個人投資家、信用買い残高

日本の個人投資家は「逆張り」傾向が強いと言われる。
しかし、個人の信用売買を見ていると、短期的には逆張り的な売買も多いが、数週間のトレードを見ているとむしろ「順張り」が強いような気がする。
上のチャートは個人の信用買い残高だが、今年に入ってから急激に増加している。
今年の1月から3月第2週まで、信用買い残は4兆7976億円から5兆7194億円まで9218億円も大きく増加した。
この信用買い残の急増は、日経平均の年初からの急上昇によるもの、つまり、この期間に個人投資家は上がるから買った=順張りトレードと言える。
この傾向は相場の上昇で信用買いをする「順張り」トレードだ。
下の表は信用残高の分析表だが、信用倍率(買い残➗売り残)も5.69倍と買いに偏った強気だ。
信用買残評価損益は急速に悪化し−5.59%、2月末には−0.13%から一気に転落だ。
3月からはイラン戦争+クレジット問題+AI相場の過熱感と相場環境が悪化し、信用残の損益が急速悪化、順張りトレードが行き詰まった。
これからが問題で、−10%まで損益が悪化すると、個人投資家は強制終了になる。

しかし、個人の信用取引では個人投資家は「順張り」トレードにようだが、現物の売買は全く違う。
下のチャートは個人の現物買いを示したものだが、年初からの相場急上昇にもかかわらず、毎週毎週、個人投資家の現物株売買は売り越しを続けている。
個人の現物株売買は明らかに「逆張り」傾向が見られる。
これが現物投資家の強みで、相場が下落すると買い向かう、一方、信用投資家は損益を悪化して投げる。

個人投資家には「順張り」と「逆張り」の二面性がある。
信用取引をする信用投資家と、現物株をじっくり買う現物投資家とは全く別物だと考えた方がいい。
まずは、信用投資家も短期では「逆張り」重視で、個別株の信用残は株価が下がると買い残が増え、株価が上がると買い残が減少する。
おそらく、1週間程度の逆張り投資(スウィング的な?)が中心になっている。
個人でも現物投資家は全く違う動きを見せる。
日経平均の大きな上昇時は連続して売り越しになり、逆に、大きな下落時は連続して買い越しになる。
数週間の株価変動に対して「逆張り」トレードをしているように見える。
いわば、中期逆張りが投資の基本姿勢だ。
この波乱相場で個人はどうやってポジションを守るべきだろうか?
まずは「儲けたい」という心を静める事だ。
焦って売買しても儲からないと考えた方がいい。
次に多くの信用投資家が損切りした時は買いを考える。
信用取引の需給調整が必要な場面で、イラン戦争の行方とともに信用残の動きをチェックすべきだ。
どんなトレードでも一長一短あるが、途中で損失が出ても続けることが重要だろう。
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しかし、個人の信用売買を見ていると、短期的には逆張り的な売買も多いが、数週間のトレードを見ているとむしろ「順張り」が強いような気がする。
上のチャートは個人の信用買い残高だが、今年に入ってから急激に増加している。
今年の1月から3月第2週まで、信用買い残は4兆7976億円から5兆7194億円まで9218億円も大きく増加した。
この信用買い残の急増は、日経平均の年初からの急上昇によるもの、つまり、この期間に個人投資家は上がるから買った=順張りトレードと言える。
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下の表は信用残高の分析表だが、信用倍率(買い残➗売り残)も5.69倍と買いに偏った強気だ。
信用買残評価損益は急速に悪化し−5.59%、2月末には−0.13%から一気に転落だ。
3月からはイラン戦争+クレジット問題+AI相場の過熱感と相場環境が悪化し、信用残の損益が急速悪化、順張りトレードが行き詰まった。
これからが問題で、−10%まで損益が悪化すると、個人投資家は強制終了になる。

しかし、個人の信用取引では個人投資家は「順張り」トレードにようだが、現物の売買は全く違う。
下のチャートは個人の現物買いを示したものだが、年初からの相場急上昇にもかかわらず、毎週毎週、個人投資家の現物株売買は売り越しを続けている。
個人の現物株売買は明らかに「逆張り」傾向が見られる。
これが現物投資家の強みで、相場が下落すると買い向かう、一方、信用投資家は損益を悪化して投げる。

個人投資家には「順張り」と「逆張り」の二面性がある。
信用取引をする信用投資家と、現物株をじっくり買う現物投資家とは全く別物だと考えた方がいい。
まずは、信用投資家も短期では「逆張り」重視で、個別株の信用残は株価が下がると買い残が増え、株価が上がると買い残が減少する。
おそらく、1週間程度の逆張り投資(スウィング的な?)が中心になっている。
個人でも現物投資家は全く違う動きを見せる。
日経平均の大きな上昇時は連続して売り越しになり、逆に、大きな下落時は連続して買い越しになる。
数週間の株価変動に対して「逆張り」トレードをしているように見える。
いわば、中期逆張りが投資の基本姿勢だ。
この波乱相場で個人はどうやってポジションを守るべきだろうか?
まずは「儲けたい」という心を静める事だ。
焦って売買しても儲からないと考えた方がいい。
次に多くの信用投資家が損切りした時は買いを考える。
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どんなトレードでも一長一短あるが、途中で損失が出ても続けることが重要だろう。
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