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ガースー内閣の支持率が急落する中、自民党総裁選、衆院選挙が行われる今秋に向けて自民党内の懸念が出てきているのだろう。
しかし、問題は野党側も支持率を全く伸ばしていないことだ。
その結果、投票したくても「入れたい人がいない」という深刻な事態に有権者は直面している。
「入れたい人がいない」という有権者は選挙に行かない。

この前の東京都議会選挙でも投票率が42.3%と極端に低い数字になったわけだ。
つまり、およそ6割の人たちには「そもそも興味がない」か「入れたい人がいない」だった。
この気分は実によく理解できる。
結局、「入れたい人がいない」有権者が「どこかに投票しろ」と言われたら、「都民ファースト」になってしまった、あるいは、自公連立の支持者は「自民党以外」という選択で「公明党」になってしまったということなのだろと思う。

でもこうした有権者の「入れたい人がいない」不満が自民党内に政治力学の変化を引き起こすかもしも
しれない。
有権者は自民党への支持を止めたわけではない。
立憲民主党への支持が増えているわけでないし、他の野党も支持を増やしていないからだ。
そうなると、これは自民党内の政治力学の変化を促進するだろう。

ガースー政権への不信感が高まり、政権寄りの候補者が苦戦するのが見えてきている。
これは自民党の他の派閥にとっては「下剋上」のチャンスでもある。
ガースー首相は一応無派閥だが、安倍政権の継承、アソー財務、ニカイ幹事長を踏襲したことで政権基盤は安倍政権を全く変わっていない。
ガースー政権の不振は、アソー氏の派閥、ニカイ氏の派閥の求心力が失われるということだろう。

とすれば、反対に岸田氏や石破氏が求心力を発揮する場合も考えられる。
自民党内の政権交代によって、この厳しい政局を切り開こうという動きが出てくると思う。
すでも山口3区で岸田氏に近い林方正氏が立候補を決めた・・・ニカイ派の河村氏が現職だが、それに対抗しようという動きが鮮明になっている。
河井夫妻の大型選挙不正が起こった参院広島選挙区でも、岸田派の溝手氏を追い落とすため無理やりアンリ氏を押し込んだ安倍政権側にも問題があった。
岸田氏の地元、広島でもなんらかの変化が出てくるかもしれない。
安倍氏の影響力に対抗する自民党内の力学変化が起ころうとしていると期待している。


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