ドルインデックスの投機ポジション
ドルインデックス投機ポジション202403
















ICE先物取引所のドルインデックス先物の投機ポジションの推移だ。
ロングからショートを差し引いたネットポジションを示している。
もちろんヘッジファンドやCTAによってはポジションの開示を嫌がる場合も多く、この先物取引を使わない場合もある。
それでも投機筋のドル強弱感をおおまかに示しているだろう。

明らかに言える事は、ドルインデックスに対する投機ポジションは、2022年半ばに5万枚を越えてピークを打ち、その後急減、今年に入ってからはほとんどカラカラの状態にある。
ドルに対する投機意欲は大きく減退しているといえる。
昨年でFRBの利上げが終了し、その後はドル高にかける投機筋も大きく減ったということだろう。


シカゴ先物取引所のIMM投機ポジション(ユーロ)
IMMユーロ投機ポジション202403
















ユーロ/ドルレートについては投機ポジションは増えたり減ったりのサイクルを描いている。
昨年を通じてユーロをロングにする投機筋が多かった。
ユーロ/ドルレートがドル安方向とほど一致している。
しかし、そのユーロ・ロングのポジションも大きく解消されてきている。
ユーロ/ドルは中立的なポジションに向っていると思われる。

IMMドル/円の投機ポジション
IMM円投機ポジション202403















ドル/円相場では相変わらず、円安をベットする投機ポジションが多い。
日米金利差が大きく短期でも中期でも3~5%の金利差があり、恒常的に円ショートが積み上がり、10万枚以上のネットショートが現在でもある。

投機的なポジションをドルインデックス、ユーロドル先物、ドル円先物で見てきたが、全体としては投機ポジションは中立化してきているように見える。
しかし、ドル円先物だけは別物で、投機的な動きが起こるとしたらドル円市場になるのかもしれない。

為替の投機筋はドル円をターゲットにしている。
152円/ドル水準の抵抗帯を突破するのかをじっと見ているだろう。

円安が進むと投機の「円売り」ポジションは利食いの買いに入り、円安を限定させる方向に動く。
逆に円高に動くと「円売り」ポジションは円買い戻しに入り、円高を加速化される方向で動く。
どちらに動くかは今後次第だが、円安よりも円高に動いた時の方がインパクトは強くなるのかもしれない。




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