華夷思想












東夷(とうい)、南蛮(なんばん)、西戎(せいじゅう)、北狄(ほくてき)
これは昔の中国人の頭の中で、天子のいる中華が世界の中心であり、その周りの辺境国はこの4つの侮蔑の対象となる。
習近平の中国は再び「中華の復活」を目指し、国民に号令をかける「製造2025計画」2025年までに製造業で世界を席巻する、「共産党設立100年、2040計画」2040年までに世界を制覇する。
14億人の中国人が共産党に従って「猪突猛進」する。
こうしたブームが終わるたびに、ブームの残骸が膨大な粗大ゴミとなる。

10年ぐらい前、シェア自転車が大流行りだった。
スマホで簡単に予約でき、どこでも自転車を使え、素早く移動でき、目的地に到達すれば自転車を乗り捨てることができる。
自家用車の普及が進んでいなかった当時の中国人にはとても便利なシェア自転車だった。
だが、平均的な所得が上がり自動車を買えるようになると、あっという間にブームが去った。
そして、残ったのが200万台を有に越えるシェア自転車の粗大ゴミだった。

その後、持ちマンションのブームになった。
戸籍の差別がある中国では、都市部でマンションを買うのが大きなステータスになった。
計画段階でマンションを買い手付金を払う、人口が多いだけに先に先に動かないと乗り遅れる社会心理が働くからだ。
このマンションブームで建ってもいないマンションを買ってしまった人の中には、おカネだけ払っていつまで経っても完成しないマンションを見上げるだけの人もいた。
そして、このマンションブームが去って残ったのは、膨大な建築途中の建物、膨大な空室だった。


共産党は「社会主義市場経済」と自負しているが、実際のところ、市場メカニズムが全く働いていない。
かつて経済学者のミルトンフリードマンは「見えない手、invisible hand」と呼んだが、市場経済では「見えない手」によって需給が調整され、過剰生産、過剰消費が自動的に調整されると論じた。

中国の「社会主義市場経済」ではこれが全く機能していない。
ブームが起こり去る、これはどこの国でもある。
でも中国の場合、ブームが異常な速度で拡大し破裂する、残るのは膨大な不良在庫、膨大な粗大ゴミだ。
中国のEVブームでBYDなどの中国EVメーカーが世界のEV市場を席巻しているが、おそらくEVブームが去った後、膨大なEV車の粗大ゴミが溢れることになるだろう。




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