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高齢者が亡くなる時「最も後悔したことは?」と尋ねられたら、なんと答えるのだろう。
人生の後悔なんていくらでもあるし、その答えは千差万別だろう。

でも一つの典型的な答えが「お金を貯め込んだのに使わなかった」という後悔だ。
優待生活で有名な桐谷さんも癌闘病をしているらしい。
それでも優待券を使うことばかり考えている。
7億円とも言われる資産額、これをどうするのだろう?
死に間際にお金ばかり貯め込んで使わなかったことを後悔するかもしれない。

お金を貯め込み、1億円、2億円を持っている人たちもたくさんいる。
でもその人たちのうちの何人かは確実に、ケチケチ貯め込むが、うまくお金を使えなかったと後悔する。
もっと使って楽しめばよかった・・・これは人生で最大の後悔なのではないかと思う。


節約生活を続け、お金を貯め込み高額資産を達成する、これが人生の目的になってしまってはなんだか本末転倒ではないかと思う。
いかにお金を使って人生を楽しみ、食べたい物を食べ、好きな事・やりたい事を全部やって死ぬ、これが一番じゃないのだろうか?

と言うわけで、「おカネの断捨離」を考えてみたい。
まずは、平均的な高齢者家計の資産、負債、自己資本を簡単にバランスシートにしてみよう。

まず、資産項目だが、ここには預貯金、株式、債券、投信などの金融商品、加えて土地、建物という実物資産が入る。
バランスシートの右側には負債項目、住宅ローンやその他の借金、加えて将来の出費となる、入院費や介護費、葬式代、なども含めておいた方がいい。
右側の下に純資産があるが、これは資産項目から負債項目を差し引いた金額になる。

簡単な数値例を挙げてみよう。
70歳台の平均値から平均的な資産ー負債を作ってみた。

資産 預貯金 1100万円  負債 借入金 400万円
   株式等 1200万円     医療費 200万円
   生命保険 100万円     介護費 300万円
                  葬式等 100万円
   土地  1000万円
   建物   300万円  資本 純資産 2700万円

     合計3700万円  負債資本計  3700万円
(このうち、医療費・介護費・葬式等は将来必要になる予想額)

お金の断捨離はできるだけ項目を整理して終活していくことを目標にする。
資産総額で3700万円を持っているわけだが、使える金額はずっと小さい。

重要なのは・・・
①人生の終わりまでに、この純資産を使って十分に人生を楽しむこと。
②住宅ローンや借金はできるだけ早く返済し、バランスシートをスリムにすること。
③将来必要になる医療費や介護費は現金で払えるように準備しておくこと。
・・・この三つが重要だろう。

次回、よく考えてみたい。



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