ドッ白けだ。
維新が日本全体を考えて政策を主張する国民政党ではなかった、単に大阪人のための地域政党だったといことを全国的に明らかにしてしまったからだ。

高市さんもこのことを理解しているはず。
いつまでも維新と組んでいると、大阪中心の発想に全国民が愛想を尽かす。
三つ目の崖は、この吉村氏の維新を切ることだ。


麻生氏、玉木ン氏、そして吉村氏、この三人を切る決意、これが高市さんの「ガラスの崖」を一掃することなのだと思う。
でもこれは高市さんにとっても大きな賭けで、衆院選後の勢力地図がどうなるのか、高市さんを中心として国会勢力を作ることができるのか、全く想像もつかない。

しかも野田さんが「中道改革連合」を仕掛けた。
高市さん、どうする?




PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本
実戦的バリュエーション

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S

過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本
チャートの達人

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5


正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本
個人投資家の最強運用
https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0



ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本
株式需給の達人 (投資家編))

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD


需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本
株式需給の達人(基礎編)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM




にほんブログ村    

高市さん「ガラスの天井」を破り「ガラスの崖」を一掃する(1)

5F18F629-1F8B-4B2E-B82C-D5E0DE36721A



















高市さんが女性外交官を前に話した言葉・・・「ガラスの天井」を破り「ガラスの崖」を一掃して結果を出す。
各国の女性外交官を前にした演説で、女性の立場にいる同志なのだろうか彼女の本音がよく見える。
なんか、高市さんをメチャクチャ応援したくなる言葉だ。

自分なりの解釈をすると・・・
「ガラスの天井」とは一般的に女性リーダーがブチ当たる「所詮オンナは・・・」とか「オンナなんかこの程度・・・」などと言われる目に見えない天井のことだ。
「ガラスの崖」は組織の失敗が見えている時に女性をリーダーにして責任をなすりつけ突き落とすという意味なのだろうが、高市さんの言葉使いが面白い。

普通「崖」は飛び越すもので、決して一掃するものではないからだ。
それでもあえて「一掃する」と言ったのは彼女の中では「崖」の対象を特定している。
そして「崖」のような連中を一掃して「結果を出す」と言ったという意味だろう。
ここに高市さんの覚悟が見える。

なんか、「鉄の女」と呼ばれたマーガレット・サッチャー、フランスを救うと立ち上がった「オルレアンの乙女」ジャンヌ・ダルクとイメージが重なる。


それでは「一掃するガラスの崖」とは何だろうか?
もちろん、高市さんの中では特定されているはずだが、推測して見ると・・・

第一の「崖」は、おそらく麻生氏のことだと思う。

麻生氏にしてみれば「総裁選で麻生派が投票したから自民党総裁になれた、だから、俺のいうことを聞け! 俺に相談もなく解散しやがって」という意識だろう。
高市さんにとっては麻生氏はいつ反旗を翻すか分からない存在、いつでも自分をサポートしてくれる人ではない。
・・・だから、解散を相談せず、麻生氏を切った。
麻生氏は怒り狂っただろうが・・・

第二の「崖」は、おそらく国民の玉木氏のことだろう。

高市さんにしてみれば、国民民主の主張である、ガソリン暫定税率の廃止、年収の壁178万円などを丸飲みして、不倫親父の玉木ンに連立入りを打診したはずだ。
自民・維新・国民が連立すれば、衆参院で多数派を作れ政策推進力が高まる。
でも、このフニャフニャ玉木ンは優柔不断なまま結論を出さなかった。
それで高市さんは愛想が尽きた。
・・・だから、突然の解散カードで玉木ンを切った。
玉木ンは「事実上の予算審議の遅れに合意違反だ」として怒りを爆発させた。


第3の「崖」はちょっとややっこしいことになりそうだが、日本維新の会・吉村のことだろう。

まだまだ明らかではないが、選挙後に表面化するかもしれないと思っている。

いずれにしろ、高市さんが、鉄の意志を通した「鉄の女」マーガレット・サッチャーを目指すならば避けて通れないと思う。

次回に続く・・・



PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本
実戦的バリュエーション

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S

過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本
チャートの達人

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5


正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本
個人投資家の最強運用
https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0



ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本
株式需給の達人 (投資家編))

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD


需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本
株式需給の達人(基礎編)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM




にほんブログ村    

高市さんの解散総選挙、習近平が激怒する?

スクリーンショット 2025-11-03 17.44.08










高市さんが通常国会の冒頭で解散し、2月に総選挙という作戦を検討しているという。
支持率が70%を越えているだけに、今のうちに解散ー総選挙をしておきたいというのはわかる。

おそらく高市さんの意図は、①自民単独で過半数を得る、②古い自民党議員をふるい落とす、③高市チルドレンを増やす、という3点にあると思う。
今後の政策運営にとっては①は連立の継続がはっきりしない「維新の離脱リスク」を払拭。
また②は高市さん人気と自民党支持率の差である「古い自民党体質」で、彼らを選挙を通じて排除。
さらに安倍チルドレンではないが「高市チルドレン」を当選させて自民党内に圧倒的な存在感を確保。


しかし、一番の問題は「台湾有事で悪化した習近平」との関係だ。

対中国強行路線を突き進む高市さんと、対日圧力をかけても謝らない高市さんにイラつく習近平、なんだか、出口のない泥沼の戦いのよう。

まずは、高市さん側の論理だが、対中国で強硬な意見を言うほど支持率が上がる、つまり、習近平に安易で妥協できない、妥協すれば支持率が急落しかねないからだ。
選挙で勝つためには対中国の強硬路線から離れられない。
これが高市さんのツラいところだ。

一方、習近平側の論理は、高市さんが選挙で圧倒的に勝つと日本の世論が一段と「完全な対中国強硬論」になっていくこと、これを何より警戒するはずだ。
しかし、現段階では習近平は自国経済に致命傷を与えるような政策を取ってはいない、レアアースも民間利用は容認しているし、日本への観光客も完全に禁止したわけではない。
中国経済に跳ね返ってくるような危険な政策は微妙に回避しているように見える。


しかし、高市さんの解散で対中国強硬論が一段と過熱するようならば、逆に習近平は一段と過激になってくると想定できる。
選挙前にも決定的な恫喝し、高市さんの勝利を阻止しようとする。
例えば、中国人の日本観光を完全禁止、デュアルユースだけでなくレアアースを完全輸出停止、日本の農産物・海産物の完全輸入停止、日本人へのビザ発給停止、中国人が保有する日本不動産の強制売却・・・

特にヤバいのは、中国のハッカー集団をけしかけて大規模なサイバーテロを行い日本の中枢機能を麻痺させる、あるいは、日本の大企業に大規模サイバー攻撃を仕掛け、企業活動を麻痺させる。
日本全体が大混乱に陥るような攻撃を仕掛けてくる可能性も否定できない。

高市トレードの復活で日経平均先物が急騰しているが、物事には陰と陽、光と影、善と悪、常に二面性がある。
解散は高市さんの判断だが、対中国関係を正常化させてからやるべきだと思う。



PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本
実戦的バリュエーション

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S

過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本
チャートの達人

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5


正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本
個人投資家の最強運用
https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0



ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本
株式需給の達人 (投資家編))

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD


需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本
株式需給の達人(基礎編)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM




にほんブログ村    

4月がドル需給の変化点(2)FMSの増額

日米2年債金利差とドル円
スクリーンショット 2025-11-16 14.45.10












トランプが相互関税の導入を公表した今年4月以降、ドル円レートが金利差と大きく乖離し始めた。
上のグラフで見られるように、4月以降2年金利差がどんどん縮小する一方、ドル円はドル高が着実に進んできたからだ。
これは金利差や物価差というファンダメンタルでは説明しづらい。
直感的に、トランプに従い各国が競うように米国への直接投資をコミットしたことが、外為市場でドル需要を期待させているのはないか、という仮説が成り立つ。

前回はトヨタGやソフトバンクGの対米投資、日本政府が約束した80兆円投資をドル需給の観点から考えた。
今回は防衛予算、その中でも米国の武器・装備品の購入プログラムの影響を考えてみたい。

スクリーンショット 2025-11-25 10.30.41












防衛費はGDPの2%をトランプに約束、さらに高市さんはそれを前倒しして実行すると明言した、
今年の米国武器への購入(FMS)は1兆76億円が予算計上されていたが、今年7月には140億ドル(約2兆円)に増額され、さらに170億ドル(2兆5000億円)に増額されている。

