株山人の投資徒然草

大手運用会社をリタイアし、八ヶ岳に住む株山人の日記

大手運用会社をリタイアし、八ヶ岳に住む株山人の日記

株を職業にして38年、株式投資の楽しさを個人投資家に伝えたい。
Kindle版の「株式需給の達人(おもしろ相場格言編)」を出版しました。
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田舎に家を持つ

田舎に家を持つ(1)

長い都会のサラリーマン生活。
ずっと、ワシは田舎に家を持つなんて考えられなかった。
田舎の家に時間をかけて行く、家の掃除、庭の雑草取り、芝生の手入れ、そんな雑用ばかりで週末がつぶれる。
だから、週末別荘を持つ人たちの気持ちなんて全く理解できなかった。

それが変わってきたのが、定年まで数年を残す頃じゃった。
子どもも大きくなり、妻と車でいろいろな場所を見て回った。
松島から仙台、岩手を回り、秋田、山形を通って東北1周。
長野から富山、金沢、琵琶湖を回って名古屋から帰るコース。
神戸から徳島、香川、高知、愛媛を回って大阪から帰る四国1周。
神戸から広島、島根、山口、下関の中国地方1周。
青森から岩手から宮城・福島の海岸線を延々と走り、東北地震のあとを見て回ったりもした。
一回の旅行で3000キロ、4000キロ、またはそれ以上車で走った。
車で走ると飛行機や新幹線にない旅行の臨場感が得られる。好きな場所に寄り道したり、気になったところで止まることができる。
そんな中で強く感じたのが、日本の田舎がそれぞれ全く違うことだった。
温泉も場所により湯質も温度も全然違う。
好物のうどん、そばなどの麺類も地方によって全然違っている。
山も森も湖も全く異なった佇まいを持っている。
日本の田舎ってこんなに個性があるんだとあらためて思った。

それに伴って旅人として通り過ぎるのだけでなく、田舎に家を持つ暮らしをしてみたいと思い始めた。
一か所に住んでみないとわからない良さも多いのじゃないか・・・
田舎の時間をじっくりと味わってみたい・・・
これが一つの理由じゃった。

もう一つは学生時代からやってみたくて、時間がなくてできなかったり、その他いろいろ言い訳をしてできなかったり・・・ことがいっぱいあった。
こうした事に決着をつけずに人生を終わることに納得できなかった。
人生の後半でやり残したと思ったことを全部やっておこうと思ったことがもう一つじゃな。
それで2年ほど前から条件に合う土地を探し始めたんじゃ。


田舎に家を持つ(2家のイメージ)

田舎に家を持つ(1)・・・というわけで、土地探しを始めた。
田舎の土地は難しい。
都会の土地は駅から徒歩何分とか、コンビニが近くにあるとか、利便性が判断基準になる。
ところが、田舎の土地には利便性は関係なく、森の中、山の斜面、牧草地の隣など判断基準が違い、都会人にはこの土地にどんな家が建つのかのイメージが持てず難しい。
そこで、先に建築家や設計事務所を選んでサポートしてもらうことにしたんじゃ。

そのために自分がどういう家をほしいのかを考えた。
自分の理想の生活をイメージする。
大きなテーブルの真ん中に座り、PCと遊んでいる。
手の届く範囲に好きなものが並んでいる。
チョコレート、淹れ立てのコーヒー、ウィスキーの水割りとつまみのナッツ、小腹がへった時のハムエッグトースト、BOSEのステレオ、愛犬などなど。
片手の範囲にすべて欲しいものがあり、好きな時に好きなものを使える(食べられる)・・・これが理想だと思った。
でもこの理想の生活の住人はすぐにゴミ屋敷の住人に変化する。
食べ終えたチョコレートの箱、コーヒーの豆かす、ナッツの袋、油で汚れたフライパン、聞き終えたCDのやま、そして愛犬のウンチ、などなど。
テレビでよく見るゴミ屋敷は、理想の生活を続けてきた人の末路なんだろう。

というわけで、理想の生活ーゴミ屋敷ー断捨離ー理想の生活ーゴミ屋敷・・・というサイクルを回すのが大切で、それに適した家というのが結論だ。
そうなると、手の届く範囲じゃ狭すぎるので、数歩で行ける範囲に広げる。
ここで家のイメージができた・・・シンプル、コンパクト、ミニマルな家
シンプル
は「芸能人のお宅拝見」の正反対のイメージ。
芸能人は見栄もあるし、訪問者に「すごーい」とか言われたいために家を持つ、その反対に自分の生活だけのために持つ。
コンパクトは豪邸の正反対のイメージ。
豪邸はその維持に多額のコストがかかる、その反対でメインテナンスが簡単でコストが安い家が理想。
ミニマル、ミニマムを越えるイメージ

ミニマムは最低限という意味で、ミニマム生活は、例えば、スエット1着、鍋一つ、寝袋一つで衣食住をカバーするイメージ。
そうではなく、絞り込んだ自分の好きなものだけに囲まれて住むというのが、ミニマル(必要最低限)な生活のイメージで、ミニマムを超越する。

こうして、シンプル、コンパクト、ミニマルな家を建築する設計事務所を探すことになったんじゃ。



田舎に家を持つ(3業者選定)

田舎に家を持つ(2)で家のイメージがおよそ固まった・・・シンプル+コンパクト+ミニマル
そしてインターネットでいろいろ探して見た。
別荘や山荘というと、ログハウス、スウェーデンハウス、アメリカンハウス、在来工法の家、などなど、数えきれない種類があり、数えきれない業者がいる。

まず、アメリカンハウスの会社(ログリゾート)のHPを見た。
欧米の住宅らしくダイニングとリビングが完全に分けられ、広いアイランド型のキッチン、リビングには大きな暖炉・・・という感じ。
昔住んでいたロンドンの家を思い出す。
欧米人はホームパーティ好きなので、ダイニングやリビングは基本客用。家族はキッチンで食事し、ファミリールームでくつろぐ。
アメリカンハウスも同じ作りで家族が楽しむ家でなく、ホームパーティなどで来客をもてなすための家という感じなのだろう。
というわけで、パス。

次にログハウスの会社のHPをチェック。
北欧風のマシンカットのログハウスや北米風の丸太ハウスなど、多少テイストの違いがある。
でも、基本的にはキットの輸入販売で大きさやタイプがいろいろあるものの同じ様なもんだ。
スウェーデンハウスとか北欧風は色も鮮やかで森の中でよく映える。
アメリカンログハウスは、カバードポーチが付いていてカントリーウェスタンで見たことあるようなタイプの家だ。
でも、キットで輸入され組み立てるので、デザインの自由度が小さく、融通がきかない。
というわけで、パス。

在来工法の業者はそれこそ星の数ほどいるので選ぶのがたいへん。
その中で軽井沢や八ヶ岳周辺(佐野、野辺山、清里、原村、茅野、蓼科等)の寒冷地での実績が多くあり、特徴のあるデザインコンセプトを持っている業者となると、かなり絞り込める。
こうして絞り込んだ業者のHPをチェック、特に建築実績をよく見る。
家デザインの勉強になったのはhomifyのHPだな。
そして、シンプル+コンパクト+ミニマルな設計実績の、BINGO!と思えた業者に出会った。
それが森の家を標ぼうするCR設計事務所だった。
そのHPには土地探しから設計、施工の管理、メインテナンスまで面倒を見てくれるとあり、これまたBINGOな設計事務所だった。

そして、CR事務所のIさんとWさんにアポを入れ、表参道のショールームを訪ねた。
実際に土地探しがスタートすることになったんじゃ。






田舎に家を持つ(4 土地マラソン)

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土地探しツアーが始まった。
土地探しの条件として、東京から車で3時間程度(高速道路を使って)、海よりは山に近い地域、積雪の比較的少ない地域を想定した。
それで軽井沢から始まって、佐久、八千穂、野辺山、清里、小淵沢、原村、茅野、蓼科・・・八ヶ岳をぐるりと一回りすることになった。
CR設計事務所ではこうした土地探しをマラソンと呼んでいて、かなり広い地域を次から次へとまわり、大まかな土地勘をつかむことをまず最初にするらしい。

軽井沢から佐久は、冬の気温が低く(夏は涼しい)、湿気が多く苔が生えやすい、条例で一区画が300坪以上と広いなどの特徴があるということだった。
軽井沢でも北軽井沢は気温が低く、浅間山の噴火や自然環境が厳しい。旧軽井沢は高級感が漂うが、湿気が多い。追分や御影用水の方は落ち着いていて雰囲気がよい。
八ヶ岳の北側、佐久から八千穂は降雪が多く(スキー場がある)冬が寒い。
野辺山から清里、小淵沢などの八ヶ岳の南側は日照時間が長く、降雪は比較的少ない。
八ヶ岳の西側、茅野から蓼科は気温が低く冬が寒い。特に蓼科は夏のみ使用する別荘が多い。
土地マラソンをしながら、ざっと大まかに理解をしていく。

