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よく言われるのは「二番底はあるか?」という問いだが、人によって「二番底」の意味が微妙に違っている気がする。
評論家には「3月中旬の日経平均16000円台が一番底、日経平均で18000円を割れた4月初旬の安値が二番底」としている人もいる・・・また、「3月中旬の一番底に対して、これから二番底を付けに行く」と予想している人もいる。
二番底とは何か? ・・・まず基本的な話から始めたい。

ダブル・トップというと昔見たチャートを思い出す・・・女性のスカートの丈のチャートだ。
女性のスカートには流行があるので、長くなったり短くなったりする。
1980年代はミニスカートが流行したが、最初のピークは83年、そして、二回目のピークが86年にあった。
流行に敏感な人たちが最初にミニスカートをはき流行を作り、一旦落ち着いてから遅れてきた人たちがミニスカートをはき、二回目のピークを付けた・・・と考えられる。
これが二番天井(二番底)と呼ばれ、この形をダブル・トップ(ボトム)という。
簡単に言えば、ダブル・トップ(ボトム)は世の中の流行に敏感な人たちと遅れてくる人たちの時間差で作られる。
そういう意味では株式だけではなく、流行のあるモノなら何でもこの形を作る可能性がある。

ミニスカートの流行時期を見ると、欧州からミニスカートが登場した1960年代、そして、1980年代で、いずれも好景気だった。
景気が良くなると、世の中が明るくなり、スカート丈が短くなる???
でも現代では女子高生はいつでもミニスカートなので、もはや流行ではなく、定着してしまっている・・・景気との関係も薄れてしまったようだ。

株式市場でもダブル・ピーク(ボトム)はよく見られる。
最近の典型的な例がチャイナショックと原油暴落で大幅な調整となった2015~2016年だ。
2014年の上海市場は熱狂的な相場で・・・リーマン危機後の大型投資による中国景気の過熱、さらに香港ー上海コネクトによる外国人買いの期待で上海総合は5000ポイントに乗せた・・・そして過熱感が行き過ぎ3000ポイントまでの大暴落を演じた。
同時に中国景気の悪化による需要減少を懸念し、原油も30ドルまで暴落した。
世界株安の中、日経平均も急落し2016年2月の一番底14865円、その4か月後の6月に14864円の二番底を作った。

原油や為替や株価に敏感な投資家が株を売却し一番底を作る・・・そして、景気実態が見えてきてファンダメンタルに不安を感じた投資家が株を売却し二番底を作る。
ついでに教科書的に言うと、およそ、一番底と二番底の間は3か月から6か月だ。
しかし、実際のリアルな市場にいると、2番底は市場の雰囲気が悪い中で起こるので、そんなに簡単な事ではない。
今回の新型コロナ暴落でも、一番底が3月であったことは衆目の一致するところだろう。
二番底はあるのか、どんな状況で起こるのかを考えてみたい。


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