有償軍事援助(FMS)で購入する装備品は、ドル決済なので予算で計上された円金額をドルに転換している可能性がある。
しかも価格交渉できず米国の言いなりの金額で買うことになるし、その金額を前払いするのが原則になっている。
金額の大きい戦闘機などの航空機は、複数年契約になっているかもしれない。
その場合は、ローン形式の契約で米国にドルで借入れることになる。

いずれにしても防衛費の増額でFMS枠が拡大され、単年度予算を執行するためにドル買いが出ている可能性はある。
金額的には為替市場を動かす規模ではないが、単年度で決済されるのでドル買い期待が出てくる可能性はある。
これがどれほどのインパクトがあるのかはタイミング次第なのだろう。




PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本
実戦的バリュエーション

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S

過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本
チャートの達人

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5


正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本
個人投資家の最強運用
https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0



ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本
株式需給の達人 (投資家編))

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD


需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本
株式需給の達人(基礎編)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM




にほんブログ村    

4月がドル需給の変化点(1)金利差と連動しない理由

ドル円相場と日米2年金利差
スクリーンショット 2025-11-16 14.45.10













今年4月にトランプ相互関税が公表され、各国は少しでも関税率が下げてもらおうと様々な交渉をした。
その中でも日本の譲歩が群を抜いている。
なんと、米国への5500億ドル(80兆円)もの直接投資を約束し、防衛費についてもGDPの2%を約束、さらにトランプ来日時に高市首相は年度内の前倒しを約束した。

この頃からドル円レートが金利差の動きと乖離し始め、特にFRBが連続利下げをしたこの3ヶ月間は金利差が明確に縮小する一方、ドル円はドル高で推移した(上のチャートを参照)。
一部には日銀が利上げを見送ったことが原因とする意見もあったが、何か違和感を感じている。


なぜ、為替市場は金利差という経済的要因で動かなくなったのか?
この4月、為替市場に何が起こったのか?

仮説として考えられるのは3点・・・ソフトバンクGなどの民間の対米投資、政府が決めた巨大直接投資、そして、防衛費増額によるFMS(有償の防衛装備品購入枠)の増加だ。

一つは話題になった80兆円の米直接投資。
80兆円もの直接投資をすれば、相当なドル買いが生じるのではないか?という視点だ。
実はこの80兆円の投資がどうなるのかはまだわからない。
しかし、日米の政府間には「通貨スワップ協定」があり、いざという時には無制限で日本円を米ドルに交換できる。
80兆円全部をスワップで調達できるかどうかはわからない。
しかし、政府は為替市場への圧力を回避する資金調達を行うだろうと予想できる。


もう一つは民間ベースの対米投資だ。
9月のトランプ来日ではトヨタやSBGなどのトップがご機嫌取りして投資額を上乗せした。

トヨタは5年間で100億ドル(1兆5000億円)、年間20億ドル(3000億円)の対米投資を明らかにした。
トヨタは連結キャッシュフローが4兆円近い、そのうち一定程度は米国ビジネスでドル・キャッシュフローを得ている。
今回の投資20億ドルがそのキャッシュフローの範囲ならば為替市場には中立要因だが・・・

ソフトバンクGは3社共同で1000億ドルをすぐに投資し、その後の4年間で5000億ドル投資をブチ上げたが、これはどうなるか全くわからない。
少なくとも200〜300億ドルは今年中に投資すると想像している。

一方、その資金調達では、保有しているNVDA株を58億ドル、Tモバイル株を91億ドル、ドイツテレコム株を23億ドル売却した、合計170億ドル強を株式売却で得ている。
さらにアーム株を担保にした借入で200億ドルを調達するという。
これで今年の投資分はファイナンスされている。
つまり、円資金をドル転する必要がなく、為替市場には中立だ。


というわけで、これまで公表されているニュースでは、必ずしも為替市場でドル買いをするようなインパクトは感じられない。
しかし、防衛費の増額、それに伴う米国武器・装備品の購入(FMS)は違うかもしれない。
単年度の予算で防衛費の枠があり、その予算(日本円)で米国武器を買うことになるからだ。

次回は防衛費、米国武器の購入(FMS)について考えてみたい。




PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本
実戦的バリュエーション

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S

過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本
チャートの達人

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5


正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本
個人投資家の最強運用
https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0



ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本
株式需給の達人 (投資家編))

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD


需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本
株式需給の達人(基礎編)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM




にほんブログ村    

アメリカ大統領 vs NY市長

4205BEF9-983C-4529-AFF2-A37885365D75



















NY市長選挙は衝撃的な結末となった。
イスラム教徒で移民のマムダニ氏がNY州知事で名の通ったクオモ氏を破ったからだ。
NY市は9.11でイスラム教テロリストに二つの高層ビルを破壊され、大きな惨劇を記憶している。
そのNY市がイスラム教徒を市長にした。

マムダニ氏は、ガザ地区でのイスラエルによるジュノサイドに怒るユダヤ系市民の支持を広げ、社会民主主義者として家賃凍結など社会主義的な「アフォーダビリティ」公約で若年層や移民層の支持を得た。
トランプが共産主義者だとして非難したマムダニ氏の勝利は反トランプ派の勢いを増すことになる。
全米各地の民主党地盤・地域で、熱狂的なトランプ派との分断が深まるのだろう。
来年の中間選挙に向けて、トランプ派と反トランプ派の溝が拡大していくのは間違いなさそう?!


もう一つはトランプ関税の最高裁判決の行方だろう。
9月に米最高裁は国際緊急権限法によるトランプ関税にめぐる訴訟の審議を開始すると発表したが、その判決が年内にも行われるかもしれない。
大統領が全ての関税を決定する権限を持っているのか問われる。
憲法上は議会が関税を課す権限を持ち、それに逸脱しているのではないかというわけだ。

すでに広範囲のベースライン関税が課税され、さらに各国との個別交渉による相互関税もスタートし、中国などを対象とした追加関税も実施されている。
この段階でトランプ関税を違法と判断されると、なんだかわからない混乱が生じるかもしれない。
違憲判決が出た場合、毎月300億ドルに膨れ上がっているトランプ関税をどうするのか?
関税分の払い戻しも大変だし、通商法の特定分野(自動車や鉄鋼・アルミなど)の関税は残ることになるかもしれない。


トランプは、就任直後から好き勝手に大統領令を連発して世界を翻弄させてきたが、どうも雲行きが怪しくなってきている。
反トランプ勢力、伝統的な民主党勢力、マムダニ氏のような社民思想など、トランプに迎合する人たちだけではない米国政治事情が出てきている。

来年の中間選挙に向けてアメリカの分断が一段と進む感じもする。
余程の事がアメリカで起こっている・・・と考えるべきじゃないのだろうか?
中間選挙前、来年、再び、「カオス状況」が生まれるかもしれない。



PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本
実戦的バリュエーション

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S

過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本
チャートの達人

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5


正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本
個人投資家の最強運用
https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0



ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本
株式需給の達人 (投資家編))

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD


需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本
株式需給の達人(基礎編)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM




にほんブログ村    

相互関税を克服できるか?(1)関税後のEPSの変化は?

2025-April-02-Reciprocal_tariffs
















トランプの「解放の日」からドタバタしたが、一時延期された上乗せ税率も8月が各国との合意税率が執行され、日本の自動車も15%関税で最終決定になった。
中国レアアースの輸出規制とそれに対抗したトランプ追加関税で、再び米中関係に暗雲が立ち込めてきた。

でも、米国企業の業績は影響がかなり緩和されてきている感じがする。
というわけで、物語の起点である1-3月期が確定した5月初の1年先EPSと、直近の1年先EPSを比べてみた。

       5月初   10月10日   伸び率
NYダウ    2116.67  2058.83   -   2.7%
S&P500     269.96    294.23   + 8.9%
NASDAQ100     792.38    830.93   + 4.8%
ラッセル2000    83.63   104.29   +24.7%

5月からは10%の基準税率が適用され、8月からはフルの相互関税が適用されている。
ITサービス系のハイテク株は関税の影響が小さく、伝統的優良株が多いNYダウ、中小の製造業は部品の輸入で大きく影響を受けるラッセル200などは影響が大きいと考えていた。

しかし、事実はちょっと違っている。
伝統的優良企業を集めたNYダウは-2.7%と予想EPSはこの間に低下、一方米国を代表する大企業500社のS&P500は+8.9%と好調、これは事前の想定に沿った結果だったと言える。
しかし影響が大きいと見られた小型株ラッセル2000は・・・ナント、最もEPSを伸ばし+24.7%と大きく伸ばした。


