
多くの子供のたちに人気だったのが、一つは「○○戦隊」、もう一つは「仮面ライダー」。
○○戦隊は俗に言う戦隊物で、大体5人一組でレッド・ブルー・イエロー・ホワイト・ピンクの5色の衣装で悪者を打ち破るストーリーだ。
一方、仮面ライダーはたった一人でショッカー軍団を戦い、ピンチに次ぐピンチを乗り越えて最後に勝つストーリーだ。
子供の頃からこの「一人で戦うヒーロー」の方が「チームで戦うヒーロー」よりも好きだった。
日の丸半導体企業、エルピーダメモリ―を率いた坂本さんが亡くなった。
2010年頃、筆者は運用会社の株式運用ヘッドだったが、毎期末の坂本さんがオフィスを訪問され、社内でミーティングをしたことを思い出す。
いつもたった一人で運用会社訪問をしている、金融機関回りも一人でこなしていたのだと思う。
リーマンショック後の厳しい経営環境でも、真摯に投資家と対話を持ち、金融機関との関係を維持し、たいへんなご苦労をされたと想像できる。
これをたった一人で行動されていた。
海外投資家の説明会でも多くの日本企業はまるで「大名行列のような」大人数で押しかける。
海外投資家の厳しい質問に対して、多くの社長が多くの部下を引き連れて対応しようとしている。
海外投資家から見れば、社長の「自信の欠如」に見えてしまう。
でも坂本さんはどこへ行くのも「たった一人」だ。
そこに坂本さんの意気込みや情熱が凝縮されていたと感じる。
残念ながらエルピーダは結局行き詰まり、広島工場は米マイクロンに買収された。
でも、今でも坂本さんの言葉を思い出す。
飾らず、噓をつかず、真正面から投資家に対応する姿勢だった。
坂本さんのご冥福をお祈りしたい。
相場テクニックとして「酒田五法」格言をはじめ、相場格言の現代的活用や実戦のための本

https://www.amazon.co.jp/dp/B0BBQM526Y
PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S
過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5
正確なパフォーマンス計測から運用は進化する、自分の弱点の分析によって運用能力を引き上げる本

https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0
ソブリンファンドや年金ファンドなど海外の巨大運用機関の訪問記、市場を理解するのに役立つ本

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD
需給はすべてに先行する、株式需給を分析するための基礎知識を中心に解説した本

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM

にほんブログ村