
60歳を過ぎたら、「キリギリス」生活をすべきだと考えている。
そのために必要なことは「キャッシュフローのバランス」、毎月の現金の出入りをバランスさせることだ。
前回から毎月の出金、それをどう最適化するかということを取り上げたきた。
今回はその続きだ。
(3)光熱費や通信費を最適化すること。
まずは、電気料金をどうやって引き下げるかを考えてみよう。
第一に太陽光発電設備を屋上や屋根に取り付けること。
特に日照時間が長い地域では有効だろう・・・昼間は電力会社に売電し、夜は電力を買うだけで、相当な電気代の節約になるだろう。
太陽光は経験がないが、けっこう節約になるかもしれない。
第二にコジェネ・システム(発電と給湯を同時に行う)を使うのも有効だ。
エネファームなどのコジェネは、初期費用に補助金が付いているのでかなり割安に設置できる。
自宅のエネファームは5年間のトラックレコードがあるが、平均して電気代が半分になった。
もちろん、ガスを使っているのでガス代が少し増えたが、発電と給湯を同時にできるので効率的だ。
太陽光発電にしてもコジェネにしても設備の初期費用がかかるので、公的な補助金などの制度をうまく使うことが必要だ。
うまく導入できれば電気代の大幅な節約につながる。
間違ってもエアコンの電気代節約のために暑さをガマンするなんてしないことだ。
さらに通信費の引き下げだ。
数年前までは夫婦二人のドコモ通信費は1万7000円/月かかっていた。
サラリーマンをしていた頃は、この費用にほとんど無頓着だったので全く気にしなかった。
定年退職を機に、通信費の見直しを行ったところ、現在9000円/月にまで減った。
通信料金の見直しが政策課題となり、さらに安いコースがあるので、現在考え中だ。
おそらく、夫婦二人で6000円/月ぐらいまで減らせるとハッピーだが・・・
(4)その他の方法
新聞や牛乳など宅配を受けている人はもいる。
宅配は便利で使い勝手が良いが、基本的には新聞や牛乳宅配は解約しておく方がいい。
新聞は図書館で読めばいいし、牛乳などはスーパーで買えばいいし、旅行や外出で家に不在の時も増えるので、宅配が無駄になる場合も増えてくるからだ。
ただし、パルシステムのように「欲しい物と欲しい時だけ」宅配していくれるサービスは便利だ。
食費だが、これを切り詰めるのは難しい。
退職しても行き付けの寿司屋でビールを飲みながら寿司をつまみたいし、行き付けの天ぷら屋で揚げたての天ぷらは食いたい。
ただし、サラリーマン時代のように夜な夜な飲み歩くことはなくなるので、飲み代は大幅に引き下げることができる。
そもそも、60歳台でバカ食いをする人は少なく、食費代は自然に下がる。
こうした経常費用の節約だけでも、月間費用は大きく下がる。
自分の家計で見ると、年間で見て経常的費用∔娯楽費∔旅行費でサラリーマン時代よりも40%下がった。
次回はもう一つの大切なこと・・・年金収入・定年延長後の給料・不動産収入・株式配当収入・債券金利などの毎月の定額的な入金については次回考えてみたい。

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