
大晦日、2023年も終わる。
今年はJリートで苦労した・・・
昨年末の黒田・日銀の突然のYCC枠拡大・・・そしてJリート市場の急落・・・この余波を受けて2023年のJリート市場は始まった。
Jリートは利回り商品なので、当局の利上げに弱い。
FRBが急速な利上げをする中、米国リートが下落しJリートも連動して下落する。
さらに植田・日銀も徐々に金利の正常化を進める方向で、Jリート市場が将来のゼロ金利解除を織り込んで下落する。
この厳しい環境にあって、10-12月期はJリート投信の損切り売りが続き一段と厳しさを増した。
筆者のポートフォリオはJリートを60%、株式を30%、円債10%という構成だが、そのうちJリートは-6.8%とマイナスに沈んだ。
一方、株式が+29.8%と好調で利食いできた。
寄与度を計算すると、Jリートの寄与分は-4.0%、株式の寄与分は+8.9%、配当の寄与分は+5.1%となった。
トータルでは+10%とプラスだったが・・・
主に株式の爆上げが寄与しただけで、主力のJリート・ポートフォリオは情けないパフォーマンスで終わった。
しかし2024年は株式よりもJリートに期待している。
日銀のゼロ金利解除はかなりの部分織り込まれているし、FRBは年央のどこかで利上げから利下げへとスタンスを変えると予想されているからだ。
4.3%というグローバルリートと比べても高い利回り、不動産市場の安定(海外の不動産会社が日本に参入)、為替・円安からの変化(円資産への注目度高まる)など、Jリートの運用環境は改善してくると見ているからだ。
今年はいよいよ「新NISAのポートフォリオ」を作る年になる。
新NISAポートフォリオは5年後に完成するわけだが、当面銘柄リサーチと分析が忙しくなる。
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