中小企業の業績は、はっきり言ってよく理解できていない。

考えられるのは、人手不足でビジネスチャンスを失ってきた中小企業だが、雇用需給の緩和がプラスになったことが大きいのかもしれない。
移民の国外退去が120万人と言われているが、新規雇用者数はわずか2万人へと急激に縮小、移民の減少がありながら人手不足が解消されている。

もう一つはトランプ関税の国内価格への転嫁が遅れていること。
これは米国の関税収入、小売価格の上昇率、米企業の業績を比較すれば推測できる。
関税収入額は米国の輸入企業が支払うが、一部は海外の生産企業も負担したのち、国内に価格転嫁されCPIが上昇する。
現段階では米企業は大きな負担をしていないとみられ、こうした事情も小型株の予想EPSに影響しているかもしれない。

7−9月期の決算が始まった。
1年先EPS、業績期待がどう変化するのか、興味深い。



PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本
実戦的バリュエーション

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S

過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本
チャートの達人

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5


正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本
個人投資家の最強運用
https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0



ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本
株式需給の達人 (投資家編))

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD


需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本
株式需給の達人(基礎編)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM




にほんブログ村  

原油価格の下落と金価格の急騰

原油価格と製造業PMI
スクリーンショット 2025-10-17 10.10.18












原油価格が下落トレンドで60ドルを割り込み、その一方、金価格は急加速で4000ドルを超えてきている。
地政学リスクが原因という評論家、金価格は米中摩擦、ウクライナ戦争などの地政学リスクで上昇、米金利安・ドル安をヘッジする意味でも金買いが増えていると説明している。
一方、原油価格はガザの停戦期待で中東でリスクが低下し下落したとされ、だったら、金価格も中東の地政学リスクの低下を反映しないのだろうか? と疑問が生じる。
地政学リスクというのは評論家が使う方便でしかないように思える。


金価格は「糸の切れた凧」のようで、米金利・ドル安・地政学リスクなどファンダメンタル変化を反映しているようには見えない。
ここ数年、金利がどう動こうが、ドルがどう動こうが、地政学リスクがどう増減しようが、関係なく一貫して上昇してきたからだ・・・通常の相場とはちょっと違うと思う。

筆者のようなオールド投資家の眼からは「危険な兆候」に見えてしまう。
過去の経験則では、株であれ、債券であれ、原油であれ、金であれ、こうした「糸の切れた凧」のような状態はその後の急落の誘因になるからだ。
でも、いつ、どのようなキッカケで反落が起こるかは分からない。


原油価格の方はファンダメンタルを反映して下落しているのでわかりやすい。
上のグラフは原油価格と米国のISM製造業指数だが、明らかに景気の鈍化トレンドと原油価格の低下トレンドが一致している。
ガザの停戦、中東の原油供給の安定化、米国の景気鈍化というファンダメンタルの変化を原油は織り込んでいる。

米ガソリン価格
スクリーンショット 2025-10-17 10.04.14












米ガソリン価格のチャートを見ると、原油先物の下落とともにガソリン価格も低下してきている。
これが米インフレには(それだけが要因でないにしても)一定の効果はあったのだろうと思う。
ガソリン価格の低下は、産油国である米国シェール企業にはマイナス要因だが、一般国民家計にはプラス要因で米景気への影響は両面がある。

原油先物市場は元来非常に投機的な市場で、ヘッジファンドを始め多くの投機筋が暗躍してきた。
この歴史とは反対に、ここ数年は投機筋の先物ポジションがどんどん減少してしまった。
原油価格自体に投機性が薄れている。

結局、金と原油、一番の決定要因は「需給」だろう。
需給で注意すべきは「末端」、つまり、金価格なら末端の銀価格が暴落すると将来の金価格に暴落につながるし、ビットコインなら周辺の暗号通貨イーサリアムやアルトコインの価格を注意すべきだろう。
金の暴落の前に銀の暴落が前提で、ビットコインの暴落の前にイーサリアムなどの暴落が起こる可能性が高い。
需給の限界になれば、周辺から変化が始まり、中心へと広がるのだろう。

原油価格と投機筋ネットポジション
スクリーンショット 2025-10-17 10.07.08
















PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本
実戦的バリュエーション

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S

過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本
チャートの達人

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5


正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本
個人投資家の最強運用
https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0



ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本
株式需給の達人 (投資家編))

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD


需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本
株式需給の達人(基礎編)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM




にほんブログ村  

高市さん、内閣総理大臣になる・・・

5F18F629-1F8B-4B2E-B82C-D5E0DE36721A


















不思議な感じもするが、高市さんの首班指名が厳しいという見方が出てくると株価が下がり、首班指名で高市さんになりそうだと株価が上がる。
野党の野合が終わり、どうやら高市さんは内閣総理大臣になれそう!!! ・・・それで株価が上がった。

でも首班指名以上に重要なのは、自民党は維新が協力したとしても(連立は不明)衆参両院ともに少数内閣となり、いつでも他の野党が組めば速攻で内閣不信任案を可決できることだ。
高市さんにとってこの地獄のような国家運営を脱するためには「多数を占める連立内閣」しかない。


「多数・連立内閣」がカギなのだが、どうも難しいところがある。
日本の小選挙区比例代表制という制度が問題なのだ。


小選挙区は一人だけが当選する二大政党制を指向する制度で、一方、比例代表選挙は多党制・連立内閣制を指向する。
90年代のスタート当時、自民党は二大政党を推し進めるために小選挙区を推し、選挙区で落ちても比例ですくい上げるというオマケを付けた。

しかし、これが連立内閣を組む場合に大きな障害となってしまった。
それは政治信念、基本政策などの違いが指摘されているが、それだけではない。
各党とも選挙区で議員・候補を割り当てているが、複数政党の連立であっても各区選挙区で一人だけの候補者を選ぶ必要がある、
その分、この候補の割り当て、絞り込みの調整が困難を極める。

大阪地盤の維新は、大阪の選挙区は全部欲しいだろうし、全国政党に脱皮するには中国四国・東海・関東・東北などの広域で選挙区も欲しいだろう。
一方、自民党にも全国の各選挙区で議員・候補がいる。
いないのは公明党と調整してきた大阪のいくつかの選挙区で、公明の離脱が大阪の選挙区調整で維新に有利になった。
それぞれ議員生命をかけているだけに、選挙区調整となるだけに各議員各候補も簡単には折れない。


こうした選挙区調整を含めて連立を組めるかが決まる。
欧州ならば、100%比例代表制なのでこうした選挙区調整は存在しない。
その分、政策の調整だけで連立を組むことができる。
連立したり離脱したりが簡単にできるのが欧州の比例代表制だが、日本でも連立時代を迎え小選挙区をやめて比例代表制にした方がいいのかもしれない。

高市さんは維新と協議しているが、細部に行けば行くほど困難になる。
大丈夫だろうか?
とりあえず、首班指名を乗り越えればいいと思っているだろう。



PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本
実戦的バリュエーション

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S

過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本
チャートの達人

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5


正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本
個人投資家の最強運用
https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0



ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本
株式需給の達人 (投資家編))

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD


需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本
株式需給の達人(基礎編)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM




にほんブログ村    

日本の首相は、なぜ、靖国に行くのか?

IMG_0287


















保守とは何か?
欧米各国にもコンサーバティブ、右派の政治家がいる。
保守右派と呼ばれる政治信条を持つ人たち、新自由主義や小さな政府と志向する人たちともいえる。
一方、左派は福祉を重視する社会民主主義の人たち、大きな政府を志向する人たちといえる。
だが、日本の場合、保守といっても、ちょっと特殊な感じがする。


日本の保守とは、天皇制・皇室を中心とした伝統的日本社会の価値観に基づいていると感じるからだ。
第二次大戦で日本が負け旧軍部のA級戦犯たちは処刑されたが、天皇や皇族たちは戦争責任を問われなかった。
それは天皇制を破壊したら、日本国民が米国に対して徹底抗戦するかもしれない、場合によっては地下活動に潜り反米組織が拡大していくかもしれないと思ったからだろう。
だから、象徴天皇制として天皇家と皇族を無傷で残した。


靖国神社へ参拝することに対して中国・韓国がガンガン文句をつける、戦時下の日本を連想するからだろう。
それでも保守政治家が靖国参りを続ける・・・表面的には靖国神社には太平洋戦争で亡くなった人たちが祀られていると理由にしている。
だから何??? おそらく若い人たちには全くピンと来ないだろう。

なぜ、日本の保守派首相は靖国神社を参拝するのだろうか?