個別の土地を探すときはさらに五行に気をつけて見ていくという。
木、火、土、金、水の五行だ。
木は空気の流れ(風の通り道)を作り、鳥の通り道(啄木鳥の被害を避ける)にも注意する。
火は土地と太陽の向き(特に夏の直射日光を避ける)、日照時間なども注意項目となる。
土は地盤の強さ、土地の傾き、地質を見る。
金は土地の値段、坪単価(割安な土地は理由がある)。
水は雨降ったあとの雨水に流れ、近くの川の位置、過去の水害記録。

たしかに見た感じよい印象でも道路より土地が低く、雨が降ると道路の水が流れ込むなどの土地もあったし、木がうっそうと生えでいて伐採や整地に費用がかかりそうな土地もあった。
こんなことまで考えなければならないとしたら、としたら、土地探しにはすごく時間がかかりそうと思った。
しかし、CR事務所のIさんは土地探しは出会いと一緒で、良い土地にすぐに出会う人もいるし、なかなか見つからない人もいる、要は縁だと言っていたが・・・その通り、意外とBINGOの土地がすぐに見つかった。

そのBI NGOの土地は、八ヶ岳の南側で冬の雪が少なく(根雪にはならない)、日照時間が長い(晴天が多い)、丘の上にあり北側に八ヶ岳、西側に南アルプス、南側に富士山、金峰山などが一望できる、東側は森で白樺などがうっそうと木が生えている土地だった。
さっそく、不動産屋さんと交渉に入った。


田舎に家を持つ(5家の設計)

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BINGOな土地が見つかり不動産屋さんとの交渉に入る。
しかし、交渉のネタとなる値段が不明だし・・・そもそも田舎の土地は適正な値段がよくわからない。
この土地の用途は山林で、周辺の山林の価格は坪(3.3.㎡)2万円以下らしい。
でも普通、山林とは自然の雑木林でとっても家を建てられる状態にない土地だ。
整地造成されて、樹木も伐採され、水はけも改善された土地は同じ山林とはいえ、普通の雑木林とは違う。
都会の土地なら国土交通省のHPに公示価格あり過去の取引例がのっているし、国税庁のHPをみれば路線価がわかる。
公示地価と路線価は使い道が違うとはいえ、取引に参考になるのは間違いない。
でも、山林には公示地価も路線価もない。

不動産屋が提示している普通の山林の3倍近い価格だが・・・どうしようかな??
いくらなんでも高いんじゃないの?と不動産屋おじさんに言ってみたものの、全く聞く耳を持たない。
結局、しかたなく高いとは思いながら、BINGOな土地を買う契約を結んだ。

CR設計事務所のWさんと家の設計の話が始まった。
こうしてほしい、ああしてほしいといろいろ夢のような話をしている時間は楽しい。
眺望の良い2階にインナーバルコニーを作ってゆっくり朝コーヒーを飲みながらバードウォッチングをしたい、お風呂の窓から富士山が見える富士見風呂がいい、和室には低い位置に窓を作り雪見をしたい、リビングからフラットに出られるウッドデッキがほしい、キッチンはアイランド型で対面カウンターを作りたい、などなど・・・・
Wさんはよく話を聞いてくれて、ときどき的確なアドバイスを入れながら膨大なメモを取っていた。

そして第一回目のデザインができた。
基本コンセプトはこの土地の4方位(東に森、南に富士山、西に南アルプス、北に八ヶ岳)をそれぞれ楽しめる、正方形の家だった。
土地の特徴を活かして正方形という珍しい形になったわけで、非常に面白い発想であり聞いているワシたちも楽しくなった。
でも、問題は正方形の家は平屋でインナーバルコニーは作れなかったことだ。

2か月後、二回目のデザインが上がってきた。
片流れの家で、ほぼワシたちの要望をすべて取り入れてくれたデザインだった。
南側の庭のプライベート感を出すため進入路からの視線を遮断したかったが、そうすると片流れの家は斜めに配置することになってしまう。
土地の方向に対して斜めに配置することになり、少し違和感があるということで、今回もボツになった。そしてWさんは三回目のデザイン作成に入った。

さらにその2か月後出来上がったのが、L字型の片流れの家だ。
L字型にすることで進入路からの視線も遮断され、南側の庭がどこからも見えない、完全にプライベートな庭になる。
インナーバルコニーも富士見風呂も雪見窓もすべて要望通りでだった。
こうして設計が決まり、着工に入る。




田舎に家を持つ(6 建築コスト)

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今回はちょっと話題を変えて家の建築コストについて考えてみたいのじゃ。
建築コストは、このそれぞれの工程でどの材料種類・材質を選ぶかという軸と、どの業者に依頼するかという二つの軸があり、この組み合わせで大きく変わってくる。

一つが、直接のコストである土壌改良、基礎工事、家の骨格・外壁など本体にかかわる工事、住宅設備機器(キッチン、風呂、など)、内装と附属工事(壁・床、電気関係など)など・・・これらをどう選ぶかという軸。
もう一つが、建築業者、地元の工務店、大手住宅会社、設計事務所などをどう選ぶかという軸じゃ。
その他、DIYで自分で建てるとかの選択肢もあるが、普通の人には無理だ。

もっとも安く家を建てるには、地元の工務店と汎用材料の組合せ。
地元の工務店は家の設計料も安くしてくれる。しかし、設計は過去のいくつかのパターンにそったものでユニークな家を建てたい人には不向きだ。
住宅設備も一番値引きの高い汎用品を使うのでもっとも安くなる。

もっとも高くなるのは設計事務所を使い、なおかつクオリティ重視の組合せだ。
エントランスやキッチンには大理石をふんだんに使い、床材は無垢で・・・とやっていくと、建築費はいくらでも高くなる。
工務店では建築費全体の10%以下の設計監理費用が、設計事務所だとおよそ20%ぐらいになるので、これもコストに影響する。
ただ、最後は建て主次第でもある。
設計事務所は建て主に希望をかなえてくれるので、安く建てたいという希望も聞いてくれるからだ。

大手住宅会社はこの二つの中間だろう。
設備のオプションもいろいろあり選べるし、大手で大量に発注するので割安になる設備や材料もある。
一方、人件費や設計監理費用はそれなりにかかる。

ただ重要なことはコストだけではない。
工務店や大手住宅会社が工事の当事者でもあるのに対し、設計事務所は第三者の視点で工事の経過や施工状況を確認してくれる。
過去にはいろいろな偽装問題が建築現場で起こっていたが、信頼できる設計事務所に依頼すればこうした手抜き工事を避けられる。

また、工務店に依頼する場合は業者を複数選び競争させることでコストを低くできる。
工務店の契約は建築総額の中から工務店の取り分が決められるので、工務店が得する契約は依頼者が損するし、依頼者が得する契約は工務店が損する。
だから、複数業者を競争させることで依頼者の有利は状況を作り出さないとうまくいかない。

でも、設計事務所はそうはいかない。
まず依頼者と合意して建築総額を決め、それに20%程度の設計監理料を上乗せするからだ。
そして、その建築総額は多くのヒアリングを経て、依頼者の希望や好み、さらに節約できる部分は徹底的に節約して計算されるので、依頼者の満足と納得が計算の基礎になる。

ワシはこうした点を考えて、最初から信頼できる設計事務所にすべてを任せ、土地選び、土壌検査と改良、設計、材料や設備の選択などを設計事務所のアドバイスで決めていったのじゃ。
家を建てる場合、いろんなやり方があり、自分に適した会社を選ぶのが大切じゃな。




田舎に家を持つ(7 いよいよ着工)

ということで着工に入った。
いきなり地盤検査で土壌の強度が少し不足しているという結果になり、急きょ30本の杭を打つことになった。
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ちょっと余分に費用がかかったが、なんとか基礎工事を開始。
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1か月以上遅れて上棟し、その後は順調に工事が進む。
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CR事務所の担当はよく現場の写真を送ってくれるので見に行く時間のない時も工事の進行状況がよくわかる。
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だんだん完成に近づく。
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着工から完成まで7か月、雪の降る冬を前にして完成。
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田舎に家を持つ(8 田舎暮らしのコスト)

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こうして家ができ、現在、ひと月の半分ぐらいは田舎暮らしをしている。
田舎暮らしは安いという人もいるし、いやいやそんなことはないという人もいる。
もちろん、田舎といっても日本の田舎は広く、一概には言えないだろう。
ワシの住む山梨県北杜市について考えてみたい。

まず、「衣・食・住」のうち一番大切な「食」じゃ・・・・・
北杜市には全国的に有名な(店長がマイクをもって商品を解説する)食品スーパー「ひまわり」がある。ワシもよく利用するスーパーだが、地元の農家が作った作物を採れたてで販売しているところが消費者にウケている。
でも、価格的には安くはない。
東京のスーパーとそんなに変わらない感じじゃ。
もちろん、県外から輸送されている野菜・肉・その他は全く東京を同じか、輸送費が上乗せされているかもしれない。
東京と一番の違うところは野辺山の野菜が出回る5-6月から11月ぐらいまでの「びっくり市場」とか「ヤツレン」だな。
野辺山には野菜農家が多く、朝採れた野菜がびっくりするほど安い値段で販売されている。
大きなキャベツや白菜がまるごと100円程度だし、トマトやキュウリ、にんじんも袋にたくさん入っていて100円とか300円だ。
「びっくり市場」では地元で採れた大きな甘い桃が1個300円とか(東京だと1000円ぐらいするかも)で売られていてホントに「びっくり」する。
でも、これは桃の季節限定だが。

