
アリとキリギリスのイソップ寓話。
夏の間、働き食物を集めたアリ、バイオリンを弾き遊んで暮らすキリギリス、冬になるとキリギリスは食べ物がなくなり死んでしまうという話だ。
労働の大切さを子供に理解させる寓話だ。
確かに若い時期は家族のために「家」を建て、「車」を買い、子供たちに「良い教育」を与える・・・そのため無理をしてでも働く。
多くの人たちは20歳台から50歳代まで30年以上「アリ」生活を続ける。
しかし、60歳を過ぎ、残りの人生に限りがある年代は、「キリギリス」生活をすべきだと思う。
現代では「家」「家業」「相続」を考える人たちは限られている。
親から受け継いだ「家」を子供に残すというほどの格式の高い家庭は、ごくごく一部に限られている。
多くの人たちは自分の残りの人生を自分の好きなように生きることだけを考える。
おカネは死後の世界に持ってはいけない。
また「子孫に美田を残さず」も大切な言葉だ。
美田を残しても子孫の相続争いを増やすだけだ。
となれば、60歳過ぎたら「キリギリス」生活を考えた方がいい。
自分のおカネは自分で使い、死ぬ時にはすべて使いきり、貯金ゼロになって天国へ行く・・・これが理想なのだ。
実際には貧乏のキリギリスもいるし、金持ちのキリギリスもいる。
貧乏のキリギリスは「キリギリス」生活をできないと思う人もいるだろう。
しかし、それは間違いだ。
自分のできる範囲で「キリギリス」生活をすればいいだけなのだ。
老後は自分自身の問題だ。
「老後2000万円問題」のインチキなところは、「平均」で考えていることだ。
ファイナンシャルプランナーが、60~70歳台の家計を調べて、平均的な年金や給与収入、それに対する平均的な支出を比べて、毎月毎月赤字で出て、その赤字の20年分を合計すると2000万円に不足になると言っているに過ぎない。
でも、実際、誰も平均的な生活をしていない。
金持ちはもっと派手に使っているだろうし、貧乏家計では身の丈に合わせた支出をしているだろう。
「平均」には意味がない・・・ということにファイナンシャルプランナーは気が付いていない。

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