日本の保守は天皇制を中心に国家を考える、天皇制の基盤として日本神道がある、神道の中心として靖国神社があること、これらを権力の基盤として国家を支配する。
今上天皇陛下、雅子皇后にはあまりこうした意識はないかもしれない。

天皇制は天照大神の頃から数千年の歴史を持ち、その精神的支柱は神道だ。
皇居には宮中三殿があり、天照大神や歴代天皇、国家の安寧を祈る祭祀が執り行われる。
皇族の様々な儀式は神道そのものだ。
つまり、天皇制=神道であり、その中心が靖国神社なのだ。
だから、保守を標榜する政治家が靖国神社を参拝し、これを自分の根拠としている。


日本人はそろそろこの伝統的な「保守」が支配する国から新しい時代に入った方がいいと思う。
もちろん、天皇制は日本人の根幹であり否定する気はない。
でも天皇陛下の嫡子である愛子さまを女性だからといって天皇になる資格がないと言う保守派はどうかと思う。
天皇制も時代に合わせて進化していい、女性天皇もあり得る時代なのではないかと思う。

保守を標榜する高市氏が自民党総裁になり、早速、公明党は靖国神社に参拝するかどうかを確かめた。
日本の保守の特殊な立ち位置、その意味、今後を考える必要があるのではないかと思う。
天皇制=神道=国家権力という構図を変えてもいいはずだ。
保守を標榜する高市さんがどんな政治をするのかは見えていない。



PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本
実戦的バリュエーション

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S

過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本
チャートの達人

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5


正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本
個人投資家の最強運用
https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0



ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本
株式需給の達人 (投資家編))

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD


需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本
株式需給の達人(基礎編)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM




にほんブログ村   

9月FOMCの矛盾、株高の資産効果

スクリーンショット 2025-09-18 14.27.30












9月FOMCでは政策金利の決定ととももFRBの経済見通しが公表された。
いろいろ報道されているが、政策金利は中央値で25年末3.625%と年内2回の利下げを見ている。
来年は3.375%と1回、27年は3.125%と1回、それぞれFOMCメンバーに予想されている。

スクリーンショット 2025-09-20 15.36.48












一方、経済見通しは上の表の通りで、今年は実質GDPを+1.4→+1.6%に上方修正、失業率もPCEも前回と変わらず。
26年実質GDPも+1.6%→+1.8%に上方修正、失業率は4.5%→4.4%に修正、PCEは2.4%→2.6%に上方修正した。
要するに、25〜26年を通じて経済成長は強めに修正、物価高も続く。
にもかかわらず、政策金利を25年2回、26年1回引き下げる・・・???

どうもピンとこない人も多いのではないかと思う。
米景気が上方修正されても利下げは続けるって、インフレを助長する可能性を見ていないのだろうか?
利下げが先にあって、それに合わせて景気と物価を若干修正したのだろうか?
パウエル氏は「リスクマネージメントの利下げ」として雇用とインフレリスクを調整したようだか、本音はトランプへの忖度かもしれない。


筆者が一番気になるのが・・・
①株高による資産効果がどのぐらい消費を引き上げているのか? 
②雇用悪化と資産効果の両方が進行すると貧富の差が急拡大するのではないか?
という点だ。

米株の急上昇が保有株の多い富裕層の資産を拡大させると同時に、雇用の悪化、失業率の上昇で貧困層を急速に拡大する。
好調な小売売上げも富裕層のゼイタク消費の結果なのではない?
富める者はますます富み、貧しい者は仕事を失い、物価高で食べるのにやっと・・・だ。

米経済は富裕層だけで維持できるわけではない。
しかも株高が終わり株価下落すれば、今度は富裕層がダメージを受ける。
株価の予想は不可能なので、経済予想も不可能、何が起こってもおかしくない25年末〜26年の米国なのだろうと思う。



PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本
実戦的バリュエーション

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S

過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本
チャートの達人

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5


正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本
個人投資家の最強運用
https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0



ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本
株式需給の達人 (投資家編))

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD


需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本
株式需給の達人(基礎編)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM

PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本
実戦的バリュエーション

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S

過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本
チャートの達人

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5


正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本
個人投資家の最強運用
https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0



ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本
株式需給の達人 (投資家編))

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD


需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本
株式需給の達人(基礎編)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM




にほんブログ村   


にほんブログ村  

総裁選、地滑り勝利を期待

55368890-8072-47A0-8BA8-7032B86E3FEB

















「外国列強の高度な技術を奇術と呼び学ぶことをしない。なのに一旦戦いになると列強の技術に勝てないと諦め譲歩する。」として危機感を持って「戊戌の変法」を進めた光緒帝。
しかし「戊戌の変法」はわずか100日で頓挫し、その後、欧米列強や旧日本帝国が進出、清朝末期の中国はどんどん部分割譲されていった。
多くの外資が日本企業を買収し、不動産を買い漁る現代日本、この清朝末期と重なる部分がある。

日本はどこかの大学の校歌にある「進取の精神」を忘れてしまったかのように感じる。
AIエージェントがいろんな分野で活躍し、ソフトウェアが人間に取って代わる時代、中国レポートがとても気になった。
それはAIエージェントが急速に普及し、ヒト型ロボットが急速に開発され、1万2000トンの高圧力のメガキャストが開発され自動車工場などで実装されているという内容だった。
マクロでは不動産処理が遅れデフレ的状況に陥っているが、中国人は貪欲な「進取の精神」を忘れていない。

日本オフィスではどこまでAIを活用し、AIエージェントがサラリーマンに代わって仕事をしている?
工場ではAIとロボットの融合で高度の仕事を自動化させているのだろうか?
自動車などの製造業で膨大な圧力を使って70以上の部品を一気に成型するメガキャストを使って自動車などを作っているのだろうか?

中国の技術進歩は恐ろしいほどだ。
清朝末期の光緒帝の言葉を日本人は噛みしめるべきじゃないのだろうか?


振り返って自民党総裁選。
野党党首は「敗者復活戦」と評したが、今回の自民党は大きく変貌する契機となる可能性もある。
少数野党が林立する情勢だが、これは圧倒的な国民支持を集める政治家がいないことの裏返しでもある。
政治家は勝ち馬の乗ろうとするだけの人と、自ら局面を打開し国民的人気を得る人の二つに分かれる。
列島改造論の田中角栄氏、日米摩擦時代の中曽根康弘氏、郵政民主化の小泉純一郎氏、アベノミクスの安倍晋三氏などが典型的な局面打開するリーダーだった。

勝ち馬に乗ろうとする人たちは、いつでも風向きを読み、自分が選挙で通りそうなリーダーを求める。
今回の総裁選で、茂木さんや旧安倍派に近いかと思っていた加藤勝信氏が選対本部長として小泉さん支持に向かった。
これが国民的人気を取る地滑りの始まりのなるのもしれないと思う。
小泉氏が国民的人気を得るならば総裁戦で他候補を陣営に引きつけ、圧倒的な地滑り勝利(ランド・スライディング・ビクトリー)を得るはずだ。

小泉さんには滝川クリステルさんがいる。
天皇陛下には皇后雅子様がいて、皇室外交のレベルが数段上がった。
小泉さんが総理になるとしたら、滝川クリステルさんが政権の外交力を大幅に引き上げる。
さらに日本のAIエージェントの普及、人型ロボットによる人手不足の解消、メガキャストを導入して製造業の効率化を進めてほしい、もちろん農業改革も!




PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本
実戦的バリュエーション

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S

過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本
チャートの達人

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5


正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本
個人投資家の最強運用
https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0



ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本
株式需給の達人 (投資家編))

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD


需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本
株式需給の達人(基礎編)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM

PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本
実戦的バリュエーション

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S

過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本
チャートの達人

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5


正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本
個人投資家の最強運用
https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0



ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本
株式需給の達人 (投資家編))

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD


需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本
株式需給の達人(基礎編)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM




にほんブログ村   


にほんブログ村  

見えてきた5500億ドルの米国投資

トランプ










 日米両政府は米国時間4日、日本による5500億ドル(約81兆円)の対米投資の仕組みを盛り込んだ覚書を交わした。投資先は日米が協議した上で米大統領が選定し、日本側が指定された口座に米ドル建ての即時利用可能な資金を拠出する、などとしている。


トランプは自分が自由に使えるポケットマネーだと言い切った。
ラトニック氏は、例えば、大統領がアラスカのパイプラインの開発を決めたら、日本が何も言わずに5500億ドルまでを拠出するという。
このプロジェクトから上がる利益は9割が米国、1割が日本だという。

日本側からは、政府系金融機関を通じた資金供給であり、民間資金は(現段階では)考えていない。
投融資には大統領の一存だけでなく、日本政府の承認も必要になる。


こうして考えると、全貌が推測できる。

第一に日本資金はエクイティ投資ではなく、デット、政府系金融機関による融資が中心になること。
エクイティではないので投資リターンが低く、利益の1割というのは金利のみということだろう。

第二に融資の期間は不明で、もしかしたら永久に近い長期融資なのかもしれない。
日本側のリターンは低いが、融資は返済される可能性が高く損失リスクは限定されているようだ。
おそらく超長期または永久劣後のような形の融資になるのだろう。

第三に政府系金融の融資ならば、失敗したら税金で穴埋めすることになる。
民間資金が入ると契約が複雑になり、トランプの自由になるとは限らない。
また、政府資金ならば日銀が印刷するだけで調達する必要もないし、融資が焦げ付いても国民が等しく税金で負担するだけだ。


おそらく一番の問題は5500億ドルをどう資金調達するか?