いずれにしてもここにいると季節感が重要なのがよくわかる。
旬な野菜はびっくりするほど安く、旬をはずれた野菜は逆に割高だからだ。
常に旬のものを買ったり食べたりすれば、けっこう割安な田舎暮らしができる。
こうした点をいろいろ考えて、1年間の食費は東京より若干安い程度だろうと思われる。

地元の外食は東京と全く変わらない。
そばはせいろで800円~天ぷらそばで1500円ぐらいで値段はほぼ一緒だろう。
でも、そば屋の個性が強く、同じ店はない。
だから、ワシャ、食べたいそばによって行く店を変えるようにしている。
たとえば、鳥そばなら草五庵、天ぷらなら月舎、鴨そばならさかさい、コシ強いせいろならやつこま、創作的なそばなら紬山荘、十割そばなら三分一・・・と決めている。
これらの店は車で15分程度に距離で、もう少し広げるともっと名店が増える。

でも意外なのはこのそば処の北杜市でもうどん一筋の店があることだ。
それがコシが強く、引き締まった、ホントに美味しいうどんを出してくれる。
そば処だからこそ、ホントに美味しいうどん屋しか残らなかったのだろうと思う。
「ちくら」とか「長八坊」とかじゃが、普通はそば屋に行くが、たまにどうしてもうどん屋に行きたくなるから不思議なものじゃ。

次回はもう少し北杜市の外食事情を考えてみたい。




田舎に家を持つ(9 外食事情)

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田舎暮らしの費用について書いておる。
衣・食・住の田舎暮らしコストのうち、まず食費じゃ。
前回の食費関係のコストに続き、今回は北杜市清里周辺の外食事情を取り上げてみたい。

田舎にはその土地ならではの、その土地にしかない食材や雰囲気や景観などを持つ圧倒的に存在感がある食事処がある。
ワシは北杜市の圧倒的な存在感のある田舎メシとして3つ挙げたい。
まずは、仙人小屋。
始めて行ったときは夕暮れだった。
薄暗く曲がりくねった道をどんどん走ってくと、掘っ立て小屋のような建物が見つかった。
それが仙人小屋だが、夕方5時ぐらいだったのにすでに閉店していた。
その帰り道、突然、何かが出てきたと思ったら、なんと野生のシカだった。
そう、仙人小屋は野生のシカ、クマ、きのこ、山菜料理の専門店だ。
仙人小屋のご主人が自分で猟をしたり採ってきたりした野生の肉や山菜を自分で料理して出してくれる。
だから、時期によって材料が変わり、料理も変わる。
シカはけっこう通年であるようだけど、きのこは秋がいい。
ご主人が山の中で朝採ってくるきのこの素焼きには、運がよければマツタケがたくさん混じる。
冬にはクマ料理がメインになる。

次はまきばレストラン。
ここは料理はまあ普通に洋食が中心の田舎レストランだが、その眺望はホントに素晴らしい。
晴れた日に行くのを、ワシャ、勧めるな。
まきば公園という山梨県の施設で、大きな八ヶ岳牧場の他、動物と触れ合える場所もある。
その広い敷地にレストランがあるのだが、富士山や南アルプスだけでなく、金峰山、丹沢・・・遠く山々が存在感を持ってキラキラしているのが見える。
この眺望を食事しながら楽しめるのが素晴らしい。

そして3つ目は中村農場。
養鶏場が本業で、様々な種類の鶏肉や卵の小売り店と、それに附属の食事処を経営しいている。
養鶏場から直接仕入れた様々な部位の鶏肉が美味しいし、新鮮な卵も黄身の色が濃い。
食事処では親子丼が人気だが、卵かけごはんも濃厚な味わいで人気だ。
チキンかつは大きく、新鮮なので肉が柔らかいのに繊維がしっかりしていて噛み応えがある。
ここの卵はMorimotoというイタリアンレストランのカルボナーラをオーダーすると食べられる。
見るからに濃い色をしたカルボナーラで、濃厚でワシがやみ付きになった一品だ。

しかし、清里の夜が早く夕方には閉まってしまう店が多い。
仙人小屋もまきばレストランも夜は閉店している。
そもそも車でしか行けない場所が多く、運転する人は酒を飲めない。
運転代行か、車を置いてタクシー帰りかという選択になるがやっぱり面倒くさい。
だから夜は全然ダメで、みんな家で夕食を食べる。
だからワシも夜は家で自炊するのが普通だ。
東京みたいに飲み歩く楽しみないのが田舎暮らしの最大の欠点じゃ。









田舎に家を持つ(10 住のコスト)

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前々回より田舎暮らしのコスト、衣・食・住のコストをみてきた。
食のコストは田舎暮らしが必ずしも安いとはいえないが、旬の地元の食材をうまく利用することで美味しく割安な食生活が送れる。
そこで今回は住のコストを取り上げて考えてみたい。

田舎に家を持つと、まずかかる住居関係費用が登記の関連費用だ。
まず土地の登記と建物の登記について考えてみよう。
土地については買った時点で所有権の移転であり、移転登記をいなくてはならない。
そうしないと、土地が自分のモノだと証明できない。
法務局に何回か行けば自分でもできるそうだが、司法書士に依頼しても数万円の手数料でできる。
でも建物については、新築でローンがなければ必ずしも登記する必要はないと、CR事務所のIさんから聞いた。
実際に別荘やセカンドハウスを持つ人の中には建物の登記をしない人も多いという。
役所のホームページを見ると1か月以内に登記しろと書いてあるが、新築の場合役所に届ければ固定資産税の対象になる台帳に記載してもらえる。
そうすれば登記しなくても固定資産税を支払うことができる。
登記には表題登記と保存登記の2種類があり、まず表題登記をして自分の建物を表題部にのせる、そして、所有権の保存登記をして所有者や抵当権などを登記簿にのせる。
ローンを組まなければ、保存
登記は必ずしも必要じゃない。
表題登記だけで役所は新築の家を確認できるし、税金の支払い手続きを進められるからだ。
ワシもどうしようかと思ったが、表題登記だけでもしておこうと土地家屋調査士に頼んだ。
これもコストは数万円程度だったと思う。

次にくるのは、不動産取得税と固定資産税だ。
不動産取得税は県税で、市町村が固定資産評価額を決定し、その後、県から納税通知がくるらしい。
でも、建築から1年半経つけど、県からは何の連絡もない。
もうしばらく経つとくるかもしれないが、山梨県のホームページで確認してみた。
住宅特例控除というのがあるらしい。
50㎡以上240㎡の新築住宅は一律1200万円を家屋評価額から引いて、税率3%で課税されると書いてある。
うちの北杜市の課税評価は650万円なので1200万円の控除があれば税金ゼロになるかも。
いずれにしても詳細は分からない。

固定資産税は市税で、市の担当者が訪ねてきて固定資産の評価のためのいろいろな計測をしていく。
なぜかよく分からんが、天井の高さとか壁の幅とかメジャーで細かく計測していった。
そして翌年に固定資産税の通知がきて、課税明細書が同封されている。
課税明細書を見てまずびっくり課税評価がとても低く、税金が少なくて済むことじゃ。
まず土地の課税評価だが、380万円となっていて売買価格の4分の一にすぎない。
市の説明を見ても公示地価の七割をメドにして、主要標準地の価格を出して、課税標準額を出す・・・と言っているが、よく分からんが、実際よりかなり低い額になっていて、税金が安くて助かる。
さらに別荘とセカンドハウスでは扱いが変わってくることだ。
毎月1日以上居住するとセカンドハウスとしての扱いになり、土地の固定資産税が半分になるらしい。
そういえば、市の担当者が訪ねてきたとき、領収書を確認していた。
そんな状況で税金が減額され、
年間1万5000円の固定資産税(税率は1.4%)が通知された。

家屋の課税標準額となると、もっとびっくり、実際の建築費用の5分の一だ。
評価額は再建築価格と損耗状況で補正するとのことだが、課税標準額で650万円だった。
これって大工の手間賃とか設計監督とか人件費関係をすべて差し引いて、材料費だけを計算しても実際の建築価格よりずっと安いだろう。
さらに新築の場合、最初の3年間は減額措置があり半分になるということらしい。
それで家屋の固定資産税は、年間4万5000円という。

東京に住んでいる感覚とドエライ違いだ。
不思議なのは家屋の建築費なんて全国どこで建てても同じなのに、固定資産税は東京だとむちゃくちゃ高い。なぜ??? なぜ???
固定資産税は地方税なので各地方で優遇措置があるのかもしれない。
興味がわいたので自分でもっと調べてみたいと思ったんじゃ。
次は田舎暮らしの住生活コストを考えてみたいのじゃな。



田舎に家を持つ(11 住のコスト続き)

