
2024年の平均寿命が厚生労働省から公表されている。
平均寿命は男81.09歳、女87.14歳で、健康寿命は男72.68歳、女75.38歳。
そうなんだ!
筆者は今年67歳なので、健康で生きられる時間はあと5.68年、死ぬまでの時間は13.09年となる。
やっぱり相当ヤバいな!
世の中、老後の生活がどうのこうの・・・年金じゃ足りないかも・・・老後2000万円必要だとか言っているが、実は問題はそんな事じゃない。
おカネがあっても使い切って死ぬことは難しいし、自宅をどうするのか、貯金をどうするのか、保険をどうするか、先祖代々の墓をどうするか、その他モロモロ貯めこんだ趣味の品や骨とう品をどうするのか、難題が押し寄せてくる。
健康なうちに終活を決めるならば、あと5年で解決しなければならない。
いろいろ考える事は多い。
まず第一に、老後の年収と生活費、さらに貯金まですべて使い切るのはそう使えばいいか?
65歳以上の高齢者になると、年収はほぼ一定になる(上のグラフ)
上位10%が500万円程度、上位25%が300万円、平均が250万円程度だが、65歳から80歳までほとんど変化がない。
定年後になると「突然出世することもない」「突然金持ちになることもない」「年金額は生涯変わらない」つまるところ、家計の経済状態は変化しない。
貯金額と年収と余命年数からすべて使い切るための条件を計算できる。
現在67歳で余命年数を14年とすると、1年間で使う金額は・・・・
定年後年収
300万円 400万円 500万円
貯金額 1000万円 371万円 471万円 571万円
2000万円 442万円 542万円 642万円
3000万円 514万円 614万円 714万円
現在の貯金1000万円、年金その他の収入合計300万円とすると、毎年371万円を使い続けて死亡時の資産ゼロにできるというわけだ。
生活費を月20万円、年240万円とすれば、月10万円ちょっと年130万円の余剰金がある。
毎月10万円を使い続けて資産ゼロでこの世を去る、これが理想だ。
この年130万円の余裕で、旅行や趣味に使うおカネ、医療費や保険に使うおカネ、しょっと贅沢をしたい時に使うおカネを賄う。
まあ、それなりの余裕が生まれる。
あまりガツガツと貯金したり、ケチケチと節約して生活することはない・・・ということになる。
多くの高齢者が余剰貯金を持っているのではないか?
これが第一に結論だ。
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