
忘年会のシーズンで、会社員の会社忘年会についてのアンケートがあった。
忘年会の意識調査では「参加したい」が55.6%、年代では20歳台が61%で最も高く、30歳台が54.9%、40~50歳台は50%ソコソコだ。
20歳台は会社費用で飲み食いできるのがポイントだろうし、30歳台は自分の将来を考えての人脈作りなども目的になるかもしれない。
でも人脈づくりといっても「ゴマすり」ではない。
上司にゴマすっても全くの無駄なことを理解しているからだ。
昔の若手社員は上司の出世に自らの出世を賭けていた。
上司にゴマすり、お中元やお歳暮は欠かさず、何を言われても「ハイハイとイエスマン」で従う。
休日にはゴルフのお迎え、夜の付きあいも完璧にこなす(家族を顧みず)。
こういうサラリーマンが上司の出世とともに出世する場合もあるが、逆に上司が左遷され自分の将来もパーという場合もある。
だいたい「虚礼廃止」とされていながら、お歳暮を贈る輩も多くいるし、それをあたりまえのように受け取る上司もいる。
これが昔のサラリーマン社会、上司コネと学歴で決まる、実力はほとんど関係ない。
しかし時代は大きく変わり、現代は誰でも簡単に転職できる社会だ。
信頼している部下が「突然転職する」「ビジネスが行き詰まる」というのが、上司の最大のリスクになってくるだろう。
だとしたら、部下の日常的な活動をきっちりとモニタリングできないと上司は危うい。
筆者も運用会社の運用本部長だった時、実はこのリスクを一番に考えた。
優秀なファンドマネージャーやアナリストが当然転職したら、顧客との関係を含めて大変なビジネスリスクになるからだ。
そのために「〇○○会」と名付けて定期的に若い連中を集めて飲み会をした。
一次会費用の半分、二次会費用の全額を出して若手社員とワイワイと騒いだ。
この飲み会効果は大きく、普段接していない部下の情報がいろいろと入ってくる。
こうした情報をジグソーパズルのように組み立てると、いろんな部下の置かれた状況が分かってくる。
ナマの情報を得るには、定期的な飲み会がとても役立った。
現代のサラリーマン上司は楽じゃない。
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