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ここ数回は田舎暮らしは安上がりなのか?というテーマで考えてきた。
最初に衣・食・住のうち食のコストを取りあげた。
ワシの結論は全体として田舎は安いわけでないが、旬の食材、新鮮な野菜や果物は都会と比較すると、ムチャクチャ安く味も美味しい、旬のモノを食べれば安上がりで豊かな食生活が送れるということじゃ。
そして、住のコストだが、家を持ってすぐにかかる登記費用、さらに税金(不動産取得税、固定資産税)はなぜか都会の税金と比べメチャクチャ安い。
八ヶ岳地域は冬が寒い寒冷地に分類されているので、都会とな異なるエネルギー事情がある。
光熱費を中心に寒冷地の事情をみてみたい。

まず暖房費。
冬はマイナス10度ぐらいまで下がるので、冬の暖房は重要だ。
一般的には灯油の暖房が使われ、その他ではガス、薪、電気などがある。
ワシの家では冬の間は東京で過ごすことが多いので、薪ストーブと補助的に電気のオイルヒーターを使っている。
薪は近所のストーブ屋と契約し、必要な時は電話一本で運んでもらえる。
専用の薪のラックが設置され、薪はそのラック一杯を一単位として買う。
ラック一杯の薪で1万2000円だ。
使い方は人によっていろいろだろうが、ワシの家ではひと冬、ラック一杯程度の使用量で間に合っている。
つまり、暖房費は年間で1万2000円ということになる。
たいした金額にはならない。

次に電気代だが、これがやや問題じゃ。
4月から11月の電気代は2000円/月ぐらいで、都会よりずっと安上がりだ。
夏の気温が低く家にエアコンがいらないので、特に夏の期間は都会に比べムチャクチャ安い。
しかし、逆に冬の電気代は目が飛び出るぐらい高い。
それは、冬の寒さで水道の配管が凍らないように設置されている凍結防止ヒーターが作動するためだ。
このヒーターは気温によりオン/オフが設定され、マイナス3度でオンになり、プラス10度でオフとなる。
1月から3月は気温10度を超えることが少なく、この凍結防止ヒーターがずっとつきっ放しになる。
だからこの期間の電気代はべらぼうになる。
冬の電気代は1万円から2万円/月と、割高になるんじゃ。
でも、冬の期間でも電気代が月8000円前後になるスグレ物がある。
それはセーブ90という外付けのスイッチで、気温3度以上、しかも、風や日照状況によりオン/オフが調整される。
1月2月はずっと気温が低いままなのであまり効果がないが、特に3月4月の気温の変化が激しい時期は状況に応じてオン/オフが細かく繰り返されるため電気代を大幅に減らすことができるわけだ。
これらすべてで年間電気代は6万円から7万円ぐらいだ。

そしてガス代。
田舎は都市ガスがなくプロパンガスで、業者がボンベを毎月運んできてくれる。
コストは都会とそんなに変わらない。
大体、月3000円ぐらいで、暖房にガスを使えばもっと高かくなるだろうが、ワシは薪ストーブ派なので毎月ほぼ一定だ。
ということでガスの年間費用は3万6000円ぐらいだ。
ただし、予備を含めて2本のボンベがあるが、その切り替え時にガスが出なくなることがあることには気をつけなければならない。
シャワーの途中で急にお湯が出なくなり、冷たいシャワーでまいったことがあったな。

合計の光熱費は年間11万から12万円ぐらいで、薪・電気・ガス全部で月間1万円とみておけばいいと思う。
高いとはいえないと思うな。





田舎に家を持つ(12 住のコスト総集編)

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田舎暮らしのコストを考えるコーナーじゃ。
田舎暮らしは安上がりなのか?衣食住のコストを取りあげ考えてみた。
前回は寒い田舎暮らしに必要な住のコスト(暖房費や電気代やガス代)を取りあげた。
今回はその他を考慮して住のコスト全体で安いか高いかを考えてみた。

まずは水道代。
八ヶ岳周辺地域の水は基本的には湧き水だ。
冬の間、八ヶ岳に積もった雪が春になり溶け出し、地下水として八ヶ岳の地下に蓄えられる。
これが湧き水となり、八ヶ岳周辺地域を潤す。
三分一湧水が有名だが、このあたりの農業用水から生活用水まで地下水が使われるので、水はとてもおいしい。

三分一湧水という呼び名は、昔三つの集落が湧き水を争った時、当時の3人のボスが集まり湧き水を三等分することを決めたことに由来しているらしい。
今でも湧き水が水路を通じて三つの分岐していく様子が見られる。
貴重な水資源をうまく公平に分ける昔の人に知恵を見る思いだ。
ちなみにその三分一湧水の近くにはおいしいミ水を利用した蕎麦屋があるので近くにお越しの際は立ち寄られるといいと思う。

水道代は2000円/月といったところだが、都心に比べ水のコストは極めて安い。
それは水道水以外にかかるコストが都心に比べ圧倒的に安い(もしくはかからない)からだ。
都心では水道水は普通のまないので、ペットボトルの水を買ったり(月30本として3000円以上はかかる)、浄水器を入れたりしている(浄水器3万円と毎年のメンテナンス1万円以上かかる)。
田舎ではこうしたペットボトルや浄水器は不要で、その分、大幅に安くなるわけだ。
また、氷も水道水で作ったもので十分おいしいので、氷をわざわざ買う必要もない。
この分を考慮すれば、水のコストは都心の半額以下と大幅に安上がりになる。

水と空気のおいしさが田舎暮らしの大きな魅力だな。
都心では空気さえも無料ではない。
都心では空気清浄機や加湿器などなど・・・人によって空気にも多大なコストを支払っている。
田舎では無料の空気がおいしいし、空気清浄機なんて不要だ。

その他では山が多いのでテレビ電波が届きにくく、たいていの家庭ではCATVと契約している。
東京と同じ地上波の番組、BS放送がCATVで見られ、2000円/月のコストがかかる。
もちろん多くのチャンネルを契約すれば80チャンネルぐらい見ることができる。
でも、田舎ではそんなにテレビを見ないのでワシは標準の契約しかしていない。
それとインターネット契約がLAN込みで2000円かかる。

これで住のコストすべてだ。
簡単に要約すると・・・・
固定資産税(年額) 6万円
電気代(年額)   6万円
暖房費(年額)   1万2000円
ガス代(年間)   3万6000円
水道代(年間)   2万4000円
CATV+インタネット 4万8000円・・・・合計24万円(2万円/月)ということになる。
これをどう思うか?
ワシは十分に安いと感じておる。




住宅買うなら一戸建てか? マンションか?

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もう20年も前に自宅を建築して以来一戸建て派だったが、最近マンションの方が入退出のセキュリティもしっかりしているし・・・安心かな・・・と思う。
家族などの条件によってはマンション派に転じるかもしれない。
一戸建てか、マンションかというと、個人の趣味の問題かもしれないし、家族構成の問題かもしれないし、経済的な理由があるかもしれない・・・何より人生の大半を過す自宅をより満足感の高い住空間にするのにどちらが適しているのだろう?
もっとも重要なのは、自宅を買うということは40年~50年の長期間で考えなければならないことだ・・・つまり、中古住宅としての価値が維持されているか、中古住宅として価格が付くかが重要になると思う。

もっとも大きな違いは、マンションだと毎月駐車場代や修繕積立金や管理費などを支払わなければならない・・・一戸建て住宅には駐車場はあるし、修繕積立金も管理費もない。
でも、経験的にはマンションも一戸建て住宅も経年劣化するので、けっこうな費用がかかる。
たとえば、毎年かかるのは庭師代、浄水器などの消耗品の取り換え・・・数年に一度かかるのはシロアリ対策(5年に一度)、エアコンクリーニング、家具修繕やメンテナンス、畳の交換・・・10年~15年に一度かかるのは外壁の塗り替え、家電や家具の買い替え、キッチンやトイレ・風呂などの住設機器の買い替え・・・15~20年に一度かかるのは内装の刷新、床の張替え、屋根の修理や張替え・・・

これらの中には、家電や家具や住設機器に関する費用などマンションでも同じようにかかる費用もある。
しかし外壁の塗り替え、内装(室内壁や床の張替え)、屋根の張替えなどは、会計的には資本的支出であり、マンションでは修繕費に含まれるだろう。
この費用はマンションよりも一戸建て住宅の方が高くつく・・・たとえば、外壁の塗り替えは200~400万円程度、内装も300~400万円、屋根の張替えも数百万円・・・と合計すれば数百万円~1000万円に上る。
マンションならば、一時金数十万円+月1~3万円の積立金程度だろうから、20年で600~800万円程度の費用と想定できる・・・おそらく一戸建て住宅はそれを上回る。

さらに一戸建て住宅の場合、資産価値の維持がけっこう難しい。
良質な土地に信頼できるメーカーで建てられた場合はいいが、建売りの矮小住宅などは必要なメンテナンスを定期的に行っていないケースも多いし、シロアリ対策でさえスルーしている住宅も多い。
そうなると、建物の資産価格は20年でゼロ、土地の価値だけが残る。
たとえば、6000万円(土地3000万円、建物3000万円)なら、20年間で建物3000万円の評価がゼロになるので、1年あたり150万円の価値を失う。
その他、固定資産税やローンの金利などを考えたら経済性は低いし、居住の満足度も低いだろう。

