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大相撲も正々堂々戦うのがおもしろい。
アメフトも正々堂々と勝負してほしい。















日大アメフト部の危険な反則プレー問題で世間は大騒ぎじゃ。
自転車で小淵沢の道の駅に行って足湯リラックスタイムを楽しんでいたら、隣にいたおばさん3人がこの話題で盛り上がっていた。
今朝、テレビをつけっ放しにしてても耳に入ってくるのはこの話題で、あーだこーだ、永遠にやっている。
その中、長嶋一茂のコメント(羽鳥のモーニングショーに出演)にはイラっとくる。
曰く、「これがボクシングでゴングが鳴ったあとに相手選手にパンチを入れるようなもので、選手はこんな事はしない。監督が嘘ついているに決まっている」
本人、「俺って良いこと言うね」とでも言いたそうな満足気なドヤ顔。
でも、問題の本質は全然違うところにあることに本人気がついていないし、トンチンカンなコメントだ。

この問題の本質は宮川選手の傷害罪で終わりなのか、また、犯罪教唆OR共謀共同正犯を立証できるかだ。
ワシの眼に見えるのは・・・
日大アメフト部の監督は自分が全く手を下さずに、強敵である関学のQBをつぶそうと考えた。
手下のコーチを使って、ターゲットを宮川選手に絞り、練習禁止にしたり、試合メンバーから外したり、日本代表を辞退させたり、精神的に追い詰めていった。
宮川選手は試合に出るために「QBと1プレーでつぶす」を「怪我させろ」と忖度して犯罪行為のタックルを実行した。
・・・というストーリーだ。

宮川選手は不利/有利にかかわらず全てを話したが、監督もコーチも「指示していない」と会見で表明、世間はこの矛盾に大騒ぎになった。
監督の会見は犯罪に対するある意味当然の自己保身で、指示したと言えば一発で共謀の罪を掛けられてしまう。
特にあの狡猾な監督がそんな言質を与えるようなことはしないだろう。
問題は宮川選手を徹底的に精神的に追い詰め重大な犯罪をさせるように仕向けたことを立証することだからだ。
このあたりは弁護士の八代さん(ひるおびに出演)はきちんと理解していた。
直接指示してなくても実行犯に犯罪をさせることは犯罪の教唆であり、悪質な場合は共謀共同正犯といっても主犯格として罰せられる。
このケースでは、監督やコーチによって宮川選手が追い詰められて行く過程の立証が必要になる。
それを知っているから、監督は直接指示していないと断言しているのだろう。

ただ、この井上コーチの立場はヤバい・・・コーチが監督の考えを忖度し怪我させろに近い表現を使っているかもしれないからだ。
このコーチ、まるで加計問題で首相に忖度する財務省の小役人そっくりに見えてくる。
財務省の小役人は法律知識が十分にあるので、文書廃棄ルールなどを盾にとって文書はないと主張したり(実際にはその後出てきたが)、視聴者をケムに巻きながら逃げられる。
しかし、このコーチは小役人のように権力者に忖度したまではいいが、自分を守るだけの知識を持っているのだろうか?

強力な権力者に媚びておこぼれをもらおうとするのは、古来、日本人の得意技だ。
だから、政治権力にスリ寄る小役人、絶対的権力を持つアメフト監督にスリ寄るコーチ、どっちもどっちだ。
本物の悪は、言質を取られるようなミスはしないものだ。
いつでも痛い目に合うのは媚びてスリ寄る小物たちだ。
かわいそうな、井上コーチ。