
60歳過ぎたら「キリギリス」生活を楽しもう。
でも、そのために重要な事は、毎月のおカネの出入り=ネットキャッシュを赤字にしないことだ。
毎月のネットキャッシュが黒字化していれば、貯金がどうのこうの、資産がどうのこうの・・・全く関係ない。
十分に楽しい「キリギリス」生活ができる。
でも、思わぬ所に危険なワナが仕掛けられている。
そこに気が付くかどうかは重要だ。
日本人の個人金融資産の多くは高齢者によって保有されている。
詐欺組織から見れば高齢者は金持ちのターゲットだ。
だから、オレオレ詐欺など、すべて高齢者が狙われる。
ただ、彼ら、犯罪者集団だけではない・・・日本金融機関も高齢者の資産を狙っている。
たとえば、「人生100年時代の資産運用」・・・この言葉にどれだけの仕掛けが施されているのか考えた方がいい。
まず、60歳台の高齢者と例に挙げよう。
もし本当に100歳まで生きるとしたら・・・まだ30年以上生きて生活していかなければならない。
そして、それにどれだけのおカネが必要になるのかを考える・・・おカネが足りないかもしれない・・・と思うかもしれない。
そうなれば、金融機関の狙い通りだ。
金融機関の勧める通り、資産運用しなければならないと思い込まされてしまう。
こうして金融機関に口座を開設し、金融マンや証券マンの言う通りに投信を買ったり、外貨建ての運用商品を買ったりしてしまう。
しかし、その運用結果については「自己責任」として金融機関は「我、関せず」の一言だ。
こうして金融機関の「良いカモ」となって、手数料やら口座管理料やらで多額のおカネをむしり取られてしまう。
場合によっては投信で儲かることもあるが、儲かると次々と別の投信を勧められ、さらに手数料を払うことになる。
特にテーマ型投信は最新流行の言葉をふんだんに使い、一般投資家を引き付ける。
DX(デジタル・フォーメーション)、ロボティックス、AI(人工知能)、SDG’s、ゼロ・エミッション、カーボン・ニュートラル・・・・などなど。
投信会社・日興アセットのHPをよく見てみよう。
グローバル・プロスペクティブ投信、デジタルフォーメーション投信、グローバル・フィンテック投信と最新流行の言葉を付けた投信が出ているが、ARKという運用会社に丸投げされ、中身はどれでもほぼ同じだ。
販売手数料3%、年運用報酬2%弱・・・ほぼ同じ中身の投信を3回も顧客に買わせる。
ほとんど詐欺に近い。
でも、「老後2000万円」なんてもっと胡散臭さを感じる。
次回、話そう・・・

興味のある方は以下のURLからアクセスしてください。
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