
2021年の前半、我がポジションは大きく稼いでくれた。
運用残高は23.3%の増加。
資金の出入りが全くないので、運用残高の増加=半期のパフォーマンスとなるから計算が簡単だ。
さらにこの半期の受け取り配当だが、期初運用金額に対して2.6%だった。
キャピタルゲイン:+23.3%、インカムゲイン:+2.6%・・・トータルゲイン:+25.9%
半期としては十分満足できる結果だった。
ポジション運営を振り返ってみよう。
年初から保有株式を売却しリートを買い、3月末にはリート100%のポートフォリオになった。
特に4%台の分配金利回りのあった、大手住宅・不動産企業をスポンサーに持つ「積水ハウス・リート」、「大和ハウス・リート」、物流の高利回り株の「CRBロジ」、東急不動産をスポンサーに持つ「アクティビア」などを組み入れた。
一方、ヘッジポジションとして、TOPIXベア2倍をポジションの10%程度を組入れた。
その結果90%リート、10%TOPIXベア2倍という構成比だった。
そして、6月の後半から売り上がり戦略を取り、リート価格の上昇に合わせてポジションの売却を開始した。
現在も売り上がり戦略を取っているが、6月末ではリート80%、5%TOPIXベア2倍、15%キャッシュという構成に変わった。
その理由だが・・・
(1)年初から10%程度の株価指数の調整はいつ起きてもおかしくないと考えていたこと。
そのためにヘッジポジションとして「TOPIXベア2倍」を10%(エクスポージャーは20%)組入れた。
(2)米・住宅市場や海外投資家の不動産の見方などから、株式よりもリートが有利と考えたこと。
株式を売り、リートを買い、ポートフォリオ全体をリートに変更した。
(3)FTグローバルのJリート組入れの完了に合わせて、売り上がり戦略を取ったこと。
FTグローバルの4回目の組入れが6月だったので、7月以降は需給が悪化する可能性がある。
その前に売り上がり戦略を実行し、20%程度のキャッシュ比率を目標にした。
7月以降もリート価格が上昇するならば、さらに売り上がり戦略を続け、キャッシュ比率を40%に引き上げるつもりだ。
2021年の下期は、上期よりも複雑な市場になる。
ワクチン接種の拡大を織り込み、経済の正常化を織り込み、さらに米国のテーパリングを織り込んでいく市場になるからだ。
価格が上昇した局面では利食いを先行させ、キャッシュ比率を引き上げていくことが最良の運用方針と考えている。

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