政府系機関の融資にしても巨額なので金融機関への資金注入が必要になる。
そこで問題となるのは、ドル資金を注入するならば①外貨準備を取り崩す、②米銀とのスワップでドル資金を調達する、③国内で紙幣を発行して調達した円資金をドルに転換する・・・などが考えられる。

外貨準備を使うと、米債を売却することになり米長期金利を引き上げてしまう。
ドルを短期調達すると長期に融資すると、期間のミスマッチが生じる。
円資金をドル転すると、為替市場にドル高・円安の影響してしまう。
いずれにしても、5500億ドルという規模のディールになると、為替や金利市場への影響が避けられないかもしれない。

う〜〜ん、どうするのだろう???



PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本
実戦的バリュエーション

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S

過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本
チャートの達人

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5


正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本
個人投資家の最強運用
https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0



ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本
株式需給の達人 (投資家編))

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD


需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本
株式需給の達人(基礎編)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM




にほんブログ村  

9月SQ値45016円の意味は?

JPX












人生には三つの坂がある、上り坂、下り坂、そして、マサカだ。
という名言?は小泉元首相の言葉だ。
これはそのまま株式に当てはめられる、「株には三つの坂がある・・・マサカだ」
この1ヶ月、この「マサカ」が起こった。


8月SQ値は41368円で、このオプションSQが今回の急騰劇の起点になった。
そして9月SQが終わったが、SQ値は45016円と、8月SQから8.8%もの上昇となった。
寄り前の注文では日経平均方が1070億円の買い超、TOPIX型で510円の買い超だった。
九月限月で建て玉の多かったオプションも裁定取引による先物も、ロールオーバーは少なくほとんど全て解消されたと見られ、10月限月オプションの建て玉は激減した。
簡単言えば、ショートスクイーズもガンマスクイーズも、踏み上げの相場はしばらくはなさそう。
株式需給は基本的に大きく変化したと思う。

この1ヶ月間で見ると、日経平均が4.5%上昇に対して、NYダウは3.8%、S&P500は2.7%、NASDAQも2.5%の上昇にとどまっている。
明らかに日経平均の上昇が圧倒していた。

これは、なぜか?

業績の停滞感を覆した会社はブロードコムでありオラクルであり、米国のAI関連株だった。
個別の業績ニュースで急上昇したのが米国株式市場で、これは上がり方が凄いが業績ニュースに反応した株高だった。
これに対して日本株には特に具体的な業績上方修正はなく、先物リードで日経平均全体が持ち上がった。
業績の裏付けのない株高、これによる株価の不安定さ、空中戦的な乱高下の懸念があった。

これが問題?

米国株にしてもバリュエーションが高く投資家目線では売り買いを迷う市場だったが、日本株は先物・オプションに持ち上げられているだけにさらに投資家目線を混乱させている。
筆者の感覚だが、NYダウ=日経平均+4000という水準が過去の平均的な関係だ。
SQ値で45000円に乗せた日経平均、46000ドルに乗せたNYダウ、その差はわずか1000ポイントに接近した。

PERとかPBRとかの問題ではなく、投資家の感覚としてこの1000ポイント差は「やりすぎ」だったのではないかと思う。
その「やりすぎ」がだとしたら、それが修正されるとしたら・・・それが老婆心ながら心配だ。




 PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本
実戦的バリュエーション

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S

過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本
チャートの達人

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5


正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本
個人投資家の最強運用
https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0



ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本
株式需給の達人 (投資家編))

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD


需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本
株式需給の達人(基礎編)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM

PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本
実戦的バリュエーション

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S

過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本
チャートの達人

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5


正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本
個人投資家の最強運用
https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0



ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本
株式需給の達人 (投資家編))

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD


需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本
株式需給の達人(基礎編)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM




にほんブログ村   


にほんブログ村 

日本の政治はどこへ行く?(4)総理辞任ー高市トレード

5F18F629-1F8B-4B2E-B82C-D5E0DE36721A


















臨時総裁選の党内手続きが始まる前に石破さんは辞任を発表した。
何やら「誰かが書いたシナリオ」という気がするが、これもまた政治の時流というところだろう。
でも石破辞任で一段とわけわからない状態になるのは間違いないのだろう。

株式市場では何故かお祭り騒ぎで株価が上昇した。
この株上昇は・・・
①昨年の総裁選前に「高市期待で日経平均が1900円上昇、今回も繰り返す」と見た先物投資家が買い仕掛けした、
②または、今週末のSQに向けてオプショントレーダーがショートカバーに動いた、
ことが考えられる。

石破辞任は、SQ前のオプションポジションの解消を一気に進めたのだろう。
今週末のSQまでは9月限オプションに絡み日経平均も振幅が大きくなる。


では、日本の政治はどこへ行くのだろう?

最も重要な視点は「政界再編」だと思う。
少数政党が林立し、しかも小政党が訳の分からない自己主張でお互いの共通点を見つけようともしない。
これでは何も決められない多党制になるだけで、国民には不幸なことだ。

政界再編、連立内閣制には、政党党首の個人的「人間的な魅力」、「政界再編のビジョン」を互いに納得できること、そして「目標の共通化」ができるか、だろう。
企業同士の連携でも同じで、まずは企業トップの「人間的魅力」、そして「ビジョン」、最後に「目標の共有」が必要になる。


高市さんになるにしろ、小泉さんになるにしろ、次の総裁が内閣総理大臣に指名されるかどうかは、理論上不透明だ。
誰がなっても政治混乱という状況は変わらないかもしれない。
だからこそ、党首の相互理解とビジョンの共有が他党党首との関係を作り、首班指名を乗り越えることが次の連立時代につながる。

自民党内の政治争いと国民意識の乖離は多くの評論家に指摘されているが、そのギャップを埋めるのは自民党総裁の他党党首や一般国民へのプレゼンテーションだ。
その意味では総裁選ー次の解散ー総選挙が一本の線で繋がる政治リーダーが現状打破できる。
こうした流れになれば、日本の政治が変わる、新しい政治が始まる、高齢化社会の日本人も変わる。

自民党の候補には日本を変える気概を示してほしい。
いずれにしても国民の期待が集まれば株価も上がる。
逆に自民党内の都合で選ばれた人が出てくると、「決められない政治」が続き株価はダウンするかもしれない。




PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本
実戦的バリュエーション

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S

過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本
チャートの達人

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5


正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本
個人投資家の最強運用
https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0



ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本
株式需給の達人 (投資家編))

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD


需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本
株式需給の達人(基礎編)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM




にほんブログ村   

日本の政治はどこへ行く?(3)総裁選の迷走

IMG_0287

















日本の政治は迷走を続けている。
自民党は「総裁選の前倒し」で大騒ぎ。
「先の参院選で示された民意、総裁の石破さんが責任を取れ!」
「前倒しを主張しているのは裏金議員ばかり、総裁選を強行すれば民意が一段と離れる」
「支持率調査ではなく選挙結果が民意を示す、選挙結果の責任は総裁にある」
「総裁選には過半数の賛成が必要で、賛成議員の氏名を公表する」

この一連の動きは呆れてみている国民は多いと思う。
誰もこの国の進む方向を議論しない、政治家としての矜持も主張もない、あるのは自分の議員の地位を守りたいだけ・・・ミエミエなところがなんとも悲しい。


政治家が迷走し、何も決まらない政治になって困るのは国民だ。
参議院選で各党が様々な公約を公表した。
・自民・・・子供・非課税世帯4万円、その他2万円給付、
・立民・・・食品消費税を2年間ゼロ、給付金2万円、ガソリン減税
・国民・・・基礎控除178万円、消費税一律5%、ガソリン減税
・維新・・・食品消費税ゼロ、医療費4兆円削減、社会保障6兆円削減
・参政・・・消費税廃止、15歳まで10万円給付