もちろん、一戸建て住宅は増改築もできるし、室内の間取りの変更も自由だから、満足度の高い居住空間を作ることができる・・・これは大きなメリットだ。
しかし、マンションでもリフォームができるし、何より定期的な大規模修繕を建物全体で行うので資産価値が維持しやすい。
良質なマンションは高い資産価値があるし、中古でこれらを買うメリットが大きい。
一方、一戸建て住宅は良質な土地にきちんとメンテされた住宅ならば中古で買う価値もあるが、安くメンテの悪い矮小住宅は、新築はまだしも中古で買う価値がないだろう。
新築のマンションや一戸建て住宅を買う時も、中古価格を意識して資産価値が維持できるかを考え方の一つに加えるといいと思う。


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NHK受信料の不思議

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ある日、突然、NHKの受信料集金オジサンの訪問を受けた。

集金オジサン 「あんた、テレビを持っているでしょ。だったら、ちゃんと受信料を払わないと。」
当方 「テレビは持っていますが、NHKの電波では受信していないですけど。」
集金オジサン 「電波を受信しているかは関係ない。テレビを持っていれば受信料を払うのが当たり前だ。テレビを持っていれば、NHKを見られるからな。」

ここですでにチンプンカンプンになった。
受信料はテレビ保有者にかかる費用なのか?
それじゃ、テレビ1台に対して受信料を払う???
それじゃ、車にテレビが付いている場合は???
それじゃ、世帯ごとの契約なら、家を2か所に持っている場合は???
それじゃ、建物ごとの契約なら、二世帯住宅の場合は???
それじゃ、建物ごとの契約なら、集合住宅の場合は???

当方「うちはケーブルテレビなので、ケーブルで配信される番組は料金を払って有料で見ている。ケーブル会社から自動的にNHK番組が配信されている。だったら、NHKの受信料はケーブル会社が払うべき費用ではないのですか?」

東京でもケーブルテレビで60チャンネルぐらい見ているが、ケーブル会社経由でNHKの受信料を払っている。
でも受信料という名前なので電波を受信した人が払うべきだろう。
だったら、ケーブル会社が払ってその分を有料費用に上乗せすればいいだけだろう。

集金オジサン 「ケーブルテレビだろうがなんだろうが関係ない。テレビを持っている人が払うのが受信料だ。」
ますます話が堂々巡りになってイライラしてしまった。

結局、受信料とは何に対する料金なのだろうか?
テレビの保有に対する料金ならば、テレビ保有台数あたりで視聴料を払うべきだし・・・
NHK電波の受信に対する料金ならば、受信アンテナごとに(=建物ごとに)払うべきだろう・・・
世帯ごとの視聴料ならば、世帯主が払う・・・家を何軒所有していても受信料は同じになるはず・・・
ケーブルテレビ、ネット経由のスマホやパソコンだったら、配信業者を支払い、個別の料金に上乗せすればいい。

このNHK集金オジサンと話すと、不思議なことばかりだった。
実際は、世帯で視聴料を支払うようだが、別荘の場合は半額になるらしい・・・でも意味不明だ。
そういえば、昔、部長だった頃だが部下に「NHK受信料を払っているか?」聞いたことがあった・・・自分以外誰も払っていなかった。
こんな記憶が蘇ってきたNHK集金オジサンとの会話だった。
一体、受信料って何なのだろう?


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電力不足を甘く見るな

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八ケ岳にある我が山小屋、そのすぐ近くに新しい家が建った。
スェーデン・ハウスの施工で、赤い板壁が美しいログハウスだ。
でも、近くを犬の散歩で通った時に気がついた事がある・・・通常ある煙突がない、通常あるガスボンベがない、通常ある灯油タンクがない・・・
煙突がある家は主に別荘として使われている場合が多く、暖炉や薪ストーブの「火」という非日常を楽しむ人たちだ。
ガスボンベは東京ではピンと来ないが、プロパンガスを使う地域では料理や風呂に使うので多くの家でガスボンベを二つは置いてある。
灯油ストーブは簡単に短時間で部屋を暖めることができるので、定住者の家にはマストの暖房器具で大きな灯油タンクが置いてある。
この三つともにない・・・と言うことは・・・この家はオール電化なのだろう。

3.11の東北大震災から10年経ったが、今でも記憶に残る事は、震災で全国の原発が一斉休止したため電力不足が表面化、計画停電と称して順番に停電が起こった事だった。
実は日本以外の国では停電は特別な事ではなく、日常的に起こる事象にすぎない。
以前に住んでいたロンドンでも数年に一回は停電が起こっていた・・・でも、人々は動じずロウソクの火で食事をし、家族でボードゲームを楽しんだりしていた。
日本では電気は常に供給されているので、停電が起こったらどうするか考えたこともない。
その分、東北震災後の計画停電は強い印象が残った。

その後、電力供給不足から火力発電、特に価格競争力がある石炭火力が大きく増加した。
そのためCO2の発生量が急速に増加し、世界から非難を浴びた。
多くの国民は「原発をなくせ」「原発再稼働するな」「環境破壊の火力発電はやめろ」・・・反対ばかりを声高に叫び続けている。
電力会社には強い供給責任が負わされているにもかかわらず、日本では電力不足はありえないと国民全員が信じている。

さらにカーボンニュートラル宣言で、石炭火力だけでなく、石油火力も反対論が高まる。
国民は本当に「太陽光発電」や「洋上風力発電」で電力不足が起きないと信じているのだろうか?
このままでいけば、日本でも電力不足による停電が恒常的に起こるだろう。
その時、電力会社の供給責任という問題だけでなく、反対ばかりしている国民にも大きな自己責任と問題が跳ね返ってくるだろう。
田舎でオール電化の住宅を建てるなんてリスクが高いとしかいえない。
というわけで我が山小屋では昔ながらの薪ストーブだ。


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雷鳴で「梅雨入り」

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関東甲信越地方がついに梅雨入りらしい。
今日は午前中に雷が鳴っていたが、昼頃から猛烈な土砂降りになった。

ここ清里は高原で標高が高い所にあり、我が家の標高も1200mだ。
これだけの標高だと、カミナリはかなり危険だ。
雷雲が八ケ岳の山頂を隠すぐらいの高さにあるので、そこから発生するイナズマが頭のすぐ上から直撃してくるような印象になる。
関東平野の真ん中にいてもイナズマは危険だが、なんだか遠くの雷雲から光が落ちてくるという感じで緊迫感はない。
しかし、ここ八ケ岳のイナズマは危険度が全く違う。
頭のすぐ上から降ってくるのだ。

雨も強烈だ。
「バケツをひっくり返した」ような雨という表現があるが、ここでは「ドラム缶をひっくり返した」ような雨という表現の方が似合うかもしれない。
我が家に入るには砂利道を通ってくるのだが、土砂降りになると、ほんの30分でこの砂利道が川になってしまう。
我が家は高台の一番先にあり、砂利道を下った先にあるからだ。
というわけで、川にようになった雨水が怒涛のように流れてきて、駐車場の先にある車止めの所が水びだしになってしまう。

こうなると、この川の流れに逆らって家を出ようなんて全く思わない。
家の中でジッとしているしかない。
家を建てた5年前には、砂利道が川になるなんて想定していなかった。
人生には「想定外」がよく起こるものだと思う。

雷鳴によって「梅雨入り」し、雷鳴によって「梅雨明け」する。
カミナリが季節の変化を告げる。


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CANインベーダー対策は?

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CANインベーダーが埼玉県中心に続発しているらしい。
「CAN」とは簡単に言えば電子制御のかなめとなる通信システムで、これをいじられるとスマートキーなしにドアロックを解除されてしまうということらしい。
そして「CANインベーダー」はこれを利用して自動車を盗む連中のことだ。

特にトヨタのレクサスSUVやランクルなどがターゲットになっているという。
左のフェンダーをこじ開けて、そこにある「CAN」の配線をブチ切るだけで機器を使ってシステムを作動させ、キーを解除し、エンジンを掛けられるそうだ。
全く、物騒な世の中で「便利で良い」技術が逆に自動車窃盗を増やしてしまう。
技術が進んで便利になるほど、そこに付けこむ輩が増えるという「無限連鎖」が働いている。

おかしいのは「CANインベーダー」対策は、極めてアナログでハンドルやタイヤの物理的なロック装置だということ。
ハイテク化した自動車を守るのはアナログ道具だったとは・・・笑い話のようだ。

でも、「CAN」はどのメーカーも使っている技術なのに、なぜ、トヨタのランクルやレクサスSUV
ばかりが狙われるののだろうか?

我が愛車はボルボだが、ボルボだけでなく外車にはたいてい盗難防止アラームが付いている。
海外では自動車窃盗は日常茶飯事なので、こうした盗難対策アラームは必需品だからだ。
そのせいで「CANインベーダー」はトヨタ車などの日本車を狙っているのかもしれない。

説明書によると・・・

作動可能状態のアラームは、次のようなときに作動します:

  • ドア、ボンネット、またはテールゲートが開けられたとき
  • 車内の動きを感知したとき(ムーブメントセンサー装着車の場合)
  • 車両が持ち上げられたり、けん引されたとき(チルトセンサー装着車の場合)
  • メインバッテリーのケーブルの接続が外されたとき
  • サイレンの接続を切断しようとしたとき 

アラームは上の条件で作動するので、フェンダーを壊すときに車に振動を与えると作動してしまう。
犬を乗せて一時的に車外に出た時、犬が動いてアラームが作動してしまったこともある。
一旦作動すると、ライトがグルグルと回り、けたたましい音量のアラーム音で発生する。
とても窃盗し、運転して逃げる余裕はない。

ここで問題なのはフェンダーを壊した時、また「CAN」の配線をブチ切る時にアラームが作動するかどうかだ。
つまり、左のフェンダーを破壊し配線をブチ切る時、振動がなければアラームが作動しない。
振動がある程度ならば、アラームが作動するが、「CANインベーダー」」はその一定程度を越えるのだろうか?

