秋田県
















昨年、全国の出生数は70万人を割り込んでしまった。
筆者の地元、山梨県では1年でたったの4400人しか生まれていない、4400人ってどうなの?
でも、全国で一番厳しいのが秋田県、昨年の出生数は3300人しかいない。
しかも前年比ではー330人で、減少率でも10%と異常に高い。
このまま減り続けたら、10年強で出生数がゼロに近くなり、15年も経たないで秋田県から赤ちゃんがいなくなる。


秋田県は大好きな場所で、乳頭温泉、玉川温泉、男鹿半島のなまはげ、きりたんぽ鍋・・・昔から何回も行ったリピーターでもある。
次に行きたいのは白神山地のトレッキング、不老不死温泉など、興味が尽きることがない場所だ。

でも秋田県の将来を不安視する人たちもいる。
高齢者が過半数を占めてしまう地方では、高齢者に不利な政策が執行できないことだ。


2023年に秋田の仙北市議会で「80歳お祝いの廃止法案」が否決された。
今まで80歳になった全員に5000円、100歳になると10万円のお祝いを配ってきたが、これを廃止し子育て予算に回す法案だった。
民主主義制度の下では十分に起こりえる事態だろう。

若いカップルは、秋田県ではやりたい仕事がない、子育て支援は東京の方がずっと良い、熊の出没も怖い、女性差別も残っている・・・と地元を離れて東京へ行くのは常識だ。
東京は子育て支援に相当な税金をつぎ込んでいるし、教育にも手厚い支援があり、先端の仕事も多く給料も高い。
若者や若いカップルが東京を目指すのは当然すぎる理由がある。

地方では高齢者がマジョリティを握り、高齢者中心の政策が取られる、仕事もない子育て支援もない地方の若者が東京へ集中するのは「少子化・高齢化のジレンマ」ともいえる状況だ。


あまりにも「もったいない」
秋田県には魅力がいっぱいある、海や山、その食材、文化、温泉・・・
でもそれを生かしきれていない。
高齢者が多数決で勝ち自分たちに有利な政策を実行する、若者たちはより条件のよい都会に出ていく、一段を高齢化が進み、高齢者の意見がすべてを決める。

地元の山梨県も4400人しか生まれない県で、余裕はない。
日本全体でも同様の地方・地域が増えている。
地方創生は日本の最大で最重要課題だ。



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