
自民党総裁選、11人もの候補が乱立する展開になっている。
派閥のタガが外れ、個人を自由意志で立候補できると良い面を強調する評論家も多いが・・・。
雨後のタケノコのように次から次へと立候補するが、立候補予定者全員が本気で自民党の悪弊を完全に除去し、日本の将来を考えているのか、というとそうでもないだろうと思う。
でが、なぜ、総裁選に立候補するのか?
その思惑は三つあるだろう・・・
第一に、20人程度の推薦人を集められなければ自民党内で存在感を失う。
派閥枠が外れ、誰でも立候補できるとなると、立候補できない政治家は存在感が無くなるのは必然。
自らの党内影響力を誇示することが自分の政治生命には不可欠で、結果はどうあれ、立候補しないという選択肢はない。
第二に、自らの存在感を示すことで総裁になれなくても勝ち馬に乗り閣僚ポストをゲットする。
最初の投票(党員も含めた)では過半数を取る政治家は出てこない可能性が高い。
となると、次の決戦投票は国会議員の投票なので、誰と誰が組むのかという仲間内の論理が総裁を決めることになる。
その際、うまく勝ち馬に乗れれば、その貢献度に応じて閣僚ポストにありつける。
この過程で旧来型の「派閥」が復活してくるかもしれないので、有権者はよく見ておきたい。
第三に、総裁選後の総選挙に勝つために顔と名前とイメージを売っておく。
これが一番重要だと思うが、首相決定ー特別国会召集後に総選挙が行われる可能性が高い。
この選挙では「統一教会」と「裏金」に関わる自民党議員は、ネガティブリストが公開され落選の危機につながる。
その前に顔を売りイメージを売るには、連日マスコミが過熱報道する総裁選に出てアピールするのが重要なのだろう。
まあ、普通に考えるだけで自民党議員のほとんどがいろいろな思惑で動いている。
そうでないのは、最後の戦いとして自らの政治生命を賭ける、逆風でも正論で真向勝負できる「石破さん」、将来性はピカイチなのに混迷の総裁選に出てきた「小泉さん」ぐらいかもしれない。
この二人の共通するのは「無派閥」で「孤高」なことだ。
自民党内のシガラミから離れ、国民と向き合い、国民の期待を集める政治家だと思う。
「小石河」から「河」は外れ、「小石」の連合が出来れば、一番ピンとくる。
石破総裁ー小泉副総裁、あるいは小泉総裁ー石破副総裁こうなれば株価が上昇するだろう。
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