
ソフトバンクGのMBO(マネージメント・バイアウト)説が出てきた。
今年に入ってからソフトバンクGは大規模な自社株買いを続け、現在までで発行株式の12%弱を買った。
しかも次々に高値で自社株買いをしているため、株価インパクトは非常に大きい。
このまま自社株買いを続けると、確かにMBOの噂のように発行株式の6割以上を買い、孫さんの保有株2割を加えると、実に8割以上の株式が市場から消えてなくなることになる。
その段階でMBOをすれば、孫さんは資金的には比較的少額で買い取り、株式を非公開にすることをできる。
この話を聞いていてフッと思い出したのが、ジョージソロス氏が自らのヘッジファンドのソロスマネージメントを「ファミリーオフィス」に転換した時のことだ。
ジョージソロス氏は1992年にイングランド銀行に対してポンド売りを大規模に仕掛け、ERMという管理通貨制度を打ち破った事件があまりにも有名だ。
でもそれだけではない・・・ソロス氏はマクロの矛盾点を突き、多くの通貨や金利・株式をトレードして巨額の利益を上げた。
ソロスファンドでは市場を動かすほどの巨額売買を行ったドラッケンミラー氏は東京でも有名だったし、キャリートレードで大儲けしたロディティ氏にもロンドンの高級街ハムステッドで会ったことがある。
しかし、ソロス氏はソロスマネージメントを閉鎖し、預かった資金を顧客に返した・・・そして、自分の資金だけを運用する「ファミリーオフィス」に転換した。
ある意味、孫さんもソロス氏と同様に、株主に資金を返し、自分の資金を自ら運用する「ファミリーオフィス」を目指しているのかもしれない。
孫さんは買収した通信会社を売却し、ビジョンファンドの保有株式を売却し、その資金で大規模な自社株買いを実施している最中だが、これが続いていけば、残った資本や資産は孫さんの自己勘定=ファミリーオフィスに近い性格になる。
ソロス氏の場合は年齢も年齢だし、投資家にゴチャゴチャ言われるのは嫌だ・・・だから、自分だけの「ファミリーオフィス」にする・・・そうすれば誰も何も言えない。
でも、孫さんの場合は最後の大勝負をしたいのかもしれない。
そのためにはゴチャゴチャ言う株主もいらないし、直接関係ない証券会社のアナリストにゴチャゴチャ言われる上場を続ける気がしないというところかもしれない。
いずれにしても、孫さんは残り少ない人生を賭けた驚きの行動を取るかもしれない。
その場合MBO価格がどうなるか・・・孫さんにとってはMBO価格が高すぎないことが望ましい。
資産売却と自社株買いによってソフトバンクのバランスシートが大きく変わる・・・資産売却後の純資産は意外と小さいかもしれない。

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