
年末年始は大寒波が来るらしい。
仕事納めの28日を前にして、マスコミやテレビで「大寒波、大雪、交通の大混乱・・・」と盛んに言われてきたので、おそらく、帰省する人たちにも十分すぎるぐらいに「大寒波、大雪、交通大混乱」が刷り込まれてきたのだろう。
そうなると、物事は逆になる・・・鉄道や飛行機の利用が増え、高速道路は敬遠される。
29日に清里に来たが、いつもの帰省ラッシュもなく、高速道路の渋滞は全くなかった。
大騒ぎをしてくれたマスコミに感謝しながら、快適なドライブで2時間で東京から清里に無事到着。
清里は夜はマイナス7度ぐらいまで下がり、水も川も土も木も草も凍る。
だけど、晴天が続いているので昼間は霜や氷も解け、暖かい時間で犬も昼寝を貪る。
太陽の光でサンルーム状態になり室温は24度ぐらいまで上昇し、暖房がいらないだけでなく半袖でいられるぐらいの暖かさだ。
この時期の清里は夜が早い。
日没は5時過ぎだが、その前後からすべての物が急速に冷たくなっていく。
そして、蕎麦屋も洋食レストランも入れるのは6時までに入店した客のみで、6時以降は店主の気分次第でいつでも閉店されてしまう。
これを知っている客はちゃんと6時までに行くので、6時前はけっこう満席状態に近く混みあう。
そして、食事が運ばれ食べている時、来店する客に店主が「すみません、今日はもう閉店なんです。」と言っているのを聞く。
早く来て良かったという安堵の表情を浮かべる。
夜は温泉に行くのが楽しみだ。
丘の公園にある「天女の湯」へはいつも歩いて行くのだが、さすがに外はマイナス5度以下になっているので寒く、わずかな距離だが車を使う。
「天女の湯」の露天風呂はちょっとゆるいが、マイナス5度の外気の下でゆったりと湯に浸かると、いつまでも入っていられるような感じだ。
満天の星空を見ながら温めの湯に長時間浸かり、いろんな事をぼーっと考える。
至極の時間を過すことができる。
・・・・こうして1年が終わっていく。

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