CANインベーダーに対してアラームが正常に作動しないとしたら何をすべきか、ボルボと相談して考えてみなくっちゃと思う。
少なくとも言える事は、窃盗犯が外車を狙わないのは防犯用アラームを恐れているのかもしれないということだ。



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最強寒波到来、「水抜き」って知ってる?

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今週は「最強寒波」が来ると盛んにニュースで解説している。
特に東北や北海道が大雪になるという予想だが、首都圏でも気温が零下になり交通トラブルなどが懸念されている。

八ケ岳では今「寒得(寒いほどお得になる)」キャンペーンをやっている。
これは清里駅前にある温度計が、-5℃以下になるとレストランの食事やその他のサービスが30%の割引になるというもの。
零℃~-5℃までに気温でも20%割引になる。
だからここの人たちは-5℃の寒い日が好きだ。
今日は寒いからロックのカレーを半額で食べよう・・・という感じだ。
寒さに慣れれば何ということもない。

でも大雪に慣れているはずの北海道でもトラブルが相次いでいるみたいだ。
だから東京の人たちはビビってしまう。

問題なのは水道管のと凍結で、寒冷地で数日でも家を空ける時は「水抜き」をしなければならない。
水道管は地面の下に通っているので基本的に凍結しない、井戸水が凍らないのと同じ理屈だ。
室内の床下の水道管も凍らない、でも地上に出ている部分の水道管は凍結の危険がある、
そこで「水抜き」が必要になる。

要領は地表に出ている水道管から水を抜く。
水道の元栓を閉めて、室内の水道蛇口を開けっ放しにすればいい。
水道管内の水が流出し管内には水が残るにしても少量だ。
こうしておけば仮に凍結しても水道管を破裂するようなことはない。
ただし、水抜きしている間は水を使えない。
これが寒冷地の人たちの知恵だ。


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移住でハッピー(1)人されぞれの移住

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世の中が「移住」ブームなのか、マスコミが仕掛けているだけなのかはよく分からないが、田舎に移住した人たちの話がよく出てくる。
地元の野菜等が安いので生活費が安い、都心よりも大きな住宅に入れる、自然の中で子供の教育環境が良い、移住先の仲間との交流が楽しい、などなど良い事づくめだ。

マスコミに登場する移住家族は、だいたい家庭菜園で作った新鮮な野菜を食べ、自然の中で子供たちとのびのび遊び、ご近所さんと集まって夕食を囲む、などハッピーな移住生活が描かれている。
でもそんなに良い事づくめなのだろうか?

筆者は今から7年前に八ケ岳の南麓に自宅を建てた。
東京と八ケ岳の週末の二拠点生活となったが、5年前に定年退職をしてその後は東京と八ケ岳の半々生活を続けてきた。
それなりに有意義な二拠点生活を楽しんでいる。

でも二拠点生活と移住は全く別物だと感じている。
最大の違いは「お客さん」か「ライバル」かだ。

「お客さん」とは、地元におカネを落とす人たち。
観光客が一番おカネを落とすから、一番地元民に歓迎される。
来ればホテル代などの宿泊費、当然ごはんを食べるので食費、来ればどこかレジャー施設に行くのでレジャー費と一人あたり数万円は地元に落としていく。

二拠点生活の場合も似たようなもので基本的には「お客さん」だ。
自宅を持っているので宿泊費はかからないが、食費やレジャー費、ゴルフ代などが普通にかかる。
それだけに地元民からは「準お客さん」扱いで歓迎される(優しくされる)。

でも移住者は違う。
例えば、移住してレストランを経営する場合、地元の人たちが経営する食堂とバッティングする。
ある意味、観光客というパイを奪い合う関係でもある。
ペンションやプチホテルを経営する場合も、キャンプ場やレジャー施設を経営する場合も「ライバル」関係になるケースも出てくる。
そうなると地元民からは歓迎されるとは限らない。

この違いが大きい。
移住者は基本的に「ライバル」になるので、それだけ地元への利益還元を考えて行かないとうまく定着するのは難しいかもしれない。

次回に続く・・・



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移住でハッピー(2)二拠点暮らしは最高

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ゴルフ仲間の地元の人たちと話をしていると、なんかやたら地元民の個人情報に詳しい。
ここでは清里全体を6地区に分けて、ゴミ出し、雑草処理、子供の見守り、その他地域の課題調整などを行っている。
それぞれの地区での人間関係は濃い。
そのためかもしれないが、誰それが病気になったとか、誰それの息子が東京に行ったとか、誰それの娘が誰それの息子の嫁にいったとか、個人情報が筒抜けになっている。

田舎の人間関係とはそういうもんだろう。
お互いの個人情報が筒抜けになる一方、地域の協力関係が強い。
都会では個人情報は守られるかもしれないが、地域の協力はほとんどない。
どちらがいいかは個人の選択の問題なのだろう。

100%移住をすれば、こうした「濃い人間関係」の元にした移住生活となる。
いいか悪いかは別で、それに対応できる人とそうでない人がいるだろう。

でも二拠点生活は地元の人たちと一定の距離を保つことができるので、多くの都会人にはなじみやすい、しかも田舎暮らしの良さを満喫できる。
きれいな空気、美味しい水、静かな森、流れる雲をみながら一杯やるのもいいし、鳥のさえずりを効きながら本でも読むのもいい。
何をしても誰にも文句を言われない、その自由は都会では得られない。

趣味の集まりはたくさんある。
丘の公園でも「ヨガ教室」「刺繍の会」「水泳教室」さらに「地元のゴルフ会」などもある。
好きな事をして地元に仲間ができる。
その地元仲間から様ざまな情報も入ってくる。
どこどこの「桃」が安くて美味しいとか、どこどこの「蕎麦屋」が最高だとか、あそこの「納豆」が美味しいとか、どこどこの「豆腐屋」で昔ながらの豆腐を食べられるとか・・・

都会で育った人間にはこのぐらいの田舎暮らしがちょうどいい。



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移住でハッピー(3) 趣味を生かした移住

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もう20年以上通っている床屋さんの未亡人の話だ。
数年前にご主人を亡くし、ご主人の母を看取り、本人は過去の関係をすべて清算できたという。
この奥さんは活発な女性で、ここ10年あまりスキューバダイビングにハマり、石垣島、伊豆半島、遠くは東南アジアの海を潜ってきた。

その奥さん、床屋を息子に譲り(土地や建物は相続放棄したらしい)、いよいよ自由の身になった。
ここ数年通っている石垣島のダイビング屋の勧めもあり、また、石垣島に通う飛行機代を節約するためついに石垣島への移住を決意した。

こうなると行動力があるので、アッと言う間に石垣島に行ってしまった。
彼女にはいくつかの考えがあった。
一つはダイビングという趣味ですでに石垣島に人間関係を持っていたこと、そして、現地のダイビング仲間に勧められていたこと。
もう一つは床屋という職人だったこと。

人間関係のできている地域への移住は定着するのに好条件だ。
石垣島のアパートは1LDKで10万円と高いと文句を言いながらも地元の人に良い物件を紹介されたらしい。
地元の人間関係が重要な地域なのだろう。

また、床屋のように手に職を持っている人は、どこに行っても仕事ができるという強みを持っている。
床屋を開業しなくても、地域の人たちの散髪をしてあげるだけでも喜ばれる。
こうして床屋の未亡人は移住していった。

困ったのは20年も散発に通っていた「お客さん」、筆者も含めて・・・。
これからは「奥さん」ではなく「息子さん」に散髪してもらうようになるのだろう。



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移住でハッピー(4)ある船長さんの老後

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A氏は年齢80歳台半ばで、もともと外航路線の船長さんをしていたという。
年齢からいっても団塊世代よりも10歳上、つまり戦中派で戦後の経済回復を担った世代だ。
しかも高度成長期の生命線ともいえる外航路線で活躍し、急拡大する国際貿易を支えた一人だった。

年を取り身体の自由が効かなくなってきたようだが、本人、いたって元気でゴルフを楽しんでいた。
視力も弱くなりよくボールを見失うので、一緒にラウンドすると筆者がボール探しの手伝いをした。
歩く姿勢もよく、毅然とした態度が立派な紳士といった雰囲気を持った方だった。
それでも身体の限界は突然くる、ゴルフができなくなった。

20年以上前に移住してきたというが、その後は奥さんと二人暮らし。
田舎生活で20年も経つと夫婦それぞれ高齢化し老々介護状態に、こうなると田舎暮らしの負荷が格段に高まる。

