
日経平均が3万円を大きく越え、3万3000円台の高水準まで上昇した。
この3万円台を新規に買っていいのだろうか?
投資家には気迷いがあるだろう。
「株式投資」をこれから始めようとしている人は「株は松茸と違う」ということを頭に入れておいた方がいい。
松茸の旬は秋の一瞬だが、上場している株は取引所がオープンしている限りいつでも同じ権利と持つ株式を買える。
まずは「買って市場に参加する」ことが一番だ。
自分で買ってもいないの「あ~だ、こ~だ」というのは評論家だけに任せておけばいい。
「株は買ってから考える」
株は上がるか下がるかしかない。
買ってから上がるかもしれない、下がるかもしれない、でも次にいくらで買うかを考えておくことだ。
おそらく用意した資金を5~10回ぐらいに分割して投資をするのがいい。
市場の動きを考え、ファンダメンタルの変化を考え、欲しい会社のバリュエーションを考える。
たとえば、PER20倍で最初に買ったら次にPER19倍で買い、その次にはPER18倍で買う・・・決めておくのは一法だ。
こうなると、下がる株の方が楽しい。
買ってからすぐに上がってしまうと次は買いにくくなる。
買ってから下がると次の買い場を狙うハンターのように楽しい気分になる。
次のどこで買うかを考えているだけで株の醍醐味を味わえる。
「株は天底を売り買いするのは不可能、平均的に安く買い、平均的に高く売る」
天井で売り、底で買うのは普通ありえない。
下落時に買い下がっていき、上昇時に売り上がっていく・・・そして安値圏で平均的に安く買い、高値圏で平均的に高く売れれば自然に大きな儲けが出る。
「安値圏で弱気になるな、高値圏で強気になるな」
株価が下がれば下がるほど悲観的な材料を織り込んでしまっているので強気になり、株価が上がれば上がるほど楽観的な材料を織り込んでしまっているので弱気になる。
良いニュースでも悪いニュースでも一旦織り込んでしまえば株価が安定する。
悪材料を織り込んだ株価はどのぐらいの時間がかかるかは別として底値圏を形成していく。
この安値圏で平均的に安く買えば、たいていの場合、数か月、数年後には利益になっている。
今は「株の買い時」なのか?
株は「いつでも買い時」だと答える。
相場テクニックとして「酒田五法」格言をはじめ、相場格言の現代的活用や実戦のための本

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PER・PBRなどのバリュエーションを実戦でリターンを上げることを主題として解説した本

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過去の株価というだけのでチャート、これを市場心理の分析道具として実戦で使うことを目標に解説した本

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