いろいろあったが、ようやくすれば四点。
①高騰する食品の消費税をどうするか? ②現金給付をどうするか? ③ガソリン暫定税率をどうするか? ④基礎控除、社会保険料をどうするか?
この4点に集約される。

しかし・・・

選挙から1カ月半たつが、公約実現に向けて何か動きがあったのだろうか?
野党が組んで「ガソリン減税」を法案提出しようということぐらいで、減税も給付も何も進んでいない。

国民をバカにした公約だった・・・ガックシ
選挙公約とは何なのだろう?
選挙キャンペーンで言いたい放題で、当選したら・・・ダンマリ。


日本の多党制は全く機能していない。
何故か?
多数を取れる連立政権を作れない「バラバラ多党制」は一種の無責任体制で、政治リーダーが不在、だから公約は実行されない。

本来の政治機能は、多様な意見を集約し、政治的な妥協とともに、政策のコンセンサスを形成していくことだ。
意見の集約もできない、妥協もできない、コンセンサスもない、これじゃ、公約の意味も何もない。
与党も与党、野党も野党というところで「国民の不幸」でしかない。
約束を守る、約束を実行するために行動する政治家がいないのが・・・残念!



PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本
実戦的バリュエーション

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S

過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本
チャートの達人

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5


正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本
個人投資家の最強運用
https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0



ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本
株式需給の達人 (投資家編))

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD


需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本
株式需給の達人(基礎編)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM




にほんブログ村   

SOXがNASDAQに出遅れている理由~NVDA決算~

SOX指数とNASDAQ100
SOXとNASDAQ2508
















エヌビディアの5~7月決算は好調そのものだった。
売上げも利益も予想を上回り、事前予想通りデータセンター向けの売上げは前年比50%を越えた。
若干予想を上回ったが、投資家の期待値に沿った内容で特にサプライズはない。

エヌビディアやブロードコムは「AIの夢」を見せてくれるヒーロー株だが、両社ともにNASDAQにもSOXにも採用されている。
なので、30銘柄の米半導体株指数のSOXは、ハイテク株100銘柄で構成されているNASDAQ100と連動してきたが、今年に入ってから動きが離れ「NASDAQ-SOXの乖離」が見られる。


アメリカではオープンAIが生成AIを開発して以降、大量のデータを扱うデータセンターへの投資、データセンターに大量の電気を供給する発電施設への投資が増えている。
AI投資が大ブームになっているが、これが「NASDAQ-SOXの乖離」と関係しているのだろうか?


AIブームで巨額投資を発表する企業が増えている。
日本のソフトバンクGが10兆円の投資を表明しているが、Meta600億ドル、マイクロソフト800億ドル、アマゾン1000億ドル、グーグル750億ドルと巨額投資を予定している。
データセンターがそれほどの収益を生むのかは分からないが、GAFAMなどの企業がNASDAQ採用企業で彼らの投資競争の中心にいる。

こうしたAIブームの中心がNVDAやブロードコム半導体企業で「AIの夢」を生き、一方一般産業向けの半導体は世界景気の中で「半導体の現実」を生きている。
この夢と現実の間が「NASDAQーSOXの乖離」を生じさせている。

半導体売上げ前年比202508
















上のグラフは世界の半導体売上高の前年比の動きを示している。
半導体売上げ全般は依然として景気が良い状態で、今年6月の数字でも+17%と前年比二けたの増加を示している。

しかし、このグラフで明らかなのは、昨年8月+24%の伸び率だったのが徐々に鈍化していること。
これにはNVDAやブロードコムなどのAI半導体も含まれているわけだが、一般産業向けの半導体全般は伸び率鈍化の局面に入ってきた。

ここから言えるのは、「夢を追うAI関連」といえでも「夢にも賞味期限」があることだ。
「NASDAQ-SOXの乖離」が夢と現実の差を株価が表現し、しかも、夢の賞味期限が近付いているとしたら、投資家は冷静に考える所に来ているのかもしれない。



PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本
実戦的バリュエーション

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S

過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本
チャートの達人

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5


正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本
個人投資家の最強運用
https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0



ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本
株式需給の達人 (投資家編))

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD


需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本
株式需給の達人(基礎編)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM




にほんブログ村   

日本の政治はどこへ行く(2)立憲民主党

5F18F629-1F8B-4B2E-B82C-D5E0DE36721A














立憲民主党の野田氏は、7月の参院選挙後「民意は自民党にノーを突き付けた」と発言した。
この言葉で、この人、相当ズレてしまったと感じた。
筆者に言わせれば、民意は自民党だけでなく、立民党にもノーを突き付けた、ということだ。

この民意とはなんだろう?

選挙で当落を決めることなのか、それとも選挙結果から演繹的に導かれるものなのか?
大きく議席を減らした自民党、裏金問題や旧統一教会で表面化した「古い体質」を民意は否定したのか、それとも「石破政権」にノーだったのか?
選挙結果から何を考えるかは簡単ではない。


自民党は両院総会を開き、「石破おろし」に進んでいるが、単に「石破おろし」ではなく背後に「旧安倍派裏金議員の復権」が見え隠れするのがなんとも情けない。
石破さんをおろして総裁選を行うのならば、「日本の政治をどう進めるのか?」「日本をどういう国にしたいのか?」「トランプのムチャクチャな世界に日本はどう生きて行くのか?」「子供や孫の世代に何を残してあげたいのか?」などなど議論してほしいと思う。
ところが、議員の権力闘争ばかり・・・残念。


立民の場合、参院選の敗北原因は明らかだ。
国民民主、参政党などの新興勢力の台頭で、「埋没」してしまったことだ。
主張が他の新興勢力に比べて地味、消費税も1年間の時限で食品税を引き下げるという立民の主張が他政党の主張に埋没した。
なんの共感も得られなかった。


おそらく多くの有権者が第二政党の立民に期待したのは、自民党に代わる政権を作れるオーガナイズ能力だったと思う。
小粒な野党が林立した状況では、自民党にノーを突き付けても自民党政権をつぶせない。
憲法改正、自衛隊の位置づけ、安全保障の枠組み、少子高齢化が進む日本の将来ビジョン、税と社会保障の世代間公平性、多くの難問に対する答えをどの政党も持っていない。
減税や現金給付ではなく、国民負担も含めた総合的で長期的な議論をできる政党がない。

自民党の保守的な政策に対して、対等の議論を期待されたのが10年前の旧民主党だったが、東北震災時に明らかになった菅氏の無能で国民は辟易してしまった。
その流れを組んだ立民と国民民主だが、彼らも迷走しているだけだ。
連立政権作りに向けた各党の政策すり合わせをリーダーシップを持つ人材がいない。

本来ならば自民党が中道右派の位置取りの中、立民や国民で中道左派勢力を対抗していくことだろう。
野田氏には立民の党内だけでなく、国民など他党との連携を作るリーダーシップが期待されているはずだが・・・あまり動きが見えない。
それぞれがバラマキ的な自己主張するだけでは、自民党に代わる政権政党を作るのは難しそうな気がする。
連立政治に向けた実行力が問われるのだろう。



PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本
実戦的バリュエーション

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S

過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本
チャートの達人

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5


正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本
個人投資家の最強運用
https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0



ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本
株式需給の達人 (投資家編))

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD


需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本
株式需給の達人(基礎編)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM




にほんブログ村  

日本人は貧しくなった?(2)ビッグマック価格

ビッグマック指数2109









日本人が貧しくなったと言われる、もう一つの根拠は一人当たりGDPランキングが大幅に下落したことだろう。
2024年の数字では、日本は世界36位で3万2498ドルしかない。
3万ドルというと450万円、日本人は1年間で平均450万円の付加価値しか作り出していない。

昔は5万ドル(750万円)ぐらいあってもおかしくない経済大国だったが、今や凋落は甚だしい。
アジア各国で見ると、人口が少ないので高めに出ているがシンガポール(4位、9万0674ドル)や香港(20位、5万4326ドル)が高いが、韓国(31位、3万6128ドル)、台湾(35位、3万3437ドル)に追い抜かれた。

欧州と比べると、もっと悲惨。
独(17位、5万4989ドル)、英(22位、52648ドル)、仏(27位、4万6224ドル)、伊(28位、4万0221ドル)・・・
日本人の生み出す付加価値が欧州各国の生み出すそれよりも全然少ない。