まずは雑草の処理や芝生の管理。
夏場は2~3週間で雑草がボーボーになり、放っておくとすぐに50cm程度の伸び刈るのも難しい。
芝生だって3週間も放置すると雑草が伸び、芝刈り機に雑草が引っ掛かるようになってしまう。
近所の人の助けを借りてやるらしいが、それでもたいへんだ。

買い物やゴミ出しも負荷がかかる。
買い物はクルマで10~15分かけてスーパーに行くのだが、高齢で運転が危険になるとヤバい。
ヘルパーさんや近所の人の助けが必要になる。
ゴミ出しも地域ごとに「ゴミステーション」が設置されているので、そこまでクルマで運ぶ。
これも近所の人の助けがなければできない。

医療サービスもたいへんだ。
診療所がいくつかあるが、それでもクルマで10分がかかる。
クルマがない場合はタクシーを呼んで行く。
診療所は高齢者でごった返していて、診察までに1時間は最低かかり、処方箋を薬屋に持っていくと2時間以上必要になる。

自分で何でもできなくなると、ご近所さんやヘルパーさんなどに頼り切りになり、彼ら戦中世代には「自分が周囲に迷惑をかけている」と感じてしまう。
A氏は「ご近所さんに頼り続けるのも気が引けるし、かといって高齢夫婦だけで生活できない」田舎の老後生活を相当キツイと感じている。

A氏の話を聞いていると、老々介護状態になったら都会生活の方がいいと思った。
地域ヘルパーさんも充実しているし、地域の高齢者サービスもいき届いている
一人暮らしの老人が一人で最期を迎える時もヘルパーさんが面倒を見てくれる。
さらにその後の葬式、相続、自宅の処理なども専門の税理士さんなどが代行してくれる。

老々介護になったら「都会」だな。




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移住でハッピー(5)ある外資系社員の移住

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おカネがあった方が良いに決まっているが、有り余るほど持ってもあまり意味がない。
人間一人、住むための広さも、食べる量も、何もかも限界がある。
ならばおカネも必要最小限あればいい・・・ということだが、そこは欲深い人間、住居広さも胃袋も限界がありながらおカネだけは限界がない。

外資系証券で巨額年収をもらったある友人(仮にB君とする)は、伊豆半島に大きな別荘を建てた。
よくある「サクセスストーリー」だが、それがまた人間ぽっくていいと思う。
生活に必要な空間を大幅に上回る大きな家を建てる人は、人間の欲望を表面化させたようで興味深い。

彼は優秀な外資系証券の社員で、英語、フランス語、日本語を自由に操りビジネスを拡大した。
当然、高収入の外資系社員で相当な資産家でもあるだろう。
その彼が伊豆に家を建てた。
一週間のうち何日かは東京に出社しているらしいが、基本的は伊豆半島への移住だった。

もちろん、釣りが好きな彼はボートを所有し相模湾での磯釣りを楽しみ、半島でのバードウォッチングなどの趣味を謳歌している。
イタリアンやフレンチワインをワインセラーに貯めこみ、毎晩高級ワインをたしなむ。
相模湾で釣ってきた魚を自ら調理してワインに合わせる。
その料理もフランス仕込みの本格派で、レシピもフランス直輸入だ。
まさに食通家の食事といった感じで、羨ましい限りだ。

その彼の生活スタイルだが、実はどこにいようと全く変わらない。
東京にいた時は魚の仕入れは得意にしている業者から仕入れ、その調理は自分で行い、自分のワイン貯蔵庫から選んで料理に合わせる。
移住後、変わった点は自分のボートで好きな様に釣りをして、釣果を自ら調理して食す点だけだ。
その生活スタイルは東京でも伊豆でも全く変わらない。

これって移住といえるのかという疑問も残るが、これも一つの移住のあり方だと思う。
もちろん、彼は買い手なので地元の農産物を買ったりと、地元の人たちとの交流ができる。
バードウォッチング愛好会にも入っているみたいなので、趣味を通じた交流も増えている。
ライフスタイルを全く変えずに田舎の生活をするのもいいかもしれない。

田舎で商売するわけではないので地元の人たちとの軋轢も少ない。
むしろ、地元の農産物を買ってくれる「お得意さん」で地元に歓迎される。
こうした移住もありだなと思う。



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移住でハッピー(6)ある長期移住者の決断

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18年の移住生活を終えて、神奈川県の自宅に戻った後期高齢の紳士(I氏)がいた。
I氏とは地元のゴルフ愛好会でよく一緒にラウンドした。
移住生活の経験が長く、植物の世話、草刈り、芝刈り、野菜の育成など田舎生活の極意をいろいろ勉強させてもらった。
18年の間移住生活していたので、移住の超ベテランでもある。

そのI氏がどんな理由で家を売却し、出身地の神奈川に戻ったのだろう。
いくつかの理由が考えられる。

①年齢が進むとともに健康上の不安が増し、病院設備の整った都会が良いと考えたこと。
②北杜市などでの移住者の流入によって家屋や土地を売却できたこと。
③自動車の運転など、高齢になると様々な問題が生じること。

①の健康上の理由は十分に考えられるが、「今」急に移住生活をやめる理由になるは分からない。
③の自動車の運転も高齢者には切実な問題で、田舎ではクルマがないと生活が成り立たない。
でもこれも「今」かどうかは分からない。
もちろん、家族に運転禁止を迫られたとかもありえるかもしれない。

おそらく最大の理由は「家屋・土地が売却できたこと」なのだろうと思う。
今、清里では駅前の再開発が進んでいる。
バブル期の象徴でもあった「ミルクポット」が再建され、いくつかの店が再オープンした。
移住者も増えるし、二拠点生活者も増え、自宅や別荘への需要も増える。
今まで売れなかったような家でも、リフォーム需要が増えるとともに購入者も出てくる。

売れなかった家が売れるとなれば、移住者にも出身地の戻るという選択肢が出てくる。
新しい移住家族が流入するとともに、自宅を売却して都会の戻る移住者も増える。
こうした人の動きが活発化することでビジネスチャンスが増える。
ビジネスチャンスを期待してさらに業者が集まる、好循環ができ始めている。

北杜市のリフォーム業者はすでに手持ち案件で手一杯の状況で、諏訪や松本の業者が北杜市の案件を手掛けるようになったとも聞く。
清里の復活をじっくりと見ていきたい。




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移住でハッピー(7)ある画家の移住

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フランスに長く住んで絵を書いてきたK氏は、年を取ってから生まれた国である日本に戻ってきた。
そして選んだ住み家は山深い八ケ岳の南麓だった。
画家にとっては東京は物価が高く住みにくい一方、山間部は自然の中で落ち着いた暮らしができるからだと言う。

パステル画が得意で淡い色を積み重ねた美しい絵を書く。
画家というよりもパステル画の職人と言った感じで、その作風は完全に出来上がっている。
いつも同じ作風、同じ絵を何枚でも書ける、完成した技量を持っているような気がする。
個展などを開いてパステル画を販売して生計を立てている。
でも画家の暮らしは楽じゃないらしい。

絵画は「号」で価格が決まる。
「号」とは絵画の長辺で(短辺はF/P/M/Sで測られる)、この長さで絵画の「号数」が決まり、その「号数」でおよその値段が決まる。
たとえば、1号=8万円の画家ならば、8号の絵画の値段は8×8=64万円となる。
画家の評価はおよそ決まっていて、その画家の絵ならば「号」単位で取引される。

有名な評価の高い画家ならばプレミアムが付き値段は青天井となるが、普通の画家の場合プレミアムというよりも「号」単位の値段で決まる。
1号の絵画を完成させるのに1日かかるとしたら、号8万円の画家は日給8万円だといえる。
でも実際には号3万円程度の画家も多くいるらしいので、画家の生活は楽じゃない。

画家の活動拠点は、コストを考えた上で決められているのだろう。
自然がふんだんにあって生活がしやすい、住居費や生活費が安いなどが重要な条件になるのかもしれない。
八ケ岳南麓には多くの芸術家が居を構えているのは、いろいろな条件を考えた上での判断なのだろう。
北杜市には「長春芸術村」があったり、多くの芸術家がの拠点が点在している。




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移住でハッピー(8)タイニーハウスの住人

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この写真の黄色の家は、筆者の自宅を建てた設計事務所が建てた家だ。
自宅の設計中の時、この家は建築がほど終了していたので、設計事務所の担当者が参考に内部を見せてくれた。
流行の「タイニーハウス」でおそらく床面積30㎡以下の小さな家だ。

でもジャングルジムのような小さなスペースが重なり合う、いかにも子供が遊ぶツリーハウスような楽しそうな内部だった。
ロープが天井からつるされ、そのロープをつたって部屋から部屋に移動できる。

設計的には完全にスペースの無駄を排除した合理的な造り、廊下や階段もない、キッチンも最小限、寝室もザコ寝を前提としたような家だ。
小さくても機能を重視して、生活には十分なスペースを確保しているところが素晴らしい。
設計者の強い思いが詰まったともいえるし、建て主の意欲も感じる。

この家は老祖父母が幼い孫たちへのプレゼントとして建てられたらしい。
子供たちはこのツリーハウスのような内部を持った家を楽しんでいた。
最初の数年は小さい子供3人と両親とたまに来てタイニーハウス生活で、子供が笑い声が絶えない生活をしていた。
庭やバルコニーでBBQをしていたり、庭を大声で走り回る子供の姿をよくみかけた。

