
ブルームバーグによると、米国の高成長株に特化した「ARKイノベーション・ファンドETF(ARKK)」には多くの空売り投資家が殺到し、発行口数の6.8%もの空売り残になっているという。
このETFは日本では日興アセットが公募投信として販売している。
「破壊的イノベーション」というなんか凄そうなネーミングで販売攻勢をかけていたものだ。
ハイテク・高PER銘柄への売りが増えるとともに、このARKKのパフォーマンスは激落している。
もう一つ、ブルームバーグによると「クレーンシェアーズETF(KWEB)」に買いが増えているという。
このKWEBはテンセント、美団、アリババ、百度などの中国IT企業を組み込んだETFだ。
中国IT企業は「共同富裕」政策とともに習近平政権に睨まれ、株価が大暴落したのは記憶に新しい。
その大幅に下落した株価で大規模な押し目買いとしたらしい。
ヘッジファンドに詳しい「さすらいのストラテジスト」宮島さんも、昨年11月からFRBがタカ派に変身し、ヘッジファンドはそれまで大幅にロングだったNASDAQ上場の成長株を売却している、その一方、大きく下落した中国IT企業の底値買いを実行しているという。
この投資行動が端的に現れているのが、クレーンシェアーズETFの買いとARKイノベーションETFの空売りなのだろう。
この1月からのこのロング/ショートのパフォーマンスは以下の通り。
100の資金でロングショートを組んでみると・・・
12/30 1/26
単価 金額 単価 金額
ロング・・・KWEB 37.09 100 34.74 93.65
ショート・・ARKK 94.59 100 69.03 127.04
ロング側で-6.3%、ショート側で∔27.04%の大幅なプラス、ロング/ショートで20.7%という大幅なパフォーマンスを上げていることになる。
恐るべし、ヘッジファンドの運用力!!!
ここでは一例として100の資金でロング/ショートを組んだ計算だが、実際にはARKKの資産残高は120億ドルあり、6.8%とすると8億ドルの空売り残がある。
問題はいつ買戻しに入るか・・・
ブログランキングに参加しています。
プチっとお願いします!!


https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5

https://www.amazon.co.jp/dp/B08G8MD1YY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Uy5tFbPATARV5

https://www.amazon.co.jp/dp/B0874QPNDG/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_YO9LEbX6VWKB0

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VW66RCN/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_5NdqDbDN159VD

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TFM4GNL/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_2UadDbTW8SSZM


にほんブログ村