今回はちょっと飛んで中国の巨大投資家、外貨管理局(SAFE)や中国投資公社(CIC)を取り上げたい。
中国は3兆ドル以上の外貨準備を保有する国家で、外貨準備の運用についても米国債中心から多様化しリスクを取る積極的な運用を指向し始めた。
その中心となるのが、外貨管理局(SAFE)と中国投資公社(CIC)じゃ。

いつも混雑している北京国際空港から北京市内へ向かう。
常宿にしているケリーホテルは北京市内でも空港よりの地域にあり交通の便が良い。
なぜかというと、北京市の中心に天安門広場と故宮や人民大会堂があるため、中心部の通り抜けに一苦労するからだ。
警官・軍隊が出動した非常警戒態勢時、4レーンもある通りの単純にものすごい大渋滞時など、天安門広場の反対側に行くのに1時間や2時間かかることもあるぐらいだ。

ケリーホテルは空港からの便がよくしかもCICも近くロケーションとしては最高。
でも、SAFEは反対側で渋滞がなければ30~40分で着くところを用心のため1時間半ぐらい早めに出発するときもある。
困るのは渋滞なしにすぐについてしまう時だ。
アポ時間までのヒマつぶしが問題で、ちょうどよいスタバもないしコーヒー店もない。
周辺をブラブラ歩いていると、警官が寄ってきて職質をかけられてしまう。
すぐに中国語のできる社員を呼んできちんと対応しないと、最悪、逮捕されてしまうので要注意じゃ。

SAFEは社会主義国の役所の典型なのだろうが、重厚なやや古びれた建物の中にある。
重厚な石造りのエントランスを通り、会議室に案内される。
そこは大きな部屋で、壁際に大きな椅子とその間にお茶を飲むための小テーブルが並んで配置されている。
上座にテーブルをはさんで大きな椅子が二脚あり、来客者のトップとSAFEの高官が会談するためのものだ。
その奥に小さめの椅子が二脚、通訳が後ろに座る椅子だ。
この配置、よくテレビでみる中国首脳会談とそっくり同じだ。

だいたい、事前に提出した話題にそって形式的にミーティングが行われる場合が多い。
ほとんどトップ二人が会話をし、下っ端は上司から意見を求められた時のみ発言できる。
しかし重要なのはその下っ端の役人たちで、あとから膨大な質問が送付されその回答に多くの時間とたいへんな労力を使うことになる。
会談が順調にいったかどうかは、質問の内容をみて初めてわかるんじゃ。
形式的で官僚的なミーティングは疲れる・・・・