日経VIとVIX指数

証券セールス(以下、S): 株価は順調に戻り、1カ月前には総弱気だった評論家たちも強気が増えている。上がれば上がるほど「反落」の可能性が上がるのに、上がればあがるほど「強気」になる評論家たちって???
ファンドマネージャー(以下、F): 世の常だな。所詮評論家は自分のカネで勝負しないから。目立つ言葉でPVを取れれば儲かる商売だ。
S: それはそうと、トランプの「解放の日」の前の株価水準に戻り、株価だけを見ればトランプ関税はなかったことになる。でもホントにそれでいいのかな??
F: この1か月の戻り相場はほとんどファンダメンタルは関係なかった。トランプ関税でどうなるか、必死に考えていた自分がバカに見える。
S: この間、海外投資家が米国から逃げているとか、米株・米債・米ドルのトリプル安だとか、アジア通貨の急騰、いろいろあったが、結局のところ、それほどの明確な需給の変化は見えていない。
F: そうだね。ステイ・オン・ザ・サイドライン。巨大投資家の多くは基本・様子見だったと思う。でも東京市場を見ていると、日経が3万5000円までは自律反発の雰囲気だったけど、3万5000円を越えてくると何か不思議にジリジリと上昇を続けTOPIXが12連騰。おそらく何かしらの需給要因が株価を持ち上げたと考えている。
S: 確かに大口買いが入ってガツンと上昇というよりも、小口の買いがジリジリと続いた感じだった。何が起っているのだろうか?
F: 推測に過ぎないが、日経VIの動き、コールオプションの建玉推移、大台替えからの急上昇、これらを見ていると、コール売りの買い戻し=ガンマスクイーズが連続的に起こっている。
F: 上のグラフは日経VIだが、4/9の56.6から低下したが5/9でも24.5と高止まりしている。昨年7月の急落時は8/5の70.6から1か月後9/3に20.8まで低下した。今回の戻りでは日経VIが高止まりしたのが明らかだった。これはオプションに買いが入りインプライド・ボラティリティが高く維持されたことを示している。
S: 先週でもSQ日に3万7000円を越すと引けの3万7503円までジリジリと500円も上昇した。でもこれでSQを通過し、オプション取引は時間的余裕も持ってポジション取りができる。オプションの買戻しも一巡してくるかもしれないな。
F: そうだな。なんか一つの局面が終わった感じがする。米中交渉の始まりも一つの象徴的な出来事かもしれない。トランプが混乱させた世界も収束に向っている。でも株価水準が元に戻り、割安感がなこうなった。今後は少し時間をかけてファンダメンタルの変化を持つのだと思う。
S: 下がれば下がったで買えない、戻れば戻ったで買いにくくなる。
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ファンドマネージャー(以下、F): 世の常だな。所詮評論家は自分のカネで勝負しないから。目立つ言葉でPVを取れれば儲かる商売だ。
S: それはそうと、トランプの「解放の日」の前の株価水準に戻り、株価だけを見ればトランプ関税はなかったことになる。でもホントにそれでいいのかな??
F: この1か月の戻り相場はほとんどファンダメンタルは関係なかった。トランプ関税でどうなるか、必死に考えていた自分がバカに見える。
S: この間、海外投資家が米国から逃げているとか、米株・米債・米ドルのトリプル安だとか、アジア通貨の急騰、いろいろあったが、結局のところ、それほどの明確な需給の変化は見えていない。
F: そうだね。ステイ・オン・ザ・サイドライン。巨大投資家の多くは基本・様子見だったと思う。でも東京市場を見ていると、日経が3万5000円までは自律反発の雰囲気だったけど、3万5000円を越えてくると何か不思議にジリジリと上昇を続けTOPIXが12連騰。おそらく何かしらの需給要因が株価を持ち上げたと考えている。
S: 確かに大口買いが入ってガツンと上昇というよりも、小口の買いがジリジリと続いた感じだった。何が起っているのだろうか?
F: 推測に過ぎないが、日経VIの動き、コールオプションの建玉推移、大台替えからの急上昇、これらを見ていると、コール売りの買い戻し=ガンマスクイーズが連続的に起こっている。
F: 上のグラフは日経VIだが、4/9の56.6から低下したが5/9でも24.5と高止まりしている。昨年7月の急落時は8/5の70.6から1か月後9/3に20.8まで低下した。今回の戻りでは日経VIが高止まりしたのが明らかだった。これはオプションに買いが入りインプライド・ボラティリティが高く維持されたことを示している。
S: 先週でもSQ日に3万7000円を越すと引けの3万7503円までジリジリと500円も上昇した。でもこれでSQを通過し、オプション取引は時間的余裕も持ってポジション取りができる。オプションの買戻しも一巡してくるかもしれないな。
F: そうだな。なんか一つの局面が終わった感じがする。米中交渉の始まりも一つの象徴的な出来事かもしれない。トランプが混乱させた世界も収束に向っている。でも株価水準が元に戻り、割安感がなこうなった。今後は少し時間をかけてファンダメンタルの変化を持つのだと思う。
S: 下がれば下がったで買えない、戻れば戻ったで買いにくくなる。
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金はかこの経験則から離れた動きで、もう一つよくわからないのですが、投機筋のロングが大きく減少する中高値で推移してます。
中国の買いがあると言われていますが、この高値から誰が買うのかは不明です。