
大阪は庶民グルメが美味しい好きな場所だ。
ねぎ焼きやお好み焼き、牛すじおでん、たこ焼き・・・やっぱり大阪が一番だ。
でも大阪万博は行かなかった、単純に混んでいるという報道が多かったから・・・。
その大阪万博、入場者数やチケット販売数などのデータが開示された。
その数字は興味あるところだ。
①入場者数とチケット販売枚数の謎?
万博協会によると、一般来場者数は2557万人、これに対してチケット販売数は2206万枚。
この350万人の違いって何だろう?
考えられるのは通期パスや平日パスなどの複数回入場できるチケットだが、これは合計で107万枚販売されている。
これらのパス保有者が4回多く来場すれば400万人の来場者数にカウントされる。
②大阪の地元民の来場者数は人口を超えた?
関西からの入場者は人口1万人あたり8355人と、人口の83%の人が万博に行ったことになる。
さらに極め付けは大阪府、人口1万人あたりの入場者は1万2685人って、大阪府の人口の1.2倍の人が万博に行ったことになる。
大阪人は平均して1.2回も万博に通った・・・すごいというか、地元愛が強すぎるというか?
③東京、神奈川はちょっとしか行っていない?
東京からの来場者数は、人口1万人あたり、わずか945人、神奈川県はもっと低く681人だけだ。
距離が離れているというのはあるが、70年の時は東京からも多くの人が万博に行ったのとは違う。
東京人と大阪人の熱量の違いは歴然としている。
さらに北海道や東北になると、人口1万人あたり177人しかいない。
東京で人口の9.4%と10%以下、北海道・東北になると人口の1.7%と極小になる。
これではとても全国的なイベントだったとは言えない。
それでも280億円の黒字で終わったので、無駄な税金を使わずに良かったと思う。
入場者の94%は日本人で、外国人は6%しかいなかった。
万博でピンとくるのはパリ万博1889年でエッフェル塔が建設された。
当時慶応3年日本も参加し北斎も公開され、世界中の人たちがパリに集まったのとも大きな違いだ。
今回の大阪万博は、日本人のお祭り、さらに、関西人のお祭り、もっと言えば大阪のお祭りだった。
それより感じるのは大阪人の「地元愛の強さ」、これが万博を支えた。
この地元意識の強さが大阪の特殊性を作っているのかもしれない。
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東京生まれですが、全国各地から来たいろんな人がいるので、地元意識や同郷という意識はほとんどありません。
東京住む人の半分は地方出身や地方出身者の子供かもしれません。