東証リート指数の月足、60か月移動平均
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上のグラフは長期のチャートだが、22年からのダラダラとして調整場面が続いている。
このチャートには配当が含まれていないが、配当込みのチャートでは依然として高値圏にはある。

それ以上に問題なのが、Jリート投信の不振、単に不振というよりも「投資家の悪夢」だ。

下の一覧表はJリート投信の中で純資産が大きい三つの投信の基準価額と純資産の動きだ。
昨年9月5日~今年6月5日までの動きを示している。



9月5日 6月5日 変化率 資金流出額
ダイワJR 基準価格(円) 2093 1687 -19.4%  
  純資産(億円) 4062 2732 -32.7% 1025.35
JRリサーチ 基準価格(円) 5803 4798 -17.3%  
  純資産(億円) 4447 3391 -23.7% 695.79
しんきんJR 基準価格(円) 2851 2412 -15.4%  
  純資産(億円) 2340 1668 -28.7% 482.46
三投信計 合計純資産 10849 7791 -28.2% 2203.60


基準価額はダイワJRでー19%、JRリサーチでー17%、しんきんJRでー15%と、値動きの安定したリート商品とは思えない、9か月間で15~19%と大きな下落だった。

さらに純資産だが、純資産の減少には「基準価額の下落要因」と「投信からの資金流出」の二つの要因があるが、そのうち「投信からの資金流出」だけを計算して見ると、この9が月で2203億円の純流出となった。

この個人投資家の投信売りが大きな継続的な下落要因だといえる。
この間で見ると、決算期末にかけての「法人売り」、さらに6月初にかけての指数見直しによる「海外売り」という季節的な売りがあったと思われるが、その基本構造には「個人投資家の売り」があったといえる。

では個人投資家はどこまで売るか?

予測は難しいが、この三投信合計の純資産は1兆849億円から減少に入り、現在、7791億円と3058億円も減少してしまった。
この間、新NISAが導入され、対象商品から外れた毎月分配投信から大きく資金が移動し、この三投信だけでも2200億円が流出した。
こうした事情による売りはそろそろ一巡してきそうだが、まだまだ個人の投げが続くかもしれない。
なんともいえない。

新NISAのインカム投資ではJリートは重要なポジションを占める。

筆者の新NISAポートフォリオは年5%のインカムを取れる商品で作っている。
これを5年続けられれば、成長枠の上限1200万円の投資で年60万円のインカムを無税で受け取れることができる。
年金の補完になると考えて最終目標としている。
初年度だが、5%利回りのポートフォリオがほぼ出来上がった。
あとはJリート価格が今後4年間横ばいであることを祈るだけ。
そのまま保有すれば何年経っても(減配しないかぎり)5%のインカム収益を得ることができる。

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