しかし、子供はどんどん大きくなる。
4~5年も経つと、この家に遊びに来ることはほとんどなくなった。
夏の季節は雑草がボーボーになり、冬は閑散とした寒さを感じる家になってしまった。
住人がいなくなったタイニーハウスは寂しそうな家に見える。

家族は数年も経つと大きく変化し、その時その時で必要なものも変わる。
生活パターンも変わり、塾やスポーツで忙しくなり、タイニーハウスで遊ぶ時間もなくなる。
これは仕方がないことだ。

現在はご主人の友人たちなのだろう、週末に大人が数人でやって来て宴会騒ぎ、翌日には帰っていくという短期パターンで年に1~2回程度遊びに来るぐらいだ。
家を建てるのは簡単だが、長期間に渡って利用していくには家族の変化とそれにどうやって対応するかなどを考えていく必要がある。
一時的な楽しみや欲望のために移住したり別荘を建てるのは、あまり意味がないような気がする。



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移住でハッピー(9)あるUターン移住者

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地元で生まれ育ったが、東京の大学を卒業しそのまま東京で就職した人たち・・・彼らも定年退職したりまた親の介護などの理由で「Uターン」する。
山梨県は特急あずさに乗ればたったの2時間で東京に行ける、日帰りも可能な地域だ。
帰ろうと思えば「いつでも帰れる」はずだ。
それでもUターン移住をする。

そのUターン移住者は家の屋根を自分で吹き替えしていた時、犬の散歩をしていた筆者と話をしたのがきっかけで知り合った。
かなり年季の入った家だったが、親が住んでいた家を受け継いだという。
本人は東京の大学を卒業後、当然のように自衛隊に入隊した元自衛隊員。
日本全国にある様々な基地に勤務してきたため、山梨の実家に帰ることはほとんどなかったという。

その彼が自衛隊を定年退職後、山梨にUターンした。
甲府にマンションを購入し、普段は甲府に住み再就職先で働いている。
働くなら八ケ岳に住むよりも甲府に住んだ方がずっと条件が良いからだ。
ここまでして家族の了解を取りながら、親の家を受け継ぎ守る。
八ケ岳にはたまに来るだけなのに、雑草刈り、家の風通し、冬の水抜きなどマメに仕事する。

やっぱり自分が生まれ育った場所は特別なのだろう。
自衛隊のパイロットをしていた時、この八ケ岳周辺をよく飛んでいたという。
その時からいずれ地元に戻ることを考えていたらしい。
そこで家族のために甲府のマンションを買い、自分は一人で親の田舎家の手入れや雑草刈りに一生懸命やっている。
隣の家の周辺まで草刈りをしてあげている。
やさしい元自衛隊員だ。

生まれ育った場所には特別の思い入れがあるのだろう。
誰しも地元に執着があるのだろう。




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地価上昇はうれしくない!

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基準地価が国土交通省から発表された。
これは都道府県地価調査と呼ばれるもので、公示地価から半年後の全国主要都市の調査地点での地価を調査するものだ。

全体観を見ると、東京と周辺の地価が上昇しているのが目立つ。
全用途平均で東京は∔3.1%、それに対して大阪は∔1.8%、名古屋は∔2.6%だった。
マンション価格やオフィス空室率など統計では大阪がけっこう人気だと思っていたが、地価上昇は東京よりも鈍かった。
大阪万博の準備が遅れ、パビリオンの建設が進んでいないことが、大阪地区の需要に影響しているのかもしれない。

ちなみに東京はちょっと異常になってきている。
近所の住宅用地の売り出しがあったが、なんと、18坪で9900万円で売り出された。
1年前に自宅の真ん前の土地が売り出された時、16坪で7000万円だった。
この土地には住宅が建築され、すでに入居している、我が家の孫たちとこの住宅の子供たちが毎日のように遊んでいる。
坪単価でみると、このわずか1年の間に437万円から550万円に・・・なんと25%も上昇してしまった。
これはいくらなんでも異常だろう。

ちなみに近所の基準地価は前年比∔4.7%だった。
坪単価は255万円、実勢の販売単価とはずいぶんと違いがある。

でも地価が上昇するのはうれしくない。
固定資産税もどんどん上昇してしまうからだ。
固定資産税評価は路線価から計算されているが、ここ数年で固定資産税はかなり上昇している。
確か数年前には1期7万円程度だったのが、今年は1期7万5000円に値上がりしている。
取引価格と路線価や公示価格のズレや遅行性を考えると、まだまだ固定資産税が上がっていくだろう。

地価上昇は全然れしくない!!





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移住でハッピー(10)田舎育ちの「都会の子供」

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軽井沢が都心からの移住人気で地価が上昇しているという。
テレビ番組に登場した軽井沢の移住マダムは「ここは東京24区です」と発言した。
余裕のある平屋建て、広いリビング・ダイニング、大理石をふんだんに使ったインテリア、BBQのできる広いバルコニー、芝生の庭・・・
テレビでに出る理由があるような、理想的な環境で子供を教育するために移住の決意をしたという。

でも、子供の教育のために自然の多い軽井沢に移住したというのはどういう意味なのだろうか?

確かに自然の中で子供が育つのはいい事だと思う。
でも「東京24区」としての軽井沢ならば、東京生活の延長線上にある。
いわゆる「田舎生活」で自然の中で育った子供とは決定的に違う。
生活様式をまるまる都会から持ち込んでいるからだ。

かといって「都会育ち」の子供とも違ってくるのも間違いないだろう。
都会育ちの子供たちは花・木・昆虫の名前もよく知らないが、自然の中で生活していれば植物や動物も身近な存在で慣れ親しむ。
田舎の子供たちと同じように花木の名前も詳しくなるし、野鳥の名前も鳴き声だけで判断できる。
どちらが良いとか悪いとかの問題ではなく、育った環境の違いだ。

でも筆者が気になるのは、田舎で育ちながら「都会育ち」にこだわる親に育てられた子供のアイデンティティだ。
これらの「東京24区」の子供たちは「田舎育ち」でもない、ましてや「都会育ち」でもない、中途半端な人格形成に歪められていくかもしれないと思う。

太平洋戦争中に都会の子供たちは田舎に「疎開」した。
これと似たような人格形成になるのかなと思う。
「疎開」した子供たちは「都会の子供」という強いアイデンティティがありながらも、「田舎の子供」にある種のコンプレックスを持つ。
軽井沢の移住家族の子供たちも似たようなコンプレックスを持つかもしれない。

中学受験の年齢になれば都会も戻り「お受験」なのだろうが、「都会育ち」の子供たちの学力に勝ることができるのだろうか。
中途半端な「都会育ち」には「田舎育ち」の強さ・しぶとさもないだろうし、「都会育ち」の先端知識に対する親密さもないだろう。
小学校3年生から受験塾に通い、遊びたい心を犠牲にして勉強し中高一貫の受験校に入るのが「都会の子供」だとしたら、軽井沢育ちの「都会の子供」はどうなるのだろうか?



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移住でハッピー(11)あるハーフ・Uターン移住者

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今の時代、Uターン移住にもいろんなバリュエーションがある。
今回の主役M氏は、地元で生まれ高校まで地元、大学は東京に出て定年退職後に地元に戻ってきた、Uターン移住者だ。

でも前回の話の元自衛官とは違う。
ハーフ・Uターンだからだ。
東京に出てから成功し自分の会社を成長させてから引退、そして地元にUターンした。
でも東京の会社と自宅はそのままで、家族が会社を経営し家族が自宅に住む。
でも、本人は地元にUターン。

こういう地元Uターンもあるんだと思った。
高校まで地元で暮らしたので地元に同級生などの知り合いも多いし土地勘もある。
という意味では「楽勝の」地元Uターン生活をしている。
本人になんの問題もないだけでなく、むしろ、新しく移住してきたり、二拠点生活を始めた人たちに地元での生活のコツを教えてくれる先生でもある。

実は筆者もM氏には大変お世話になった。
数年前に二拠点生活を始めた時、移住とは違い地元の共同体に入るわけではなく、地元民との接点はほとんどなかった。
そんな時、M氏が地元のゴルフ愛好会を薦めてくれて、地元の人たちとの接点が増えた。
二拠点でも完全移住でもこうしたガイドとなる人たちは欠かせない。
うまく定着するためには大切な人たちだといえる。
多くの二拠点生活者や移住定住者に感謝されている。



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「酒田五法」などの相場テクニックに直結する相場格言をより多く取り上げました。 当ブログでも使った「最後の抱き線は心中もの」、「遊びの放れは大相場」、「放れて十字は捨て子線」など、実戦で使える格言を多く解説しています。 ケイ線に興味のある方、テクニカル分析に興味のある方、是非一読をお勧めします。
株式需給の達人(バリュエーション)
PERやPBRなどバリュエーションを理解し割安/割高の実践的判断の基に理論的な株式投資を解説します。 割安とは将来のリータンを示すのか、単に成長性がないというだけなのか、事例をもとに解説します。 株式投資の基礎として大切なもので、是非一読をおすすめします。
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