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相場には「売り」「買い」「休む」の三つがある・・・という。
これも昔から納得できなかった格言だった。
長期投資をしている限り、ポジションをゼロにして「休む」という選択はない。
しかし、暴落相場では「ポジション・ゼロ」だったらどんなに楽なのだろうと思ったことは何回もある。

野村証券のHPでは・・・

「年中、株式売買を繰り返していると、客観的に全体の相場が見えなくなりがちで、大きな落とし穴にはまることがあるので、冷静に相場を見つめるように」と戒めたのが、この言葉である。

・・・と説明されている。

でも、年中売買していると「客観的に見れない」「落とし穴にはまる」のだろうか?
「年中売買」していることと、「客観的に見れない」「落とし穴にはまる」こととは全くの別問題だ。

「休む」の良いところは、ポジションをゼロにして精神的に安定できることだ。
ポジションを持っている限り、ハラハラドキドキの連続で精神的にキツイ場面もある。
ポジションゼロなら何が起ころうが損益なしなので精神的に「楽」なことこの上なし。

逆に「休む」の良くない点は、休む前に売った価格より下で再エントリーできるかどうかだ。
「ヤバい」と思って売るのはすでにかなり下落してからなので、相場は自律反発する場合が多い。
したがって「休み」の後、再エントリー価格が売値よりも高いということになってしまう。
だったら、「休む」意味がない。

この相場格言「休むも相場」は全売却による精神的な安定と、売値と再エントリー価格の差も問題だ。
どっちを選ぶかは自由だが、プロは休まない。



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