
株式投資のリターンのブレは「リスク」と呼ばれる。
株式投資で成功するためには、このリスクに耐える精神が必要だ。
リスクにビビッて安値で株式が投げたら、いつまで経っても成功はできない。
では株式投資の損失を耐えきれる方法は?
まず第一に自分の「投資原則」を持つこと。
投資方法は人により様々だが、「投資原則」を作ったら最後まで守ることが大切だ。
「長期投資で一旦買ったら3年は最低でも保有する」という原則を持つ人ならば、株価がどんなに下落しようが売らないことが重要だ。
「損失が出たら株価を見ない」という人もいるが、これは一つの対処法だ。
「デイトレードで宵越しの株は持たない」という原則を持つ人ならば、その日の引けまでに確実に売却し現金化することが重要だ。
日本の夜の間にNY市場で大きな変化があれば、翌日の寄り付き値が大きく変わる。
このリスクを取らないことがその人の原則だからだ。
また、「10%下落したら損切る」というロスカット原則を持つ人ならば、10%下落でロスカットを着実に実行することだ。
筆者は「ロスカット」が嫌いだが、多くの評論家が損失を限定させる方法として薦めている。
これも一つの原則なので、一旦取り入れたら徹底的に実行すべきだろう。
株式投資の損失に耐える方法はもう一つある。
投資専用の口座を持ち、年初に一定額を入れたらそのまま資金の出入りをしないことだ。
こうすることで二つの効果が得られる。
一つは投資専用口座の中で投資が完結するので、どんなに損しようが、日々の生活に影響しないこと。
月間給料以上の投資損失が起こると、多くの投資家はガックシ・・・とメゲてしまう。
その時、投資専用口座と一般生活費の口座を分けておけば、投資損益は生活費とは別次元にあるものだと認識できる。
投資損失が出ても専用口座の中の事で、時間が経てばまた変わる。
でも、生活費とゴチャゴチャになっていると、投資損失で生活費が減り、本人も家族も悲惨な思いをすることになる。
儲かったからといって「自分へのご褒美」はダメ、ちょっと「豪華な食事に」もダメ。
もう一つの副次効果はパフォーマンスの計測が簡単になること。
資金の出入りがあるとパフォーマンス計測が格段に難しくなる。
TOPIXのパフォーマンスと比較したり、キャッシュ保有効果を分析したり・・・などが簡単になる。
運用期間の分析を通じて様ざまな「反省」を次に生かせる。
株式投資は現実の経済や企業に投資しているので、「良い時」も「悪い時」もある。
そうした循環の中に市場はあり、「悪い時」の次には「良い時」が必ず来る。
損益のブレに耐えることが、個人投資家が投資で成功するコツだ。
「個人投資家の最強運用」というキンドル本で個人投資家向けの必要なテクニックを解説した。
一読することをお勧めしたい。
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