
トランプの「4/2の解放記念日」が近付き、株価が急落した。
その背後には「市場のセンチメント(心理状態)が変化してきている」ことが挙げられる。
シカゴの先物ポジションがちょっとした転換点を示しているかもしれない。
市場センチメントを計るにはブルベア指標やプットコールレシオなど様々な尺度があるが、一番ストレートに示すのが先物投機ポジションの動きだろう。
トランプ「解放記念日」以降にどうなるのかが一番興味のあるところで、米国の先物投機ポジションの動きで見てみよう。
①S&P500の先物投機筋ポジション
上のグラフだが何とも落ち着かない動きを示している。
ロング(強気)になったり、ショート(弱気)になったりと忙しい。
1~2月はネットショート(売り越し)だったが、3月の3週間はネットロング(買い越し)だった。
そして先週再びネットショートに転じた。
どっちかハッキリしろ!と言いたい所だが、投機筋のセンチメントもそれだけ不安定だと理解をすべきだろう。
でも振り返ってみれば、迷いに迷った投機筋が方向感を出した瞬間だったかもしれない。
②シカゴ日経平均先物、投機ポジション

シカゴマーカンタイル取引所(CME)の日経平均先物・投機ポジション(円建て)だが、2023年からほぼずっとネットロングを続けてきた。
このポジションが3月初にはじめてネットショートに転じた。
ショート規模(先物枚数)はごくごくわずかで大規模なショートが積み上がったわけではないが、ちょっとした市場センチメントの変化を意味する可能性がある。
トランプの「解放記念日」で何が起こるのか、市場は織り込み済みで反発するのか、大きな転換点になるのか、まだまだ決め打ちが難しい。
それにしても投機筋ポジションが弱気転換してくると市場センチメントが悪化し、相場の底入れを暗示する可能性もある。
三猿金泉録では「万人が万人弱気ならば、阿呆になりて買うべし」とされている。
多少時間がかかるにしても、その急所となる買い場を見極めることが相場に勝つポイントになる。
急落はもう4日目になるが、10~13日ぐらいが重要な期間とされている。
PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S
過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5
正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本

https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0
ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD
需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM
にほんブログ村