日経VI

日経平均の乱高下に驚いている国内投資家も多いと思う。
実際に日経VI(ボラティリティ・インデックス)はこのところずっと30%程度からそれ以上の高ボラ局面を続けている。
通常、日経VIは下落相場で急伸し、相場の落ち着きとともに低下し20%を割てくる、これが相場の安定化を示す指標だった。
しかし、30%以上の高値圏でずっと推移し、今までとは違った市場になっている。
このハイボラの原因が半導体株の強弱感の対立であるもことは間違いない。
日経平均採用の値がさハイテク株、キオクシア、SBG、東エレク、アドバンテなどが毎日5〜10%の上昇・下落を繰り返しているからだ。
でもより重要なのは、半導体株自体ではなく、半導体株を動かしている需給要因だ。
まずは、日経平均や韓国Kospiが半導体株の影響を強く受けること。
日経平均は単純平均株価なので値段の高い株の動きに大きく影響を受け、韓国Kospiに至ってはサムスン電子とSKハイニクスで指数の半分を占める。
この歪んだ指数が半導体株の資金流出入で大きく動いてしまう、さらに先物やオプションが短期の需給を急変させる。
その結果、1日の変動幅が1000円を超えるのが当たり前の「超ハイボラ市場」になった。
より重要なのが、日経レバや韓国レバレッジETFが大きく成長し大きな変動をもたらしていること。
本来デリバティブは原指数の変化をヘッジする商品だが、今ではデリバティブが原指数を動かすという逆転現象が起こっている。
下の表は、5月末の上場された韓国半導体株のレバレッジETF16本の数字だが、上場時2兆ウォン(2100億円)規模から、そのわずか1ヶ月後には14兆ウォン(1.5兆円)に急成長している。
もちろん、半導体ブームに乗った個人投資家の買いが激しかったことを物語る。
しかし問題なのは2倍のレバレッジがかかっていることだ。
そのため激しい値動きが一段と激しくなり、個人投資家が長期で投資できる商品ではなくなっている。
うっかりすると大損する激しい値動きでは、とても悠長に長期保有できず、超短期で過激な売買を繰り返すことになる。
とんでもない「超ハイボラ市場」になってしまった。
しかもこの状態が半導体株が天井を打ってレベレッジETFの残高が急減するまで続く可能性がある。
この投機市場では個人投資家は自分の身を守ることを考えるべきだ。
プロのファンド連中が超短期売買をする市場では個人投資家はついていけない。
低ボラにしてディフェンシブなポートフォリオを運用すべきだ。
韓国

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日経平均の乱高下に驚いている国内投資家も多いと思う。
実際に日経VI(ボラティリティ・インデックス)はこのところずっと30%程度からそれ以上の高ボラ局面を続けている。
通常、日経VIは下落相場で急伸し、相場の落ち着きとともに低下し20%を割てくる、これが相場の安定化を示す指標だった。
しかし、30%以上の高値圏でずっと推移し、今までとは違った市場になっている。
このハイボラの原因が半導体株の強弱感の対立であるもことは間違いない。
日経平均採用の値がさハイテク株、キオクシア、SBG、東エレク、アドバンテなどが毎日5〜10%の上昇・下落を繰り返しているからだ。
でもより重要なのは、半導体株自体ではなく、半導体株を動かしている需給要因だ。
まずは、日経平均や韓国Kospiが半導体株の影響を強く受けること。
日経平均は単純平均株価なので値段の高い株の動きに大きく影響を受け、韓国Kospiに至ってはサムスン電子とSKハイニクスで指数の半分を占める。
この歪んだ指数が半導体株の資金流出入で大きく動いてしまう、さらに先物やオプションが短期の需給を急変させる。
その結果、1日の変動幅が1000円を超えるのが当たり前の「超ハイボラ市場」になった。
より重要なのが、日経レバや韓国レバレッジETFが大きく成長し大きな変動をもたらしていること。
本来デリバティブは原指数の変化をヘッジする商品だが、今ではデリバティブが原指数を動かすという逆転現象が起こっている。
下の表は、5月末の上場された韓国半導体株のレバレッジETF16本の数字だが、上場時2兆ウォン(2100億円)規模から、そのわずか1ヶ月後には14兆ウォン(1.5兆円)に急成長している。
もちろん、半導体ブームに乗った個人投資家の買いが激しかったことを物語る。
しかし問題なのは2倍のレバレッジがかかっていることだ。
そのため激しい値動きが一段と激しくなり、個人投資家が長期で投資できる商品ではなくなっている。
うっかりすると大損する激しい値動きでは、とても悠長に長期保有できず、超短期で過激な売買を繰り返すことになる。
とんでもない「超ハイボラ市場」になってしまった。
しかもこの状態が半導体株が天井を打ってレベレッジETFの残高が急減するまで続く可能性がある。
この投機市場では個人投資家は自分の身を守ることを考えるべきだ。
プロのファンド連中が超短期売買をする市場では個人投資家はついていけない。
低ボラにしてディフェンシブなポートフォリオを運用すべきだ。
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