Jリート指数と長期金利202412
















Jリート市場はNAV倍率で0.8倍、つまり、リート時価はNAV=時価純資産に対して20%のディスカウント状態にある。
まさに大バーゲンセールだが、このディスカウントを使って儲ける戦略が2025年には話題になってくる可能性もありそうだ。

前回のブログでTOBを使って収益を上げるモデルを考えたが、今回はJリートを存続させたままディスカウントを収益化する戦略を考えてみたい。


③資産売却し実現利益を出し、その資金で自社株買いをする。

具体例で考えてみたい。
時価総額8000億円で含み益2000億円(NAV倍率0.8倍)、分配金利回り5%のリートを想定すると・・・

もし時価総額8000億円の10%の不動産を売却すると、800億円に加えて含み益200億円で合計1000億円を手にすることができる。
売却代金1000億円、これを自社株買いに回すと(時価総額の12.5%)、株価は12.5%上昇する可能性がある。

分配金利回り5%なので、8000億円の時価総額の5%で分配原資400億円だった。
そして資産売却すると、運用資産が7000億円に減少し、分配金原資も350億円に減少する。
その場合、発行株数も同じように減少するので株価が変わらなければ利回りは5%となる。
だが、自社株買いで株価がすればその分利回りは低下する。

簡単に言えば、公募増資をして不動産の資産を購入する「外部成長」と正反対に、資産売却をして自社株買いをする「資産縮小」がディスカウント状態を正常化する政策になる。

こんなディスカウント状態では公募増資はアリエナイ!!!
こんな状態での公募は投資家の信頼を大きく傷つけるとリート運用会社は認識すべきで、NAV割れのディスカウント状態を緩和させ、リート投資家の信頼を回復することを重視すべきだ。

いずれにしても、NAV0.8倍という異常なディスカウントは大きなビジネス機会にもなる。
2025年はこうしたビジネス機会をうかがうファンドも出てくると予想している。



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