米国グロース/バリュー相対株価
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米国のS&P500のグロース指数とバリュー指数の相対株価だが、急激な変化が起こった。
上のグラフで1.15倍水準が過去の天井圏だったが、今回グロース指数が急伸し、過去のピークを超えて最高水準の1.19倍まで上昇した。
まさに「チャート破り」の状態になってしまった。

しかし、先週末の波乱で急速にピークアウトし、1.13倍まで急低下。
これでピークアウトしたのかの判断は早すぎるかもしれない。
でも、過去にない水準まで上昇したので余韻は残るかもしれないが、反転する可能性も否定できない。
グロース中心の爆騰相場が、バリュー相場に変わる可能性もあるかもしれない。


日本NT倍率
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日本市場でも同じような「チャート破り」が起こっている。
日経平均をTOPIXで割り算したNT倍率だが、通常の範囲をブチ超え17.12倍まで上がった。

どうも日経平均自体が4月のキオクシア採用から狂ってきているようだ。
わずか数銘柄の半導体株で日経平均を毎日数百円分も持ち上げているからだ。
この数銘柄以外「他の200銘柄なんてゴミ!」で、何の影響もないと言われているような感じだ。

でもやりすぎには注意が必要で、先週末のNY市場の変化を受けて、日本でもNT倍率がどこまで下がるかが注目される。


日本移動平均乖離率
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長期の過熱感を測定する「200日移動平均乖離率(上のピンクのチャート)」が、長期的な加熱圏である30%水準に達してきた。
過去、どんな強気相場でも200日移動平均の30%乖離で跳ね返されてきた。

先週末のNY市場の動きを受けて200日移動平均乖離率がどこまで縮小するのかを注目したい。
過去の動きを見ると、30%まで乖離率が拡大した後は確実に乖離率の縮小局面に入る。
今回はどうなのだろうか?


日経VI(ボラティリティインデックス)
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日経VIは市場の値動きの荒さを示すボラティリティをインデックス化したものだ。
通常、恐怖指数と呼ばれ、市場が大きく下落した時に上昇する指数だ。
これは人間心理の非対称性を示しているのだが、人間は「上昇すると安心し、下落すると不安」になるのが一般的に起こる。
だから、下落時にプットオプションをむやみに買う、これによってオプションのインプライドボラティリティが上昇するというメカニズムが働く。

でも今回の上昇相場で日経VIは30%前後で高止まりしたまま。
通常の上昇相場ならば20%以下に低下するのだが、今回は違う。
これは常にコールオプションに買いが入っているために起こっている。
投機的にコール買いというよりも、カバードコールで売ったコールを買い戻していると見られる。

これが「ガンマスクイーズ」と呼ばれるものだ。
ある意味、オプションポジションのスクイーズによって、日経平均は想定以上に高い位置まで持ち上げられたと言えなくはない。




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