米国株価指数の1年先予想EPS
NYダウQ/QS&P500Q/QNASDAQQ/QR2000Q/Q
2026/052418.142.0%332.574.3%1117.7410.1%102.85-10.4%
2026/042384.2712.9%324.114.3%1059.747.5%104.76-5.9%
2026/032350.411.5%311.320.6%1010.793.3%103.62-6.9%
2026/022370.6612.7%318.723.8%1015.626.2%114.854.6%
2026/012110.920.8%310.622.5%986.167.2%111.2810.9%
2025/122108.841.6%309.3415.3%978.7421.4%111.3239.5%
2025/112103.271.8%306.9717.2%956.1225.8%109.8337.7%
2025/102094.911.5%302.9215.0%919.6919.3%100.3324.3%
2025/092075.94-1.4%268.390.8%805.883.9%79.78-2.7%
2025/082065.81-2.4%261.88-2.8%760.04-4.1%79.75-4.6%
2025/072064.451.7%263.423.7%770.833.7%80.72-2.6%


上の一覧表は米株価指標の1年先予想EPS、伸び率は3ヶ月前と比較している。
優良大型株NYダウの予想EPSが+2%と横ばい、小型株ラッセル2000の伸び率が−10%も下方修正されたのに対し、NASDAQの予想EPSが過去3ヶ月で10%も上方修正された。
主要500銘柄のS &P500も+4%の上方修正とまあまあだが、NASDAQには及ばない。

NASDAQのEPS伸び率はこの1−3月期に一気に加速化してきている感じがする。
と同時にNYダウやラッセル2000との業績格差が広がっている。
こうした点で4月から加速してきた二極化相場がしばらく続く可能性を示唆しているのかもしれない。
NASDAQにしても日経平均にしても、同じデータセンター・ストーリーの中で上昇しているからだ。


下のチャートは日経新聞が掲載したデータセンター投資の資金の流れをまとめたものだ。
ビッグテック4社の今年の設備投資が116兆円に達するという。
この金額、日本の国家予算に近い、膨大な規模に膨らんでいる。
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これじゃ、関連企業の業績が爆発期を迎えるわけだな。
マイクロソフトが1900億ドル(約30兆円)、Amazonが2000億ドル(約32兆円)、Googleが1900億ドル(約30兆円)、メタが1450億ドル(約23兆円)、年間の設備投資を計画しているらしい。
さらにオープンA Iやアンソロピックに合計で20兆円の出資。

この設備投資は、AIモデル開発に20兆円以上、データセンター(土地建物、AI特化サーバー、空調や受変電設備、光ファーバーで接続する通信機器)の投資に100兆円近くが使われる。
マジでこんな金額をたった1年で投資したら、半導体は大量に使われ品不足に、電子機器の需要も急増、空調設備も足りなくなり、光ファーバーも不足する。
こんな投資が行われれば使われる半導体・電子部品・通信機器への需要が爆発し、関連企業の業績が爆発するのは理解できるが、このストーリー自体は目新しいのもではなく、おそらく誰も驚かない、株価は相当先に織り込んでいるのも間違いない。
でも、この二極化相場が大規模になると、筆者のような老人投資家には1999年が思い出される。

AIビジネスが先手必勝で、いち早くデファクトスタンダードを握った企業のみが圧倒的なシェアをとり勝ち組になれるということだろう。
オープンAI、アンソロピック、グーグル、ディープシークなど中国系企業などが厳しい開発競争が一段と激化し、いかに早くビッグデータを収集し、AIに学習させ新しいAIエージェントやフィジカルAIを開発すること、これがAIビジネスの勝者を決める。

2027年以降、順次データセンターが稼働してくると、AIビジネスは本格的な実用化競争に入る。
26年中は関連各社の業績の爆発期に入っていると考えられる。
27年以降になるとデータセンター投資が一巡してくる可能性がある。
その頃にはデータセンター関連の部品会社からAI開発企業へと成長の焦点が変化していきそうだ。
ダイナミックな株価変動が起こる可能性がありそうだ。



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