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先週末(6/17)米国株価が急反発し、投資家はホッと一息という感じだが・・・
米債券の上昇が米株価の上昇につながったわけだが、意外な部分がある。
それはクレジットの弱さだ。

75bpの利上げを実施した6月のFOMC後、FRBのドットチャートは利上げ全体のコンセンサスを示した。
米債券市場は今回の利上げを織り込み2年債は3.3%台へ上昇したが、その後3.1%程度でやや落ち着いてきた。
その間、ハイイールド債の利回りは一段と上昇し、8.5%まで上昇した・・・その結果、ハイイールドー国債スプレッドも5.38%と広がった。
筆者が危険水域と見ていた5%ラインを上回ってきた。

このスプレッドの拡大は、格付けの低い中堅企業の資金調達を厳しくする。
8.5%の利回りでハイイールド債を発行するのも厳しい。
なぜなら、営業利益率が8.5%以下の企業には「逆ザヤ」になってしまうからだ。
中堅企業で事業債を発行できるところは限定的にならざるをえない。

ここ2年のコロナ禍では、政府が窮乏企業に財政投入を実施し財務状況を支えてきた。
しかし、こうした財政支援も終了し、正常化する経済の中での今回の「クレジットのひっ迫」だ。
特にバブル的に拡大してきた暗号通貨関連、マイニング、取引所、トレーディングなどは危険な香りが漂っている。
中小型株やミーム株の乱舞を招いたロビンフッターなどの関連企業などでも信用不安の可能性は残っているかもしれない。
市場はFRBの金利引き締めを織り込んできたが、QT(量的引き締め)による流動性の調整にどのように対応できるのかはまだまだ不明だ。
引き続き、ハイイールドー国債スプレッドは注意して見ていきたい。


         高値    安値   ハイイールドー国債スプレッド
 
2022/  4-6   8.48%  5.80%   3.27 ~ 5.38%
     1-3   6.28   4.42    3.05 ~ 4.21
2021/10-12  4.82   4.20   3.03 ~ 3.67
    7-9      4.26   3.92   3.02 ~ 3.42
    4-6    4.40   4.01   3.03 ~ 3.40
    1-3    4.67   4.09   3.41 ~ 3.93
2020/10-12  5.79   4.34    3.86 ~ 5.64
    7ー9    6.72   5.28   4.97 ~ 6.52
    4-6    9.87   6.05   5.78 ~ 9.43
    1-3   11.38    5.02   3.48 ~ 10.87




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