
女性社員を接待要員として重要なタレントと飲み会をさせたフジメディアHD、現代では認められない人権侵害なのは明らかだが、女性社員との飲み会はすべて「ノー」というわけではない。
女性初の内閣秘書官まで上り詰めた、女性官僚の山田さん、若者への三点のメッセージを送った。
最初の二つは「ニューノーマル」「グローバル社会」への適応という現代ではあたりまえのことだったが、三つ目が「幸運を引き寄せる力」だった。
自らを「飲み会を絶対断らないオンナ」と呼んだ方だが、この積極的な「飲み会参加」が彼女に「幸運を引き寄せる力」を与えたのだろう。
そういえばある女性後輩社員はタバコをやめない、スパッ~と煙をくゆらす女性だた。
タバコは健康に悪い、そして、回りの人たちにも受動喫煙をまき散らす悪役だ。
そんなご時世、タバコをやめられないような意志の弱い人は出世できないとも言われた。
でもこの女性社員は違った。
タバコ部屋でいろいろな人、他部署の人たち、他部署の上役たちと接する機会があり、そこでの情報交換が自分の仕事に役立つと考えた。
むかし話だが、筆者の知る女性にも「飲み会を絶対断らないオンナ」がいた。
その女性は電機セクター担当のアナリストで、筆者がロンドンで機関投資家営業をしている時に知り合った。
当時は日本からアナリストが来ると、担当の機関投資家にミーティングをアレンジしてアナリストを先方オフィスに連れて行き、場合によっては通訳もした。
だいたい、数日から1週間で顧客回りをするのだが、夜は顧客との会食がなければ社員同士で食事をすることが多い。
その女性アナリストは「飲み会を絶対に断らない」
1次会の食事だけでなく、2次会、3次会まで全部参加する。
そして、ロンドンの運用会社の話、東京本社のヒソヒソ話、面白雑談を延々とする。
たいていの女性アナリストはせいぜい1次会に出てその後はホテルに帰るという感じだったが、彼女は全く違った。
夜中の2時や3時まで男性社員に付きあい、酒を飲み歓談する。
スゴイ女性、パワフルな女性だなと思った。
どこでも絶対に2次会も3次会も断らない、でも旦那さんに逃げられたと噂もあった。
そんな彼女、担当の電機会社の役員たちに大ウケして、ファイナンス案件で幹事を取ったりと大いにかわいがられた。
もちろん、会社の上司、役員たちにも気に入られて取締役へと出世した。
当時はパワハラもセクハラもない古い時代だったが、おそらく、多くの女性社員はセクハラ的な行為を多く受けてきたのだろうと思う。
それでも割り切って彼女は「飲み会を絶対断らないオンナ」に徹した、これが出世の道を作ったのかもしれない。
前出の山田さんの「幸せを引き寄せる力」に共通するなと思う。
もちろん、中居氏のように性加害で9000万円もの示談金を払うなんて最悪だ。
女性をおカネで買うみたいな行為は許されるはずがない。
でも、男性社員に交じって飲み会で情報を得たり、人脈を作ったり、「幸運を引き寄せる力」は女性の人生にとっても重要なことだろう。
男性社員も怖がらずセクハラやパワハラのルールの範囲内で、男性・女性を問わず飲み会はすべきじゃないだろうか?
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