
高市さんの「存立危機」発言から中国人の観光客は強制的に航空機をキャンセルされたり、日本は危険な国だと宣伝されキャンセルしたり、右往左往している。
中国人観光客が減ると、困る人も多いが、喜ぶ日本人もいる。
でも、以前ほど影響は大きくない。
2024年の統計では、訪日外国人は3687万人、そのうち中国からは698万人(19%)だった。
今年1〜10月では合計3554万人、中国人は570万人(16%)だ。
中国人がゼロとしても訪日客全体は年間で3000万人程度にはなり、これはインバウンド客数としては十分な水準だ。
新型コロナ禍明けの2023年は訪日客2506万人、中国人は242万人だった。
現在の旅行環境から見ればこの頃に戻ることはない。
中国人の団体旅行が銀座の大通りに大型バスを横付けし爆買いしたのは、もう10年以上前の昔話。
団体客は中国人観光客のうち1割だけで、あとは個人のリピーターが中心になった。
日本国内の一人当たり消費金額で見ると、第一位は英国人で38.1万円、2位はオーストラリア人で38万円、スペイン36.8万円、フランス36.4万円、アメリカ33万円と続く。
欧米からの観光客の方がずっと消費額が大きい。
中国人27万円で今や個人消費の中心は欧米客に変わった。
来年中国が意固地になって日本旅行を抑えたとしても、訪日客合計は3000万人を越えるだろうし、消費額はそれほど減らないだろう。
むしろ、エラそうな中国との関係悪化で、むしろ中国が欧米の反感を買う可能性もある。
アメリカ人や英国人は「日本を救え」とばかりに応援してくれるかもしれない。
欧州通貨は軒並み超円安で、ドルやアジア通貨よりもその円安傾向が強い。
欧州からの観光客には「ものすごい円安メリット」が生じている。
これを考えると、ユーロ圏だけでなく、北欧や東欧からも大きなメリットがある。
来年はこうした欧州諸国、北欧や東欧を含めて観光客数が伸びてくるのではないだろうか?
彼らの消費意欲がアジア圏よりも強く、日本の観光業界を潤すと思う。
ホテルも飲食店も中国依存から、欧州、北欧、東欧、米国へシフトすればいい。
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高市さんの「存立危機」発言を撤回しない限り、事態は終わらないようです。
ただ、エスカレーションも一定程度までだと思います。
高市さんが中国と戦争する気で発言したのか、集団的自衛権の中で想定できる対応を説明をしただけのか、よくわかりません。
中国は「日本の存立危機」の条件をよく理解しているはずなので、台湾(国家承認していない)が日本の友好国に入らないこと、アメリカの台湾政策が「戦略的曖昧さ」であり、台湾有事に参戦するとは限らないことも理解しているはずです。
中国国内向けに強気に出ているとは思いますが、高市さんが撤回しない限り時間がかかりそうです。
時間はかかりそうですが、エスカレーションを回避する外交努力に期待したいです。
一番問題なのは、日本の国論がエスカレートすることのようにも感じます。