
最近のブログを振り返ってみたい。
チェック1・・・5/13「テスラ株はバブルのバロメーター」を書いたが、テスラ株は900ドルの大台を乗り越え、史上最高値に飛び出した。
このところの上昇はテスラ自身というより、スペースXの打ち上げ成功でイーロン・マスク氏の経営力評価が上がっているためかもしれない・・・しかし、いよいよ米株はバブル領域に入りつつあるのかもしれない。
値動きが激しい局面に入ってくるのだろう。
チェック2・・・5/25「個人の買いが株高の原動力」で書いたのは、新型コロナ後グローバルに個人投資家が活躍したのが株高につながったことだ。
しかし、日本の個人投資家は鋭い・・・5月第4週の個人は現物売買で3059億円の売り越し、信用売買でも256億円の売り越しに転じている。
さらに信用残でも2兆136億円と前週比300億円程度の減少となった・・・しっかり、利食いを入れている。
高値での利食いは「千人力」だろう。
チェック3・・・6/5「中国のプラクティカルな思惑」で、米中が貿易摩擦の合意第一弾の破棄に向かう可能性を書いた。
合意に反して中国が米農産物を買っていないことが、米国内でも問題になり始めた。
特に中西部の農業州で不満によりトランプ支持が低下してきているからだ。
おそらく、中国は米農産物の買いペースが上がらず、もう合意を守ることが困難なのだろう・・・となると、第一弾合意を破棄する方向に進む可能性が出てきた。
トランプが香港への優遇見直しを決定すると、それに中国が反応する形で、最悪、第一弾合意の破棄につながるだろう。
さらに金融面にも変化の芽が出てきた。
それはFRBのスタンスが微妙に緊急モードから平常モードに戻りつつあることだ。
(1)FRBのバランスシートの伸びが鈍化したこと。
4月は毎週2000億ドル~1兆ドルの大幅な拡大をしてきたが、5月以降は600億ドル~2000億ドルにスローダウンしてきた・・・6月はほぼ数百億ドルへとさらに減少するだろう。
(2)長期金利の上昇を放置していること。
経済活動を再開を買った株高の局面で、米10年金利が0.9%台まで素直に上昇した。
景気の底入れを素直に反映した動きだろうが、FOMCでトーンダウンしてくる可能性も見るべきだろう。
テスラ株がバブル領域に入り、米株全体にはバブル警戒が高まる・・・さらに株高を演出してきた個人投資家が利食いに入る・・・米中摩擦も懸念が引き続き強い。
さらにFRBが微妙にスタンスを変えてくる可能性があり、相場にちょっとした変化の芽が見られる。

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