IMG_0329















物事は連続して変化する。
その変化には一定の法則があるかのように、リズム、「時間軸」を持っている。
その「時間軸」をじっくりと考えてみたい。

景気循環の様々な理論をみても・・・「コンドラチェフの波」にしても「クズネッツの波」にしても「ジュグラーの波」にしても時間とともに変化する「時間軸」がある。
「コンドラチェフ」も「クズネッツ」も「ジュグラー」にもそれぞれ「技術革新」「建設投資」「設備投資」の「時間軸」がある。

まず、簡単な「時間軸」の話から入ってみよう。
OECDの景気先行指数(CLI、コンポジット・リーディング・インディケータ)の上昇/下降のリズムから「時間軸」を考えてみたい。
この指数は循環を示す数ある景気指数の中では遅効性が低く、比較的株価指数との連動制が高いので多くの株式関係者に重宝に使われている。
CLIが100割れした時点、CLIの底入れ時点、100回復時点と株価ボトム(NYダウ底)と比較してみた。

100割れ時点 ボトム時点  期間   回復時点   期間  NYダウ底
2001/1 99.8  2003/3 98.3 27か月  2003/11  8か月 2002/9
2008/1 99.9  2009/2 95.1 13か月  2010/1  11か月  2009/3
2011/8 99.9  2012/8 99.6 12か月  2013/5    9か月  ―
2015/11  99.9    2016/6 99.6  7か月  2016/11  5か月  2016/2
2018/11  99.9  2020/4 91.4 17か月  2021/2   9か月  2020/3

このCLIの素晴らしいところは、指数のボトムと株価のボトムが比較的近接していることだ。
指数の下落期間は、複合型の調整となった2001年と2018年を除くと、大体7~13か月だ。
そして、NYダウのボトムはこのCLIのボトムにほど近い時期に起こっている。
複合型の調整は、2001年ITバブルの崩壊から会計不正・エンロン事件まで、2018年トランプの米中関税戦争から新型コロナのロックウンまでの複合要因の景気調整だった。
その分調整期間が長くなっている。

2022年、CLIは4月に100を割れた。
CLIで見ている限り、景気は調整期に入っている。
景気下落期間を7~13か月と想定すると今年11月から来年5月にCLIがボトムに達し、その前後でNYダウは底入れするとなる。
現在の市場はFRBの引き締めを織り込み逆金融相場が最終局面にあり、今後、逆業績相場がどう展開するかがカギとなる。
早ければ、この10~12月期までには逆業績相場が終わり、株価が底入れしてくる可能性があるかもしれない。

次回はいろんな景気循環を点検して現在の景気の位置、株価の位置を考えてみたい。
「時間軸」で考えるのも一つの方法ではある。



ブログランキングに参加しています。
プチっとお願いします!!


実戦的バリュエーション   興味のある方は以下のURLからアクセスしてください。


https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S

チャートの達人

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5


個人投資家の最強運用
https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0



株式需給の達人 (投資家編))

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD



株式需給の達人(基礎編)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM






にほんブログ村