
1980年に大学を卒業して大手証券に入社したのが株との最初につながりだった。
投資情報部で10年間、何人かの同僚と株式や市場の研究に打ち込んだ。
頃はバブル絶頂期、勢いで株が次々と買い上げられていく時代にあって、地味な企業調査や市場分析で明け暮れたのが良い思い出だ。
1990年バブル崩壊後ロンドンに渡り、英国人ファンドマネージャーたちを相手に日本株営業を7年間担当した。
彼らの投資に対する考え方、運用の姿勢に大いに触発されたもので、彼らとは20年以上過ぎた今でも飯を食いながら4時間も5時間も議論する仲が続いている。
1997年に東京に戻り、証券会社の自己勘定運用を担当した。
これがが最高に楽しく、現物、先物、オプション何を使ってもいいし、裁定取引から、アウトライト、ロングショートまでなんでもありだった。
今振り返ってみても人生で一番楽しかった時期だった。
そして2007年に運用会社に移り、株式運用部長、運用本部長CIO(チーフ・インベストメント・オフィサー)として運用部門を担当してきた。
海外の年金やSWFを毎年訪問し、中東のビザや出入国のスタンプでパスポートのページを使い切り、新しいページを追加したぐらい煩雑に海外出張をしたのも良い思い出だ。
国内ではGPIFなどの年金顧客回りもしたが、投信の企画や運用も経験した。
投信ビジネスの裏側もずい分と見てきたことが、個人投資家の役にたちたいという今のモチベーションになっている。
60歳定年で退任し、八ヶ岳の田舎暮らしを始めた。
これがまた楽しく、八ケ岳の田舎生活も最高だ。

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