
老後への不安がどんどん大きくなっていく高齢化時代。
「老後2000万円必要」とか、「年金制度は破たんする」とか、「老後破産する」とか、「下流老人になる」とか、様ざまな表現で老後への不安がマスコミで語られている。
そんな社会心理を利用して・・・「老後のために今すべき事」だとか、「60歳までに2000万円を貯める」だとか、インチキ商法やインチキ本が数多く出ている。
不安心理を煽って詐欺的な商売をしているようにみえる。
こんな風潮には大きな違和感を感じる。
若い世代が自分の老後の年金を心配したり、老後資金をガマンを重ねて貯金したり・・・はっきり言ってこれらはすべて必要がないと思う。
若いうちには若い時しかできない事を一生懸命やることが大切だ。
子供はあっという間に大きくなる。
幼児時代の子供との生活を楽しみ、小学生になればその時の子供の成長を見守り、中学生・高校生になれば子供のやりたい事を応援し、大学生になれば子供の自立が促す。
その時、その時の家族や子供との生活を楽しむ事が何より大切だと思う。
こんな風潮やマスコミの論調で、老後に不安を持っている人たちは田舎に来てみるといい。
田舎の高齢者は自分の人生を十分に楽しんでいる。
地元の老夫婦たちは確かに金持ちではないし、老後資金を2000万円持っているとは到底思えない。
おそらく国民年金でカスカスの生活をしている人も多いはずだ。
でも、彼らの生活を楽しんでいる。
夫婦で毎日のように温泉を400円で楽しみ、お婆さんたちの肌はツルツル。
自宅の農園で新鮮な朝どれ野菜を作り、美味しい食材で料理を作り豊な食生活をする。
たまに1000円程度でグランドゴルフを夫婦で楽しみ、地域の大会に出て多くの地域老人と交流する。
地域のゴルフ大会も6000円程度で参加でき、成績が良ければ豪華賞品も獲得できる。
田舎のお爺さんやお婆さんを見ていると全く老後の心配をしているようには見えない。
みんな健康に気を付けているのがよく分かるが、おカネの心配はしていない。
その時、その時で人生を楽しむ方法をよく知っているのだと思う。
おカネがなければないで、その範囲で楽しむ方法を知っている。
地域には「無尽」のような相互扶養システムがあり、お互いに助け合う事があたりまえなのだ。
伝統的な日本社会は田舎に残っていて、何十年先の老後の心配よりも今の生活を楽しむ事が大切だと思わさせてくれる。
「老後のために」貯金をして「老後のために」買いたい物も買わずガマンするという事が根本的に違うと感じる。
今の生活を楽しむ、自分のできる範囲で楽しむ、人を羨むことなく自分を大切にする・・・こういう老後を迎えたいものだ。
興味のある方は以下のURLからアクセスしてください。

https://www.amazon.co.jp/dp/B097MY83XZ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BMX1VST198R56XWPHT2S

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5

https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM


にほんブログ村