
60歳となると、ひと世代30年として親の世代が90歳台になる。
自分の親の死に直面する時期でもある。
もちろん、両親の介護はすでに50歳台から始まっているわけで、60歳になったから何か変わるわけでもない。
しかし、一般的に長生きに両親を持った場合、60歳台になると両親の死に向き合うケースが増える。
60歳台のおカネの話で、大きな問題が起きるのも「両親の介護ー死ー相続」という一連の出来事だ。
葬儀に関連する費用、両親の残した不動産や物品の処理、相続などがいろいろ問題を起こす。
今のコロナ時代、葬儀費用などはあまり問題にならない。
地域の公共の葬儀(東京ならば「区民葬」)があり、葬儀の大きさや豪華さなどを区分したパッケージサービスだ。
葬儀全体の費用を分かりやすく納得できる範囲で行えるので、不透明な「ぼったくり」葬儀などを避けることができる。
たいだい、葬儀社に払う費用(会場から祭壇、お寺の費用まで含めて)は小規模ならは50万円程度、大規模になれば100万円強ぐらいが目安だ。
その他、「小さなお葬式」や様々なサービスがあるが、自分で試していないのでよくわからない。
一番問題なのは、葬儀が終わってからの相続問題だろう。
知り合いや友人の話を聞いても、大体・・・モメる。
経験的に一番多い典型的な事例は「親の介護」と「相続の分配」に関してだろう。
この物語には両親を介護し看取った本人と両親に尽くしたその配偶者に対して、全く何もしなかった兄弟姉妹が登場する。
ある知り合いは2人兄弟で、本人が両親と同居し長い間介護し看取った。
両親はそんな息子に感謝し口頭の遺言で「家」をくれると言われたが、すでに書面の遺言書を書ける状態でなく、死後、遠くに住んでいる兄弟にクレームされた。
本人としては自分が住んでいる「家」だったので家屋の相続を主張したが、大モメになり裁判沙汰になった挙句、結局「家」を手放すことになった。
住んでいる家を手放してしまったので、今ではアパート住まいをしている。
また、他の知り合いは両親の介護のために実家に近くに引っ越し、毎日実家に通う生活をしていた。
そして親が亡くなった時、一度も来ず全く介護に協力もしなかった兄弟が訪ねてきて、実家にある高価な品物を運転してきたトラックで運び出してしまった。
その後の相続問題で大モメになったが、親の介護貢献度については全く評価されなかった。
結局、家を売却して法定相続になった。
兄弟が運び出した品物は価格不明で相続の対象外となり、兄弟の物になったそうだ。
両親への介護貢献度と法定相続という二つの基準がうまく合わない。
遺言書でこの二つを整理して納得感のある分配方法が示されていればいいが、多くの場合、健康な時に遺言書が書かれるので介護貢献度まで含めるのは難しい。
現在は法改正されて親の介護貢献度が多少評価されるようになったが、親が「尽くしてくれてありがろう。お前と○○さん(配偶者)に全部あげる」と言われたようにはならない。
結局、親の介護を他の兄弟にやらせ、相続ではしっかりと法定相続分をもらう・・・これが一番得することになってしまう。
これでは全く解決にはならない。
一度埋葬した墓から出てきてもらって、「喝っ」とばかり裁定してもらしかないのかもしれない。
興味のある方は以下のURLからアクセスしてください。https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5

https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM

にほんブログ村