
トラップがNATOへの関与を減らすとともに、軍事支出を対GDPで5%にするように指示した。
欧州諸国はGDPの5%、日本はGDPの2%・・・などなど。
世界全体で軍事支出がどうなっていのだろう?
G20国の合計GDPは86.9兆ドルだが、2024年で軍事費の合計は2兆7180億ドルと言われ、GDPの3%程度が軍事費で使われている。
2024年の軍事費トップは米国9160億ドル、中国2960億ドル、ロシア1090億ドル、インド836億ドル、サウジアラビア758億ドル、英国748億ドル・・・と続く。
トランプは今年2026年の軍事予算を1.5兆ドルにすると言っているが、今後、この世界の軍事費が5%まで上昇していくと、4兆ドルを軽く超えていくことになる。
通常の平和な世界では、軍事費を使い生産した軍備は常に在庫でしかない。
戦争がない限り使われることがない在庫、しかもその在庫は毎年お金をかけてメンテナンスされ時間が経てば更新されていく。
古くなった軍備は武器商人によって国際市場で売却され、新しい性能の高い軍備に更新される。
古くなったマシンガンやミサイルなどは市場を通じて途上国に買われていく。
これらの武器がアフリカ等の地域紛争で使われるという構図だ。
先進国の軍拡が途上国の紛争を増やすというのは悲しい因果関係だろう。
在庫としての軍備は維持メンテナンスにもコストがかかり、さらに軍備を増えればそれを扱う人員も増えていき一段とコストが増え、多くの国で軍事費の増大は経済を圧迫していく要因になるだろう。
ベルリンの壁が崩壊し、世界で軍事費を削減する「平和の配当」が世界の株価が上昇したたことがあったが、現在はその反対「逆・平和の配当」という状態になっている。
このまま、主要国で軍事費が増え続けると、あくまで長期的にだが、世界経済の圧迫要因になっていく可能性もありそうだ。
軍事費であれ、何であれ、政府がお金を使っている間は経済にプラスになるのだが、それがGDPの5%などの限界点に達すると維持費と買い替え費用で経済を引っ張る要因になる。
これは数年後には顕著になるのではないかと危惧している。
PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S
過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5
正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本

https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0
ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD
需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM
にほんブログ村