でもだからといって「日本人が貧乏になった」とはいえない。

これはドルという基軸通貨での比較であり、日本人が日本国内で暮らすの場合は全く異なった意味になるからだ。
エンゲル係数の話で論じたが、日本人が日本国内で暮らしているだけなら貧乏にはなっていない。
日本人が海外に出た時に「貧しさ」に直面するが、貧しさというよりも「物価が高いな」という実感だろう。

ビッグマック価格は当ブログでも何回も取り上げたが、昨年の日本のビッグマック価格は3.19ドルで世界44位となっている。
ビッグマックは世界中どこでも食べられるファーストフードだが、一番高い国はスイスでビッグマック1個がナント8ドルもする。
日本で食べると3ドル、スイスで食べると8ドル、でもこの物価差は平準化しない。

一番良いのは一人当たりGDPが5万ドルを越える欧米で働き給料をもらい、日本でビッグマックを食べることだ。
なので海外からの観光客が激増しているのがよく理解できる。
海外で働き日本で消費する、これを実践している人たちだからだ。

上の画像は2020年のビッグマック価格が記載されているが、日本のビッグマック価格は390円だった。
それから4年後の2024年にビッグマック価格は480円で23%も上昇している。
それでもランキングは39位から44位に下落した。
国内物価が上がっているが、それでもビッグマックを安く食べられる、これは日本での生活の圧倒的な絶対的な良さだ。
日本人が国内で暮らす限り、「日本人が貧しくなっている」という根拠はない。



PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本
実戦的バリュエーション

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S

過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本
チャートの達人

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5


正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本
個人投資家の最強運用
https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0



ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本
株式需給の達人 (投資家編))

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD


需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本
株式需給の達人(基礎編)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM




にほんブログ村   

日本人は貧しくなった?(1)エンゲル係数

エンゲル係数












野村証券資料より


日本人はどんどん貧しくなっているという人たちがいる。
この前の参院選は、貧しい人々にどう施しを与えるか、給付金を上げるのか、税金を減らしてあげるのか、その施し方を投票する選挙のようだった。

これって本当だろうか???

生活実感・・・確かに食費の高騰が痛い。
主食のコメ価格が前年比2倍になり、筆者の好きなコーヒーも5割高、多くの食品がビックリするほど値上がりしている。

昔、小学生の頃、エンゲル係数(食費/消費総額)を習った時のことをよく覚えている。
その時、日本は高度成長期の真っただ中、小学校の先生は「エンゲル係数がどんどん下がり日本人は豊になっている」と説明した。
食費が占める割合が小さいほど「豊か」なんだとはじめて理解した。
我々世代にとってはエンゲル係数は豊かになった日本人の「証拠」だった。

でも最近は違う。
このエンゲル係数がどんどん上昇・・・これは日本人が貧しくなっている「証拠」なのだろうか?
食品価格が上昇しているので、消費全体の中での食費が増えるのはあたりまえだ。
しかし、これでもって日本人は「貧しくなった」といえるのだろうか?
なんか「日本人の貧しさ」がヘンに強調され過ぎていないだろうか?


食品価格の高騰で確かに食費は増えているのは間違いない。
でも、日本人の可処分所得も増えている、貧乏化してるとはいえない。
さらに、消費支出に占める食費が上がっても、可処分所得に対する食費は上がっていない。
下のグラフを参照。

エンゲル係数可処分所得











野村証券資料





エンゲル係数は確かに上昇している、特にここ2-3年の上昇は激しい。
コメなどの食品の値上げが凄まじいからだ。
でも、給与所得、可処分所得を分母にすると、食品の比率がそれほぼ上がっていない。

可処分所得=貯蓄+消費であり、日本人はおカネを使わずに貯金に回していることが分かる。
給料は増えても貯金を殖やし、消費に回す金額を抑えている、しかし、食品価格の上昇で食費がどんどん増える、その結果、エンゲル係数が上昇する、その一方、可処分所得に対する食費の比率は安定している。

簡単に言えば、給料が増加し、貯蓄も増やす、でも消費支出を抑えているので食費の割合=エンゲル係数が上がった・・・ということだ。
なので、「エンゲル係数の上昇=日本人の貧乏化」は成り立たない。


ただし、65歳以上の年金生活世帯では事情は厳しい。

2024年の数字で、 実収入 252,818円 (社会保障給付 225,182円 89.1% その他 10.9% )で可処分所得 222,462円 消費支出 256,521円 となっている。
可処分所得よりも消費支出が大きく、毎月の収支は赤字、預貯金の取り崩しが進む。
さらに食費は67695円で可処分所得の3割を占め、食品価格の上昇が家計の赤字に直結している。

エンゲル係数の上昇は日本人全体ではなく、高齢者世帯の生活の苦しさを表している。



PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本
実戦的バリュエーション

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S

過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本
チャートの達人

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5


正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本
個人投資家の最強運用
https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0



ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本
株式需給の達人 (投資家編))

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD


需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本
株式需給の達人(基礎編)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM




にほんブログ村   

関税率に見え隠れする、トランプの意図

4/2相互関税率リスト
2025-April-02-Reciprocal_tariffs















トランプは各国・地域に対する「相互関税リスト」を示した大統領令に署名した。
この70か国・地域の税率はバラバラだ・・・
日本・欧州EU・韓国に対しては個別に合意した通り15%
インド25%、台湾20%、スイス39%、もっとも低いのは英国10%、もっとも高いのはシリア41%だった。
ただし、焦点の中国とは交渉期間の延期で対象外としている。

関税率202508


























各国の詳細は上のグラフの通り。
このリストンはトランプの好き嫌いが大きく反映されているような気がする。
関税率20%以上の国・地域は・・・
①東南アジア・・・ベトナム20%、ミャンマー40%、ラオス40%
②インド25%
③スイス39%、
④南アフリカ30%
⑤台湾20%

①の東南アジアは、中国が迂回輸出に使いそうな国々で、この裏に中国の存在が感じられる。
中国との相互関税はレアアースの問題があり決着していないが、トランプは中国の迂回輸出にあらかじめクサビを入れたという印象がある。

②インドの25%は、対ロシア制裁、ロシアの外貨獲得のための貿易相手に警告をしたという面もあるだろう。
その意味ではインドが対ロシア制裁に加われば相互関税が引き下げられるかもしれない。

③スイス39%はよく分からないが、EUが15%で欧州大陸の真ん中にあるスイスが2倍以上の39%となると、スイスを嫌いなのか、何か圧力をかける理由があるのかは分からない。
スイスの高級時計、医薬品がキライなのかもしれない。

④南アフリカ30%も理由はよく分からないが、金やダイヤモンドの貴金属の輸入に関税をかけるって何の意味があるのだろうと思う。
金もダイヤモンドも国際市況で決まり、その輸入に関税をかけたら米国民は関税分だけ高く買わされるだけだからだ。

⑤台湾は対中国地政学で重要な国だが、日韓の15%に比べて高く設定された。
TSMCへの圧力を掛けて米国内へ生産をシフトさせようという意図もあるかもしれないし、鴻海の中国生産会社フォックスコンへの圧力もあるのかもしれない。

カナダやメキシコにも高関税をかけて圧力をかけているが、両国との国境壁を高くして移民や麻薬問題をなんとかしたいと思っているのだろう。
いずれにしても、今回の関税率リストにはトランプの意図が見える。



 PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本
実戦的バリュエーション

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S

過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本
チャートの達人

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5


正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本
個人投資家の最強運用
https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0



ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本
株式需給の達人 (投資家編))

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD


需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本
株式需給の達人(基礎編)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM




にほんブログ村 

日本の政治はどこへ行く(1)自民党

民主党











参政党の党首が次の選挙で連立内閣の一翼を担う勢力を確保したいと言ったが、この時代認識が素晴らしいと思う。
少数野党の党首が日本の政治の歴史的な変化を感じているように見えた。
今回の参院選は政治史の変化点になるような気がする。

①今まで政治に全く興味を示さなかった若年層の政治参加意識が高まった。
全体の投票率も58%近い数字に上昇し、有権者の2割が期日前投票をした。
10年~20年しか生きない高齢者ではなく、30年~40年以上生きる人たちが将来を切り開く。

②新興勢力が台頭で若年層の考え方が政治に反映される。
若年層の政治行動が新しい政党を台頭させた、としたら、今後20年、30年、40年という時間軸で政策が進められることになる。

新しい日本の政治が始まる可能性が感じられる選挙だった。


二大政党制は自己主張の強い政治を生む。
典型的なのは英国の鉄の女サッチャー首相、あるいは最近の米国トランプ大統領だろう。
過半数の議席を取るために自己主張の強いリーダーが登場する。

一方の多党制(連立制)では各党のスタンスが微妙に違うが、基本的に中道寄りの政策が増える。
そのため、政策の違いを修正しやすく連立内閣を作りやすくなる。
ドイツの議会制が典型だろう。

現在の政党別の主張はかなり乖離が大きいが、今後は欧州の多党制のように中道左派、中道、中道右派という軸で集約されてくるだろう。


参院選で大敗した自民党はどう動いていくのだろうか?

