
昔から株式市場によく見られる株価の動きに「リターン・リバーサル」というのがある。
物理でいう「作用」と「反作用」の関係で、一方向に株価が動く(作用)に対して逆方向に株価が動く(反作用)が起こる。
「リターンリバーサル」は短期の株価変動ではほぼ確実に起こり、中期、長期とタイムスパンが長くなるにつれて確実性が下がっていく。
まずは分かりやすい「短期のリターンリバーサル」を考えてみよう。
ザラ場(取引時間内の市場)では、ファンダメンタルの変化は寄付きで消化するので、ほとんど株式需給や市場心理のよる株価変化になる。
こうした短期市場では「リターンリバーサル」が顕著に見られる。
誰かが「成行き買い」を入れると株価が上昇し、上昇した株価を見て「利食い売り」を出す・・・「成行き売り」が入ると市場参加者は警戒をするが、約定が終わったところで「打診買い」を出す・・・・などでリターンリバーサルが起こるのだろう。
もう一つ重要な市場の値動きは「ミーン・リバージョン」という特徴的な値動きだ。
これは平均への回帰といもいえる現象で、「株価が上がったり下がったりしながら、平均値へ向かう」という現象だ。
これも一種の「作用」と「反作用」だが、一定の範囲を超える値動きが生じ平均値から離れてしまうと、逆に平均値へ戻る反作用が起こることがある。
これを「ミーン・リバージョン」と呼んでいる。
たとえば、RSIなどのオシレーター系の指標には「ミーン・リバージョン」がほぼ確実に見られる。
RSIは一定期間の(上げ幅の合計)を(上げ幅+下げ幅の合計)で割り算して%表示したものだ。
相対的な強さを0~100%で示すものだが、これは一定幅で動き、しばらくすると平均値に戻っていく。
平均への回帰がほぼ確実に起こるオシレーター(振り子のような動きを示す指標)で、この「ミーンリバージョン」を収益化できる。
もちろん、RSIがピークアウトしたからといっても、株価が必ず下落するわけではない・・・高値保合いに入り、株価が下落してなくてもRSIが低下する場合もありえる。
逆に、RSIがボトムアウトしたからといっても、株価が必ず上昇するわけではない・・・株価が底練りを続け、RSIが上昇するという場合もありえる。
しかし、それでもRSIのピークで株を売り、RSIのボトムで株を買うことを繰り返すことで収益化する機会は増えるだろう。
リターン・リバーサルは小さい値動きでもどんな時でも起こる株価現象だが、ミーン・リバージョンは極端な動きで株価が異常値を示す時に強い反作用として起こる場合が多い。
この「リターン・リバーサル」と「ミーン・リバージョン」をうまく使うことで運用能力は飛躍的に向上する。
チャート分析の応用編として、この「リターン・リバーサル」と「ミーン・リバージョン」を掘り下げて見方と使い方を考えてみたいと思う。

興味のある方は以下のURLからアクセスしてください。
https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5

https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM

にほんブログ村