①「石破おろし」でガタガタすること自体が自民党の人気を凋落させる。
国民目線から見れば、自民党は過去を清算して出直すことが人気回復のスタートラインだ。
過去の清算とは、「裏金問題」「統一教会問題」であり、裏金議員を排除し統一教会の関係を持った議員も辞めてもらう。

②石破さんは自民党の中では珍しいほど「私心」がない政治家。
石破さんは自民党内の勢力をつながるよりも「政治家としての志」や「具体的な政策」で一致できる野党とつながることができると思う。

内閣総理大臣をクビにして誰がなっても所詮少数与党としての自民党は変わらない、その先にあるのは野党との対立で何も決まらない政治が続くだけだ。
それは日本にとって株式市場にとってマイナスでしかない。



PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本
実戦的バリュエーション

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S

過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本
チャートの達人

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5


正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本
個人投資家の最強運用
https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0



ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本
株式需給の達人 (投資家編))

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD


需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本
株式需給の達人(基礎編)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM




にほんブログ村   

EU-トランプ合意だけど・・・ユーロ企業は大丈夫???

ユーロインデックスとユーロ/ドル相場
ユーロインデックス202507
















EUートランプ交渉が合意された。
なんだか、赤沢ートランプ交渉をマネしたような、相互関税15%+対米投資6000億ドルという結果だった。

でも欧州の競争力は大きく棄損されてしまうかもしれない・・・と思う。

①為替市場でのユーロ高
ユーロ/ドルでは年初来13.3%もユーロ高で推移している。
各国との貿易量でウェート付けしたユーロインデックスでも6.3%ユーロ高になっている。
米ーEUのビジネスを考えた場合、欧州の自動車メーカーなどはすでに為替だけで10%程度は競争力を失っているということだろう。

世界トップをトヨタと争うフォルクスワーゲンの上半期決算では売上こそ前年並みだったが、営業利益は-32%、純利益はー36%だった。
この上半期では4月以降にトランプ関税が適応されたが、その前に駆け込み輸出もできたし在庫を積み上げることもできた。
というわけで、トランプ関税の影響を相当抑えているはずだが、大きな減益という結果だ。
もちろん、中国市場の不振もあっただろうが、ユーロ高による為替損益の悪化が大きく影響しただろう。

②15%のトランプ関税
自動車以外の分野では4月以降10%のトランプ基本関税だけだったのが、15%に引き上げられる。
ユーロ/ドルの13%の上昇とともに15%の関税でユーロの輸出企業には28%の負担が生じる。
通貨高とトランプ関税でダブルの負担となる。
日本は為替が今年ほぼフラットなので日本企業は15%の負担にとどまる、一方、ユーロ企業は28%の負担、これを考えると米国市場ではユーロ企業は相当競争力を失うことになる。
日本企業の方がずっとマシだろう。

③関税以外、防衛費負担。
トランプは「欧州の安全保障は欧州で」が基本となり、欧州NATO各国は防衛費をGDPの5%に大幅に引き上げる。
防衛費は軍備の在庫を増やすことで、在庫を積み上げている間はGDPのプラス要因となる。
でも、軍備の在庫はそれ以上の波及効果がないどころが、その後には維持メンテナンス等が大きな負担となってくる。

欧州各国は財政を緩めて予算を増額し軍備増強することを株価はプラスに捉えているが、在庫が大きくなるとその在庫負担が逆に大きくなってしまう。
対ロシアの脅威は簡単には消えないので、この状況が5年10年と続くと欧州各国は疲弊してくるだろうと思われる。


下のグラフはユーロのIMM投機ポジション。
過去の投機筋の動きを見ると、投機ポジションが積み上がりユーロが上昇する、その後、投機ポジションは利食いに入るがモメンタムが強くユーロが一段と上昇する、そしてピークを付けるというパターンだ。

このパターンから見ると、ユーロ相場は投機でユーロ高が進んでいる状況、今年後半にもモメンタムで一段高というパターンが見られるかもしれない。
その時はユーロの引きずられる形で円高に動く可能性もある。


ユーロ投機ポジション
IMMユーロ投機ネットポジション202507


















PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本
実戦的バリュエーション

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S

過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本
チャートの達人

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5


正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本
個人投資家の最強運用
https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0



ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本
株式需給の達人 (投資家編))

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD


需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本
株式需給の達人(基礎編)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM




にほんブログ村   

都議選大敗・・・石破政権の「三大ガックシ」

IMG_0287

















自民党は都議選で大敗した・・・石破政権の「三大ガックシ」が大きく影響したと思う。

石破さんの魅力的なところは、自民党内にいる野党的な役割だった。
しかも論理的に正しい事を自民党保守層に迎合せずに物事を判断し主張する、ここが魅力的だった。
しかし何か狂ってきたように見える。


第一のガックシは・・・ガソリン暫定税率

この暫定税率はまだ日本の高速道路網が未整備だった頃、道路整備のために通常のガソリン税に加え、暫定税率を徴収したものだ。
すでに全国高速道路網がほぼ完成した現在、ガソリン暫定税率の役割が終わっている。

役割を終えたのにそのまま課税する理屈はない。
そういう意味で三党で「ガソリン暫定税率の廃止」は合意された。
この合意に石破さんは関わっていたはずだし、賛成したはずだった。

でも急に手のひら返し・・・法案を廃案にさせた。


第二のガックシは・・・一人2万円のバラマキ

党内野党だった頃の石破さんは自民党の得意とする「給付金バラマキ」を批判していたはずだ。
前年比3%を越える物価高、その中で特に食料品は大幅な上昇となった。
一番の問題は食品、コメの高騰、そして、物価に比例して増税となる消費税だ。
スジから言えば、取り過ぎた消費税を国民に返還するとしたら、消費税、特に食品消費税の引き下げだったはずだ。

しかし、石破さんは2万円の給付金バラマキが一番良いと発言。
誰も理解できない、あの論理的な石破氏はどこかに飛んで行ってしまった。


第三のガックシは・・・トランプ関税

交渉は赤沢さんだが、5回も訪米会談「合意に向けた交渉が進展していることを確認した」と言いながら、実は何も進展していなかった。
G7でトランプ氏と会談しても何も進展せず、トランプは「タフだ」と発言した。
そして、一段と圧力を強めることになる。
自動車関税の上乗せ、防衛費の上積み、コメなどのの産物市場の開放・・・

赤沢さんはウソばかりだった、石破さんもトランプに翻弄されているだけだった。
日本はトランプに譲歩し続けるだけみたいだ。


この石破さんの「三大ガックシ」がある限り、石破さんでは参議院選挙には勝てないだろう。
小泉農水相が「コメを3000円台にする」というのは勇ましいが、今年の新米で3000円を実現できるのか問われる。
これが4つ目の「ガックシ」になるようならば自民党政治の終わりが見えてくる。




PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本
実戦的バリュエーション

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S

過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本
チャートの達人

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5


正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本
個人投資家の最強運用
https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0



ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本
株式需給の達人 (投資家編))

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD


需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本
株式需給の達人(基礎編)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM




にほんブログ村    
最新コメント
読者登録
LINE読者登録QRコード
楽天市場
プロフィール

kabusanjin

株式需給の達人(おもしろ相場格言)
「酒田五法」などの相場テクニックに直結する相場格言をより多く取り上げました。 当ブログでも使った「最後の抱き線は心中もの」、「遊びの放れは大相場」、「放れて十字は捨て子線」など、実戦で使える格言を多く解説しています。 ケイ線に興味のある方、テクニカル分析に興味のある方、是非一読をお勧めします。
株式需給の達人(バリュエーション)
PERやPBRなどバリュエーションを理解し割安/割高の実践的判断の基に理論的な株式投資を解説します。 割安とは将来のリータンを示すのか、単に成長性がないというだけなのか、事例をもとに解説します。 株式投資の基礎として大切なもので、是非一読をおすすめします。
カテゴリー
RSS
  • ライブドアブログ